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台風大荒れの日に成田を発ち、ホノルルへ。ゼミ旅行でやってきた。お買い物したい学生の意思を尊重し、こちらは、レンタカーでスーパーマーケット巡り。ホノルル近辺は、セーフウェイが数店あって、なかなか良い。最近できたターゲットもなかなかおもしろい・・
今回のお伴は、赤いクライスラー。私は地図好きで、地図を頼りに、あちこちへいくのが大得意だったんだけど、今では悲しいかな!地図にのってる小さな通りの名前が全く読めない。老眼とは、こういうことだと実感。
カーナビにお世話になることに・・。アメリカのカーナビなんてと、馬鹿にしてたけど、いや、なかなか賢い。おかげであちこち行けて、時間の無駄もない。老いては、素直に従うことも大事だなぁ。
ハワイでのディナークルーズ内での、写真。中学生か高校生くらいの男の子たち、彼らもたまたま乗り合わせただけだけど、盛り上げ隊として頑張って踊っていた。日本の中高生なら、こういうことになっていただろうか・・、しら~としらけてるだけじゃないかと。
彼ら自身も楽しんではいるが、大人からの期待を受けて、それなりに行動しているのではと思うのは、買いかぶりすぎかな。でも、大人とのキャッチボールができているように感じた。
ちょうど東大大学院生の書いた「希望難民ご一行様」を帰りの飛行機の中で読んだ。若者が唱える若者論は、「いまどきの若いもんは・・・」というオヤジの説教くささがなくていいけど、将来がほぼ約束された東大院生が書くと、ちょいといやらしい。
でも、まっとうなことが書かれている。若者にあきらめさせろと。あきらめ方やあきらめた後が問題と思うけど、今の世の中、変に夢をとか、生きがいをとか、大人が言い過ぎる。きれいごとばかりで、自分だって、夢を追い続けることはしなかったはずなのに、やたら若者に夢をとかいう。
本音を言わないから、どんどんねじ曲げられていくばかり。。。
ロシアにやってきた。アエロフロートは、なかなか快適。エコノミー席のスクリーンには、USBとLANのジャックがついている。機内食だって、米国系のエアラインよりもずーーとよかった。
今までのロシアへのイメージが、飛行機の中から変わって行く。乗り継ぎのモスクワの空港は素晴らしく美しいし、いろいろなことが変わっているのだと感じる。
やっぱり政治の力、プーチン、メドベージェフ、本当のところはわからないけど、リーダー湿布も取れそうだし、何よりめっちゃ頭がよさそう。それにひきかえ・・
それから、ロシア市場は、韓国勢。こっちで読んだ新聞には、サンクトペテルブルグにできたHYUDAI工場のオープニングパーティに、プーチンがやってきたそうだ。ほんま、政治も企業も頑張らなあかん。
モスクワには、マクドナルド、スターバックス、KFC・・米国系ファーストフードチェーンは、日本と同じくらいある。流通業も、ヨーロッパ系で、独メトロや仏オーシャン、ご存知イケアもやってきている。
高級レストランでも、昨年 Nobuが、そして今月!、MEGUができている。NYの店は、どちらも客単価500ドルは下らない。ロッテホテル(こちらもめっちゃバブリー)にできたMEGUへ繰り出す。
バブリーRussians で溢れているかと思いきや、月曜日のせいか、ガラガラ。二人で飲み物1杯ずつ、石焼ステーキ、スシロール、デザート2品で2万円ほど。ロッテホテルに隣接するショッピング施設の21階にあるバーも、またしゃれていて、こちらも、MEGUほど高くはないが相当高い。夜景が見えて、すてきなインテリア。おしゃれな男女で賑わっている。
が、外に出れば、物乞いの人もいるし、路上で寝ている人もいる。貧富の格差、また都市と地方の格差も、半端ないように感じる。