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バングラ2012 アーカイブ

2012年03月10日

1億6千万人がみんな豊かになれるのか

 バングラディシュの経済は、GDP成長率で行くと5から6%の伸びを続けている。私たちがダッカに到着したときも、日本からJETROが50名ほどの視察団と一緒だった。円高だし、どこか効率よく投資できるところはないだろうか。NEXT11でもあるバングラディシュには熱い視線が注がれている。

 ミャンマーに近いチッタゴンは港もあり、繊維産業が盛んである。大きな工場もたくさんあるし、GAPもすでに進出済み。ユニクロもこのあたりも中国の次の生産地と決めたのだろう。

 安い人件費を求めて次々に工場も建つ、お金持ちも増えていく。経済も発展する。しかし、遅れてきてやってきたこれらの新興国は、富める人と貧しいままでとどまる人との格差があまりにも大きい。ましてや1億6千万人すべてが豊かになるとは考えにくい。


<<クルナ近郊 未亡人となった女性たち、農作業中のお昼>>

 日本は、なんとか全員で豊かになったが、ここに来て、持てるものと持てないものの格差、また年寄りと若者の世代間の格差が顕著になってきた。先進国として、なにかええ方法を指し示せないものだろうか。

2012年03月06日

バングラ人も糖尿病注意!

 今日はダッカのスーパーで買ってきたカレーの素と冷凍春巻でバングラディナー!冷凍春巻は、ISO認定、ハラルのマークもある.。ベジタリアンでうまいっ。そしてコメは、なんと低GI米だ!

インドからの糖尿病用コメもある! コメは市場で1㎏ 30円から50円で売られているが、低GI米は100円もする。

 たまたま読んだ新聞Daily Starにも糖尿病のことが書かれているが、バングラメタボ研究所(みたいなところ)には、50万人の患者が登録されていて、その患者や新規患者も含め毎日4千人が研究所を訪れるそうだ。ダッカ市内にはフィットネスクラブもあるし、贅沢する人も増えている証拠。

 FAOのデータでは、バングラディシュの1人当たりの供給カロリーは2200kcalとあるが、供給が超偏っているようだ。たくさんの人口を抱えて、経済は発展する。格差はますます広がるばかりである。

2012年03月05日

メガ興奮!バングラディシュ

 1週間のスケジュールでバングラディシュに行って来た。首都ダッカ、インドアッサムに近い東北部シレット、南はミャンマーに近いチッタゴン、南西はインドコルカタ方面への国境に近いジョショール、クルナと、駆け足であちこちを走った。(もちろんバングラは川ばかりだから陸路では短時間では無理。飛行機を利用することとなる。)

バングラの人口は、約1億5千万人.世界一の人口密集国で、人口密度は㎢当り980人、と行ってもピンこないが、千葉県の人口密度が1,200人ほどだから国中ひしめいて住んでる感じ。経済発展に伴い、都市部に人が集中する。首都ダッカはまさに混沌という感じ。

線路沿いのスラム街、もうすぐ汽車が近づいてくるっていうのに・・。皆たくましい。

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