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フードビジネス アーカイブ

2012年10月04日

店舗数の限界

 新宿南口でしばしの時間つぶし。クリスピークリームへ行ってみたら、ええ!マシンが止まってる。
定番のオリジナルグレーズド、「温めますか?」と聞かれて、つい「はい」と言ってしまったが、レンジで8秒でOKとは言っているけど、相当マズい。温めないほうがよかったなぁ、と反省しきり。

 しかし、なんで、今までは「できたてのドーナツを売ってたんちゃうん?」
店舗数が増えたから、どこか1か所で作ったらええやん、ということなのか、それとも、あまり売れないから、つくりおきをあたためたらええやん、ということなのか。

 この「ええやん」がそもそもの大事なコンセプトをつぶしている。商品への思い入れがないんやな、と誰でもが感じるはず。

 希少性があったときはよかった、けどどこでも買える商品になった時が勝負なんだよ!!
おのずと店舗数のリミットはある、が、それを超えて、打ち出せる何かとは、何?!それが、外食チェーンの生きる道だ。

2012年09月19日

新東名サービスエリアとアグリ合宿 2012ゼミ合宿

 今年のゼミは、サービスエリアがテーマ。合宿は、話題の新東名のSAを巡り、長野へアグリ合宿。

SAの開発担当者がバスに同乗してのガイド付きの豪華バスツアー。業界人向けなら10万円はとれる、値打ちあるツアーだ。学生にはもったいない。
 

 さらにさらに、エリアで止まるたびに、実務家が登場する。清水PAからご一緒してくださったのは、SAでもラーメン店を経営する「らーめん大山」のK社長。駿河湾SAでは、富士急の方からリサ&ガスパールのバックを一人ずつ進呈されて、大感激です。

 ほんと、皆さんに支えられてこのゼミはあるのよ。素晴らしい人たち、感謝です!
 

2012年04月15日

世界に飛び出せ、新東名のサービスエリア

 昨日14日は、新東名の開業で、沼津駿河湾サービスエリアを見てきた。最近のサービスエリアは、もはや休憩所という域をでてショッピングモールのよう。中日本エリアでは、エクスパーサという名前で統一されているが、フードコートあり、農水産物の直売所あり、けっこう楽しめる。

 この新東名のサービスエリアでは、何か所か外からも出入りが可能になっていて、近隣の人も楽しめるようになっている。

 トイレもめっちゃきれいになって、旅も快適になる。ただ、残念なことにどこも同じ風景になってしまったこと。郊外のショッピングモールも、駅ナカも、出店する企業は東京に軸のある企業が多い。

 もうちょっと食傷気味感はぬぐえないところ。ほんでも、こういう道路のサービスは、絶対新興国でも必要とされる。ほんま、半日トイレを我慢なんていう国ばかりだ。

 こういうソフトをもっと世界に売り込んでいったらどうかな。

2012年04月07日

ご近所、朝型、お値打ちがキーワード

 久しぶりにスイーツ・デリ研究会を開催。テーマは、ご近所ベーカリー&カフェだ。あちこちで(まあおしゃれといわれるエリアに限られるが)、ベーカリーカフェが結構繁盛している。

 若い経営者がやっていること、2番立地で家賃もアホほど高くないこと、ご近所相手で適度な商売をしていること、そして朝早いことである。


 私ら以上の世代と違って、ギラギラしてない、利益よりも自分の心地よさを求める若い世代が新しいビジネスをつくっていく、そこからコミュニティやまちが生まれている機会が多いように感じる。

 情報のシャワーを浴び物欲に目覚めたブータン人のGNHより、日本の若者のほうが「足るを知る」ことをわかってるんちゃうか~と思う今日この頃。
 
 欲望のかたまりの我らは、食欲のまま、好奇心のまま、大食いを続けてます

2011年11月30日

高速道路サービスエリアがアツい!

 今日はゼミに、エクシス中日本株式会社の皆さんにお越しいただいた。道路公団は民営化され、ネクスコ東日本、中日本、西日本と分社化された。エクシス中日本は、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアを管理、開発する会社。中日本エリアは、東名、中央そして、来年一部開通の新東名の日本の大動脈から西は三重、滋賀、福井まで及ぶ、ほぼ中心エリアが領域だ。

 高い、汚い、おっさんくさいのSA、PAからは様変わり、いまではショッピングセンターのような楽しさだ。マグロの解体ショーだってやる産直市もあり、イベントあり、めちゃくちゃ楽しい。

 SA、PAの話を伺い、学生からも意見を言って、あっという間に1時間半が終わる。また何か、取り組みができればいいな、と考えている。

2011年09月29日

自分のことは自分でやりましょう

今日はある乳業メーカーのプレス発表にお邪魔した。チーズとの食べ合わせを提案、そして、食べ合わせの妙を味覚センサーで測定し「どや、うまいやろ!」という趣向である。


チーズと47都道府県の名産との組み合わせ、チーズとなにかで、フォアグラ、トリフ、キャビアの三大珍味が再現できるというもの。いろいろ食べさせられたけど、????
五味なんて、おいしいと感じる要素のほんのわずかなもの、香り・風味、そして見た目、これなくしては食は語れない。
しかも、その組み合わせに、文化はない!

結局自社製品をもてあそんで自己満足しているだけ。あほちゃうか。つまらん広告代理店にええようにされているんやろ、と想像がつく。

若い開発者が出て話したのはいい、そのこだわり。それがメーカーのウリだろう。それより小手先だけの遊びで製品を売ろうとする(そんなん売れるわけない)、その魂胆がおばさんには許せない。

本当に自社製品をおいしく食べてもらいたかったら、自分で頭と体を使いなさい!

なんでもアウトソーシングするなっ!ほんとモノをつくる、売るということ、もう少し真剣に考えて欲しいわ。

2011年07月05日

北と南で、うまい戦略 ロイスチョコ

沖縄のお土産と言ったら、今や紅芋タルト。紫のポルシェに乗った女性社長やお菓子御殿は有名。この通り、土産菓子は、ほんと儲かるようだ。

うちのアホボンも「沖縄なら、紅いもタルト買ってきて~」だって。タルトもいいが、このくそ暑い沖縄、那覇空港で見つけたのは、あの北海道ロイスの生チョコ。トロピカルフルーツの生チョコ、泡盛や石垣の塩を使ったというラインナップで、暑いなあと思いながら、塩チョコを買ってみた。

これがなかなかイケる。もっと買ってくればよかった。(しかし、また今月末に石垣に行くのだ)

北と南の観光名所で展開するロイス。なかなかやるな~。暑いところでチョコレートとは、思いもよらないが、ハワイのマカナッツのチョコだって、ごっつい売上。

市場は飽和状態といわれながらも、盲点やすき間はまだまだある。

2011年06月05日

節電と朝食マーケット

 節電で変わること、早朝始業で夕刻早くの終業といったサマータイムを導入する企業も増える。空いた夕方の時間を有意義に過ごそうと、習いごとが増えるといった予測もある。ビール会社は、まして暑い夏で飲む機会も増えるだろうと、ビールを増産するという。

さて、朝の時間の使い方も、変わっていくだろう。早起きになれば、朝食も変わる。


芝公園のベーカリーレストラン、LePainQuotidien。7時半から開いているらしい。朝食のつもりがお昼タイムになってしまい、日曜日もあり、大混雑。

客たちもなんとなくヘルシーな雰囲気の人ばかり。うーーん、朝まで飲んだくれている私たちとは違うわ。うーーん、きっと朝食マーケットも大きく変わるはず。

2011年04月27日

ミディアプレミディのタルトカフェ

うちの事務所は、麹町にある。といえば、皆、めっちゃいいとこですね~と言われるが、実は麹町でも下町地区にある。しかし腐っても麹町、ちょっと歩けば、紀尾井町。なんちゃら通りと呼ばれた、赤坂見附側から、ニューオータニのショッピングアーケードに始まり、ベルサーチ、ドルガバ、アルマーニにブルガリと、ブランド店が並んでいたが、ほとんどが撤退。

たぶんアルマーニのあった場所に、45°というカフェがオープンした。ロールケーキで有名な、京都のミディアプレミディの津田陽子さんのタルトの店。そして料理教室もいっしょ。

タルトは、生地がカリッと、中身はしっとり、なかなかうまい。コーヒーと一緒にタルトを持ってきてくれた素敵な女性のスタッフが、おやつ感覚で手でつまんでくださいと、フォークはついてない。おやつ感覚の値段ではないけど、、、と思いつつ、こうやって食べると、ボロボロしないし、うまいっ。

ただ、教室、カフェ、スタッフの打ち合わせ場所?なんだか入り乱れて、落ち着かない。このあたりの家賃の高さじゃ、多機能にしないとしょうがないか。

2011年03月01日

FOODEX対中国進出セミナー

今年もFOODEX、毎年アジア圏からの来客が増える感じ。今年はなお一層その印象を強くした。さて、別会場では、「成長するアジア市場への挑戦」と題して、セミナーが開催されていた。オープニングは,タイのCP財閥(もちろん華僑)での中国戦略、中国語でしゃべっていたスピーカーが途中から流暢な日本語でまくしたてるのには、びっくり!やられた~。

と敗北ムードだったのが、最後はハウスさんの中国進出の話で、日本人もなかなかやるやんと、気を取り直し・・。ちょうど会場で顔を合わせたジェーシーコムサの大河原会長夫妻も中国でビジネスを展開されるとのこと。

ほんと、これからが勝負どき、はたから見ていていもドキドキ、楽しみだ。

2011年01月23日

駅弁大会→マック弁当


京王百貨店の新春名物、駅弁大会。もう45年目になるそうだ。日曜日だから、えらい人・人・人!めちゃくちゃおいしいわけでもないけど、郷愁も誘うし、旅気分も味わえる。 駅弁なかなか楽し。

こちらは、マック弁当!

京王→ビックカメラへ。マックエアを買ってしまった。持ち歩き、プレゼン用には、iPadはもうひとつ・・・で、結局。なんでこれが日本のメーカーで創れへんかなあ~。

2010年11月20日

おやじVS 学生対決2010!

今年も、外食産業に関わるおじさまたちと学生とのパネルディスカッション。

バイトしたり、すでに就職活動も始まっている3年生は、いろいろな視点で、食産業が見える。それにしても、外食産業は、学生に取って魅力のない職場の代表格.長時間できつい仕事だ。なによりキャリアプランが描けてないことが一番の問題。

最近、内定した学生がこき使われることには、ギモンを感じる。アパレルや外食など、即バイトで使えるような業界は、授業がない日はほとんど内定先で働いているという学生がかなりいる。人を育てずして、業界の成長もないわ。

2010年11月04日

紀ノ重 at コレド室町

文化の日は晴れの日が多いそうだ。久しぶりのお陽様で、昼まで至って健康的に過ごす。夕方からは、居酒屋業界大御所のお二人のお誕生日会で、至って不健康なノリ。
出来たばかりのCOREDO室町の紀ノ重さんで大騒ぎ。それにしても、今までのAPカンパニーさんの客層とは明らかに違う。マンダリンオリエンタルもすぐそばにあるし、新たなマーケットの開拓、期待ができそう。


2010年08月16日

歓迎光臨 中国人観光客

今日、品川駅の成城石井で、中国語POPがたくさんあることを発見!このあたり、ホテルも多いし、中国人も多いんだな。

先日、東京都にやってきた観光客の統計が出ていたけど、21年度は、インフルエンザ等の影響で前円ダウン。でも今年は、中国人へのビザが緩和されたおかげで、増えていることだろう。

輸出産業には、この円高ながら頑張ってもらうとし、内向き産業は、来てもらってお金をたんまり落としてもらうしかない。

東京都の統計では、外国人観光客へのアンケート結果が掲載されているが、食事は、圧倒的にファーストフードで済ましているという。こんなに、いろいろな外食があるのに、もったいない。

2010年06月11日

居酒屋革命、なんじゃこれ?

今やメディアでまくりの、居酒屋革命。焼酎は無料という、まさに革命的な居酒屋だ。

焼酎は、セルフサービスで、芋、麦、米、なんでもどうぞ。ただし、フードは、一人二品以上頼んでね、というシステムだ。このコンセプトはすばらしい。が、なんだよ~、フードは、悲しき状況。会社でいやなことがあって、あるいは、彼女にふられて、今日は飲みたいという人には、おススメだが、おいしいものあっての、焼酎だ。フード価格は、このレベルの居酒屋の1.5倍強。銀座は家賃が高いからこうなるのかな。一度、本店である板橋・大山の店にも行ってみよう。

これは、飲み直し、次の店へ。大学の同級生で、マーケティング会社の社長をしているK君が連れて行ってくれた店は、なかなかおしゃれ。三原小路のなかにあるグレープ・ガンポは、素敵なワインバー。2階がなかなかいいですぜ。K君と、20代中国人起業家W君と、二人のイケメンとともに、素敵な夜でした~。

2010年03月25日

伊豆の元祖、浜焼き

連休は、ちょいと用事もあって、伊豆に出かけた。竜馬で盛り上がる下田から、ちょっと離れたところにあるひもの屋さんを訪れた。

その名も「万宝」。食べログで見つけた、その場で焼いて食べられる干物や。おお、元祖、浜焼や~と、
どんな店かと、カーナビに導かれるまま(基本、カーナビは大っ嫌い。でもこの度はおすがりして正解)行くと、想像を超えた店、というより、小屋だった。


恐る恐る入ってみると、笑顔ニコニコのおっちゃんが、「ひものは、焼いて食べてね。お酒やごはんは、持ち込みよ」と出迎えてくれる。聞けば36年やっているという店は、煤だらけなんだけど、なかなか趣がある。

「今は、きんめが脂がのっておいしい、今月までだよ」とお勧めうまく、おっちゃんが焼いてくれる。炭で焼くから絶妙。おっちゃんのトークも炸裂!なんだか楽しくなって、つい、お土産も買ってしまい、1万円超え。

温かく、楽しい、気楽、そして気持よくお金を使わせる、元祖浜焼き、恐るべし。おっちゃん、長生きしてね。

2010年01月20日

北海道物産展→寿スピリッツ

今日もなぜか池袋。デパ地下もいろいろ工夫しているが、ほんと辛い状況。百貨店全体では、昨年11月まで連続21か月連続の売上減。池袋西武もリニューアル中だけど、見た目キレイになっているが、中身は変わらないから、おもしろくない、高いし、家でつくろうとなってしまうのかな。


ちょうど東武では、北海道物産展をやっていた。覗いてみると、どこから湧いてくるのか、老若(老比率は高い)男女(こちら同率)が、わさわさいるではないか。やっぱり、普段買えないものが、「今しか買えない!」これが、買う気にさせる、楽しくなる。

なんとなく、会場の雰囲気にのまれ、六花亭のソフトクリームや、バウムクーヘンで有名な柳月のパイシュー、佐藤水産の鮭・いくらおにぎり・・・と食欲は限りなく。2週間で約5億円稼ぐという東武の北海道展。この間秋にやってたみたいだけど、またやんの?今しか、ここでしか買えない限定が、いつでも買えるとなると価値半減。そのバランスが難しそうだ。

北海道ネタでは、おいしい小樽のチーズケーキ、ルタオ。昨日の日経新聞の記事見てびっくり!なんと、本社は、鳥取県米子市にある寿スピリッツという、ジャスダック上場会社という。この会社、お土産菓子のOEMを専門にやっていたらしいけど、自社ブランドで・・と。北海道へ出かけて行くところがスゴイ!おもしろい発想ができる人がいるんだと、感心した。

2010年01月19日

農商工連携の行方

今日は、農商工連携、農水省補助事業の商談会でパネルディスカッションのコーディネーターをやってきた。なかなかうまいこと進めるのは、難しい。でも、素晴らしいパネラーの皆さんのおかげで、なんとか救われた。ありがとうございます。

夕方からは、元道路公団、今や民間企業となったネクスコの、サービスエリアのデベロッパーの方の話を伺う。民営化後もいろいろな議論はあるが、民営化以来、サービスエリアの施設、食事やサービスも向上したことは事実。今や、サービスエリアは、ショッピングセンター化。でも、そのあたりショッピングセンターも凋落の一途。あの休日、千円高速であふれるサービスエリアとて、例外ではない。

ということで、リーシングには、いろいろな工夫をされているという話。既存の業態を持ってくるのは簡単。でも、そんなことでは、その辺のショッピングセンターと変わりない。ご自身でも商品開発、業態開発をされている。

高速道路でも、農商工連携、地域食材との取り組みがいくつか事例としてあるとのこと。いつも海外に行って思うが、日本は狭い国土中に、本当に、数多い種類の豊かな食文化がある。

他国に誇れる文化と胸を張れるが、なかなかビジネスとして確立しない。何が問題なんやろ?引き続き、考えていきます。次回は、札幌での開催です。皆、来てね。

2009年12月05日

パン焼き研修で忘年会

土曜日の始発電車に乗って、赤い袋でお馴染みのパン屋さんの研修施設に行く。昨夜からおやじ連中は、酒大会。私は、2日目朝から参加。みよ!この素晴らしいあんぱんの出来上がり!


といっても職人さんが3人がかりでついていてくれての、パン研修。食パンの出来上がりも素晴らしく、
石窯でピザも焼いて、もう大満足。おやじたちもエプロンと帽子をかけて、もう大はしゃぎ。

パンづくりの技術もさることながら、発酵、ねかせ、焼成のタイミングをうまくとっていかなくてはならない。パン屋さんは、大変だと改めて認識。最近冷凍生地が多くなったパン業界にあって、こちらは粉からの製造。そこにこだわっておられる。なかなか大変なことだけど、今日お世話になった研修施設には、
パン職人さんの名前がずらっ~と並ぶ。

企業とは、人も技術も育てるべき場所、効率ばかりに走っていて大事なことを忘れている企業が多い
ことに気づかされる。

2009年10月19日

小商圏、地域密着ビジネスの極み

週末、マンションの管理をしてくれるWさんに近くの喫茶店を教えてもらった。写真の通り、めちゃくちゃおんぼろ(ママ、ごめん)で、営業しているのかという雰囲気。


中に入れば、もうタイムスリップ状態。モーニングは、ママの手製の料理が10種類くらい並び、食べ放題、ハムトーストにジャムバタートースト、コーヒー、味噌汁・・とお腹はちきれそうに食べて700円。

今日は土曜日でほとんどお客さんはいないそうだが、月から金までは、ラジオ体操を終えた年配の人
大勢ですごい賑わいらしい。だから、朝6時前から営業しているそうだ。

近隣の人だけを対象に、来るお客さんも決まっている。みんな毎日来る。土曜の昼は、家に帰ってもしょうがないと、、天地人をこの店に見にくるそうだ。といっても、めっちゃ小さいテレビ、家に帰れば、
きっと大型のデジタルテレビがあるはずだろうに・・笑っちゃった。おっちゃんらにとっては、めちゃくちゃ居心地がいいんだろう。

ママは、すべての人の好みを覚えていて、注文なんか聞かない。まさにママなのだ。

ここ浅草橋は、洋服関係やアクセサリー関係を製造する企業がたくさんあったようで、今でもボタン、傘、帽子など、いろいろな看板が残っている。看板だけで、ほとんどが店をたたんでしまっている状態。
だいたい職住一体型だから、住んでいる人はそこそこいる。ただし、高齢下町。ママ曰く、向こうに行く人ばかり・・と。

超高頻度リピート型顧客。この時代、ママは、しっかり高単価な朝食をやっているところもスゴイ。

2009年10月15日

国産と中国産

今日は相鉄線沿線にでかけた。ちょい時間があり、駅ビル内のスーパーを一回りすると、冷凍食品のコーナーに、いろいろな中国産冷凍野菜1袋105円で売られている。その横に目を移せば、国産冷凍野菜、300円とか、500円というものあった。今更ながら、しみじみとその価格差に驚く。

最近は、外食でも国産食材を使ったというのを‘売り’にしているチェーン企業がたくさんある。自給率を上げる、それはそれでいいこと。でも、私はどうも合点がいかない。手ごろな価格でそこそこおいしいものが食べさせるのが外食チェーン企業の使命。

リンガーハットが国産野菜のちゃんぽんに、テレビでもCMを流している。でも、価格は、500円超えだ。
学生たちに聞いてみた。380円の方がいいなという答えが多い。学生のような金のない人は、対象にしてないのかもしれない。500円は高くはないが、今までのリンガーハットのイメージとは大きく異なる。

学生の意見の中には、「国産だって安全であるとは言い切れない。中国産も国産も同じだ」(素晴らしい、さすが我がゼミ生だ。)と、結構鋭いのもあった。

表面上の自給率を上げることばかり一生懸命になっている国の政策。自給率を上げるということが、どういうことか、もっと議論、よりも、いろいろな角度から考えることが必要だ。
最近、水産経済が専門の山下東子さんの「魚の経済学」を読んだ。国産(といっても何が国産なのかよくわからん?)魚を食べることが必ずしも自給率を上げることにつながらない、など、広く鋭い視点で水産の抱える問題を説かれていて、おもしろかった。

なにより、このグローバル時代、なんで、そんなに内向きなん? 平成の鎖国か!?

2009年10月10日

銀座のフリーカフェ

おかきの播磨屋本店、無料でおかきが食べ放題、お茶が飲み放題のフリーカフェをあちこちで展開している。今日から、なんと銀座でも開業している。


お茶は紙コップをもらえば、コーヒー、紅茶、なんでもOK。専用のプラ皿におかきを好きなだけ盛って、いただけるしくみ。それにしても、広い!家賃なんぼや?

しかし、タダで食べて飲んで、出て行くのはかなりの勇気がいる。当然買って帰ることになり、なんじゃかんじゃと3千円近く買ってしまった。

マックの無料コーヒーも同様、それだけで帰る人は少ない。(が、マックでバイトをしている学生によれば、かなり’それだけ客’もかなりいるらしいけど)ちまちまと販促や広告をやるよりも、効率がいいかもしれない。ここの家賃分くらい、しょうもないパンフレットとか作ってたら軽くかかるもんね。話題があれば、勝手に宣伝はしてもらえるし、なかなか賢いやり方。

2009年10月05日

お試しかっ!

月曜の11時から番組「お試しかっ!」が好き。外食チェーンのメニュー、売れ筋10品を「すべて当てるまで帰れま10(テン)」という罰ゲームをときどきやるんだけど、これにハマってる。なかなか当たりそうで当たらない、売れ筋を探るには、結構いいネタなんだな。

今まで、ファミレス、居酒屋、焼肉などのチェーンが登場している。今日は、ゴールデンタイムに、今絶好調のサイゼリヤと餃子の王将を舞台に、「当てるまで帰れま10」が繰り広げられた。前回春に登場したガストは、これで売り上げがえらい上がったとか。

それだけ影響力大。しかし、テレビでこれだけ盛り上がっているのに、なんで、もうひとつ実の店は盛り上がらん。

販促にだって十分使えそうだけど、まだその例をみたことがない。時流は、社会貢献ネタ。世界食料デーに合わせて、ワタミやデニーズがTabel For Two に参加するという。

これはこれでいいことと評価できる。が、本来のビジネス、どうするのか、本気で考えているかっ!

2009年10月01日

禁止ばかりじゃつまらねぇ

桜新町に行く機会あり。ベッカライブロートハイムのパンを思い出した。ハードトーストがおいしく、目黒に住んでいた頃はよく買いに行ったもの。

久しぶりに行ったら、びっくりした!ドイツ風の立派な建物に変身している。以前は、ほんと、軒先だけのパン屋さんだった・・売れれば、大きくなるもんだ。しかも、カフェが併設されている。

お昼を食べてなかったので、カスクートにスープとサラダをセットにして、1300円。ちょっと高いけど、パンはもちろん美味しく、雰囲気も良くて大満足。しかし、テーブルの上に、静かにと書かれたカードがあるのにびっくり。カメラ、携帯電話は禁止。2時間以内で。駐車場に停めるな・・といっぱい書かれてあって、ちょっとげんなり。

ここは、超有名店。お客さんもいっぱい来るだろうし、マナーも悪い人も多いことだろう。気持はわからなくないけど、ある程度、我慢せなあかん部分もある。

パンを買って帰ろうと、レジで、レジ袋は有料ですと言われて、もうげんなり。このご時勢だから、それでいいと思う。
パンは美味しい。でも、なんか楽しくないんだよな~。

2009年09月20日

ドンキ 直売所の巻

激安の殿堂といえば、ドンキホーテ。最近は、どこも激安で、ドンキへ行っても、あまりおもしろくない。

ドンキが、今年5月、農産物の直売所を出店した。「相模の国の駅 あつぎ産直館」は、小田急線本厚木駅から車で7、8分ほどの国道246号線沿いにある。ドンキとくっついた産直物産館は、外観は、さすが、うまくつくられている。

それでも、品ぞろえとなると・・・期待値が高かったせいか、、、普通の直売所より寂しい。生鮮の、特に地場のものばかりを集めようというのは、結構難しいのかもしれなない。委託販売形式というやり方で、ただのスペース提供だけに終わっているのかもしれない。

ディスカウント目当てと、直売所目当て 来店目的も異なり、客層もうまくリンクしないのもかもしれない。
直売所をドンキがどう料理するのか見たかったけど、残念。

2009年08月18日

神戸の町中にも直売所がいっぱいや!

久しぶりに神戸に帰る。父に近くの駅まで送ってもらう。途中、両親も良く利用するという直売所が開いている。これは、ちょっと寄ってみた。

毎日、神戸の北区(六甲山の裏)、淡河(おうごと読む)から野菜を持って、売りに来ている。私が子供のころは、まだ神戸の街も農業が身近にあって、いちご狩りなんて、この淡河のあたりに出かけたものだ。

経済成長とともに、北区はベッドタウンになり、農地から住宅地に様変わりした。が、また、農業が身近な存在になりつつある。ちょうど、父と顔なじみである、直売所の社長がいて、名刺交換させてもらった。
建設業が本業、でも神戸市内で数か所の直売所をもっているそうだ。

最近はやりの直売所、年間数十億売る大きな組織もあるが、こういう地域密着直売所も、都市の中のひとつと定着し始めている。NYのユニオンスクエアとまではいかなくても、少しずつ、変わりつつあるように感じる。

それにしても、この動きって、世の中の大きな流れとなっているのかなあ。。最近の大きな疑問。

2009年07月15日

新しい低カロリーを期待!

今日、玉川高島屋に行った。話題の低カロリー惣菜「デリカル」カロリー30%オフとか、60%オフとか、心地よいコピーが売り場にあふれている。


そら、食べてみな、と頂いてみるが、マンナンライスの入ったご飯は、ご飯の味がしないし、肉も肉の味がしない。おそらく脂を落としているのだろう。はっきり、寂しい。

無理に揚げ物やハンバーグなど、洋食系にする必要があるのだろうか。やはりこってりだからこそおいしいものがある。さっぱりだからおいしいものがある。人間の固定観念って、ほんとゆるぎない、だからこそ、定石を超えるには、無理がある。

栄養学も新しい時代に入っている。単にカロリーを減らすでは、脳がない。次なる時代の低カロリーを期待する。

2009年07月06日

路地裏好き

大井町、りんかい線の駅ができ、町が新しく生ま変わり中。阪急百貨店の立て直し、劇団四季の誘致・・昔からの地権者の代が変わって、大きく変わっていくようだ。


でも、駅のちょっと裏、路地を入ると、こんな具合。なかなかいい感じでしょ。ここのラーメン屋さん、白みそラーメン、なかなかおいしかった。麺もスープによって、変わっていて、スープ用のレンゲと具をすくって食べるようにと穴あきレンゲの二つがついているのがなかなか親切。おやじ、やりまっせ!

2009年06月24日

梅雨の晴れ間のお楽しみ

今日は、ちょっと早めに切り上げて、明治記念館のビアガーデンへ。まさに、ここは、ガーデン、緑の中で、しかも、スッコーンと抜けた空間が素晴らしい。まあ、これだけで満足。
今日は、朝はかなり雨が降っていたけど、昼からは、かなりいい天気。涼しい風が心地よく、ああ、最高に幸せ!

ここは、予約はできない。予約するならば、1卓6千円。座ってからも1人500円とられるのに、それは、ちょっとひどい注文だ。私なら、そんなことはしない。来るものは拒まず、予約の電話までしてくれるお客様から、6千円も頂くのは、今の時代、ちょっと変。

どんどん、来てもらえばいい、時間制にしたって、皆納得するように思う。でも、そこまでガツガツする必要もないのかな。今年は、ビアガーデン、ちょっと巡ってみようかな。

2009年06月14日

マグロはもう売らない、プレタマンジェ

プレ・タ・マンジェは、ロンドンの三角サンドチェーン。日本マクドナルドが、日本にも持ってきたけど、コンビニ三角サンドとの差別化が図れず、あえなく撤退。アメリカ、香港あたりでは、よくみかける、赤い星のマークのサンドウッチ。


<<香港のプレタマンジェ、漢字が入るとかわいい>>

このプレタが、マグロを使わないと決めたそうだ。不況の影響で、マグロの価格も下がり、もうマグロがいなくなる・・なんて、センチな報道も最近はされない。しかし、資源としてのマグロは、危機的な状況で、各国で漁獲量が決めれている。絶滅危惧種に近い生物だ。

ツナといえば、コンビ二おにぎりでも上位人気3位には入る商品。プレタは、ツナサンドは継続するけど、マグロではなく、カツオを代わりに使うと同社webサイトでは書かれている。
そういった英断も必要になってくる時代だ。

2009年06月13日

マルシェ・ジャポン・プロジェクト

ドタバタの6月。仕事を持つ女性なら誰しも、買い物に行く時間もない、という時がある。最近は、コンビニでも生鮮品を置いているところもあるが、あの鮮度では、とても買う気にならない。

いいところを見つけた。なんと、ここは、地下鉄大江戸線上野御徒町駅構内の、千葉県直売所、なんと、マグロなんてのも売っていて、結構朝早くから遅くまでやっている。

浅草橋あたりは、千葉あたりから、大きな荷物を背たらって、行商に来るおばちゃんたちを、まだときどき見かける。が、そのおばちゃんたちもだんだん姿を消していく。
となると、こういう直売所ができてくるのかなあ。

農水省もマルシェ・ジャポン・プロジェクト(なんで英語とフランス語のちゃんぽんなのか?理解に苦しむわ)なんて、直売所を支援する動きもある。

流通として、ほんまに効率がいいのかどうかわからないけど、選択肢が増えるのはいいことだ。

2009年06月06日

青森フレンチ ボア・ヴェール

青森の人たちと新橋ボア・ヴェールへ。シェフは大阪出身だけど青森の食材にほれ込み、青森食材を使った料理で有名。地ビールや長芋焼酎六趣(焼酎のロマネコンティとおススメ、まろやかでおいしい)と、ダイナミックに料理された青森食材を楽しむ。

姫筍のバーニャカウダ、大間産うにのリゾット、ひゃー!なんて贅沢!
青森の人たちは、青森の人では思いつかない料理だと、言ってらした。確かに、地元のひとでないからこそ、気がつくこともある。地域と食、今や農水省も乗り出して、ブームなんだけど、
ブームで終わらないこと、それから、ごく日常的に、地域の料理が楽しめるようになることを期待する。

2009年04月05日

ロングテールな生き方

最近、よく女性誌などに登場するシュシュクルという、世田谷下馬にある焼き菓子屋さん。「ぐりとぐら」の作者が、お店のトレードマークのイラストを描いていて、なかなか可愛らしい。焼き菓子好きの女性が一人で始めた店と聞いている。確か、この近くにも、女性が一人でやっていた、はちみつロールが有名なケーキ屋さんがあったけど、どうなったかな~。

こういうマイクロビジネス、かつへんぴな場所にある店が、うまくやっていけている。まさに、ロングテールが生きる時代というものだ。リアルでは不便な場所でも、ウェブ上では、同じ立地条件だ。というよりむしろ、辺鄙な場所ゆえのバリューが出てくるというもの。

大きなビジネスは、安売り競争に入ってしまい、銀座のデパ地下でも500円弁当を売ってるような今、
首の方は、もっと工夫や知恵が求められている。


2009年03月04日

世界を目指せ

今年もFOODEXに行く。晴海展示場でやってた時代から毎年行ってるから、私もすごいベテランだ。
年々国内ブースは縮小傾向。アメリカ、フランス、イタリアは、毎年頑張っているが、メキシコやブラジルなどの新興国が、元気だ。もう対象者も、日本人じゃなく、アジアンピープルだ。

国内ブースは、またも、各都道府県のチマチマしたものばかり。これ、もうなんとかならんか!ほんま、世界に出て勝負せなあかんで!と、思うのは私だけか。悲しいかな、言葉が不得意な日本人、どうも出遅れ感が否めない。

そして、チマチマ、チマチマ。どうも、みんなスクラム組んで、大きな力とならないのか。政治の世界でおっさんらが、足を引っ張り合ってるのと同じや。地域の食、食文化って、なんだろうと、今年の私のテーマ。先日、宇都宮オーベルジュのオーナーシェフ音羽和紀さんの話を聞く機会があった。ヨーロッパじゃ、皆地域の自慢をする、なんで日本人はせえへんのか、と言われていた。話はそれだけでなく、音羽さんの哲学はとてもおもしろかった。その話は、また。

さて、日本食レストラン普及を促進しようという組織があります。お世話になっている日本フードサービス協会が事務局です。来週9日にシンポジウムがありますが、多くの方の来場を募っているとのことです。もし興味ありましたら、どうぞ。美人の事務局が待ってます。

2008年12月01日

甘い生活

ごはん代わりに甘いものを食べる女性は多い。私も今日はお昼を食べ損ね、中途半端な時間になった。新宿高島屋にふらっと吸い寄せられ、地下でなにか食べようと思ったが、パスタやラーメン、オムライス、高カロリーのものばかり、しかも1500円以上は確実。

どれも、そんな値打ちがない。だって、その程度のパスタやラーメンくらいなら、家でも食べられると、主婦は思う。

新宿高島屋の地下は、パティシェリアといって、パティシェのケーキが集まる売り場がある。宝石のようにきれいで、500円という価格も、手間のかかり具合を考えたら、お値打ちがある。


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2008年11月30日

決まっていく店は、6~10こ

最近アメリカのニュースで気になる記事が二つ。一つは、eコマース。成長してきた市場が、はじめてダウン。このサンクスギビング、クリスマスのかき入れ時にがっくり落ちているとのこと。今年度は、10月末まで1020億ドルで前年の9%増だったらしいけど、ここで大きく下向きに転換(ComScore調べ)
当然のことやけど、残りの11月、12月で292億ドルくらい売れるか~トの予想。というわけで、アメリカのe市場は、10兆円くらい、日本の倍くらいってことね。もうひとつは、


<<秋葉では珍しくおいしいジャイヒンド 外食するところは近所に限る>>

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2008年11月19日

大使館でプロモーション

海外農産物のプロモーション、あの手この手で一生懸命やっている。農業をビジネスとしている国は、どこも力を入れている。最近は、大使館を会場に、農産物や加工品の展示会を開催する機会が多い。フランス、イギリス・・・ふだんは、とても縁がない大使館にお邪魔できるとあって、評判も良いようだ。今日は、アルゼンチン大使館でワインのテイスティングに行った。

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2008年07月30日

プロの道は、まだ深い

昨日、惣菜協会でお話をさせてもらった。下手っぴいな話の後のディスカッションは、盛り上がり、そのなかで、ある惣菜産業の方が、「うなぎの旬」について、お話をされた。先週の土用の丑、圧倒的に国産が売れたらしいが、実は、国産がおいしいとき、同様に台湾産うなぎ、中国産うなぎ、それぞれの旬があるそうな・・


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2008年07月07日

脱クルマ社会のフードビジネス

平日夜9時から、東京MXテレビで往年の名アニメ「マッハGO!GO!GO!」が放映されている。ハリウッド映画にパクられて有名になったのかなあ。小学生の時、めちゃくちゃ楽しみに見ていた。(実は、学生時代は、ほとんどヤンキー状態(運転だけやよ~)くらい、車は大好き。)

マッハGO!の時代、きっと車は高嶺の花だったろう。時は流れ、地方では1人に1台と、車は消費財となったなった。が、さらに時が経ち、今度はガソリンが高嶺の花に。そして、高齢化に伴い、乗る人も減っていく。あのTOYOTAだって、業績に陰りがでてきている。

ガソリン高、そして道交法改定(飲酒運転罰則強化)に伴い、フードビジネスも大打撃。もう元には戻らないはず。だったら、こちらから出向いて行くべし、と、いろいろなところが試みを始めている。


先月行ったイタリアでも、とにかく、食料品そしてレストランのケータリングの車をよく見かけた。はい、シェナの町でもこの通り。

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2008年06月30日

おかしの城は、ありがとう百万遍でできていた!

愛知犬山で、おかしの城を発見!日本人なら幼い頃、口にしているたまごボーロの竹田製菓だ。恐らく工場に付随した施設。中では、クッキー作り体験やいろいろなお菓子の展示があって、なかなか面白い。


<入口にある14mの高さのウェディングケーキ お城の塔も「ありが塔」だって>

竹田和平さんは、日本一の投資家として、有名。


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2008年06月10日

ツタンカーメンの謎!

京都錦にあるかね松で、「ツタンカーメンの豆」発見。紫色の莢のエンドウ豆。はじめて知ったが、ネットで検索すると、家庭園芸家の間では、結構な評判のよう。

莢は紫色だけど、豆は緑。でも、豆ご飯にすると、ごはんがピンク色に染まって赤飯のようになるらしい。(炊きあがり後数時間保温が必要)せっかちな私は、すぐにおにぎりにしてしまい、いつもの豆ご飯と変わりない。こんな新種野菜は、楽しい。

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2008年05月22日

観光地の外国人マーケティング

北海道でびっくりしたのは、観光地の看板。東京では、めったにお目にかかれないロシア語に出くわす。いやー、近いもんね。それにお金も持ってるんだもんね。と、今更ながらに、納得した次第。。。
昨年、約600万人の外国人観光客が日本にやってきているが、そのうち、ロシア含めアジアからが、500万人。小泉前々首相が、掲げた「Yokoso Japan」施策が功を奏しているというより、彼らがお金持ちになったことの方が貢献度は大きい。


<<日本語のほか、中国語、英語、韓国語、ロシア語で書かれている観光案内>>

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2008年05月09日

パン屋さんは早起き

愛車パンクを修理し、久しぶりにチャリンコ通勤。神田駅近くのボンクール、オフィス街に珍しいパン屋さん、TVチャンピオンに出場したくらいなので、おもしろいおかずパンやサンドがある。まだ8時前、お昼に買って行こうと思ったら、350円で朝食ボックスを見つけた。

最近は、天然酵母パンやフランスの粉を使った本格パンが人気だけど、こういう日本のパンも大好き。ボンクールは、お昼のランチボックスもなかなかいい。いろいろ入っていてお得。それにしても、パン屋も大変だ。最近は冷凍生地なる便利なものあるけど、基本早起き。

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2008年04月28日

都心の公園 野菜もりもりランチ

連休の谷間、霞が関で調べものをする。合間、現在子育て中のR女史と日比谷公園で、お昼を一緒。新緑むんむんの中のレストランは、なかなか素敵。野菜のビュフェがランチについている。いろいろに工夫された野菜を、大きなお皿にとっていただく。この大皿の大盤振る舞いが、なかなかいい。


<<欲張りが表れてます>>

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2008年04月09日

地域のなごみ店

用があって、西葛西へ。このあたりは、公団の住宅などがたくさんあるところ。約束の時間までちょっとあって、プラプラしてみる。ナショナルチェーンでにぎわう駅前を少し離れると、大きな「団地」がある。だいたい1Fは、シャッターが下りている。さびれた感じだが、そのなかにパン屋さんを発見!


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2008年03月23日

値打ちある!お茶漬けのプロ

今、フリーズドライ関係の仕事に関わっている。いろいろFD商品が気になって、この間、永谷園のお茶漬けの贅沢版があることを知った。その名も「極膳(きわみぜん)」、蟹、貝柱、鯛などの豪華お茶漬けらしい。お試し6種類が2食ずつ入った12食入り、送料込み2980円!通常3280円が春のセール中だ。即買うべし!と注文したのが、昨日届いた。


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2008年03月18日

いちごレディーズのおかげです

毎日暖かくて、コートはもう必要ないくらいだ。春の野菜や果物が並び、なんとなくウキウキ。なかでも、なんといっても、いちごは、大好き。我が家は、毎年、いちご狩りに行くほどの大ファン。

こちらの皆さんは、高知は、土佐久礼(くれ)のいちご農家の皆さん。
ハニーズバーでは、こちらのいちごをたっぷり使って昨日から’はちみついちご’を販売している。コストパフォーマンスよしの自信作。どうぞ、皆さん来てね。 

2008年01月20日

納豆自動販売機!

渋谷から三宿へ、R246沿いに、納豆専門店を発見!
「せんだい屋」っていう新しい店、納豆専門店らしい、中に入ってみると、納豆ばかり、そして併設の
飲食スペースでは、納豆ごはんが食べられるらしい。納豆ごはんなんて、わざわざ、外で食べるものではないけど、こういう立地なら、ありかも・・・


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2008年01月18日

料亭って過去の業態?

有楽町、銀座の繁栄の陰に、新宿、池袋あたりの百貨店は、そろそろ巻き返しをと、地下鉄新線の開業も見こし、改装を始めている。先月部分改装を終えた東武池袋、料亭風のおそうざいコーナーがあるが、さほど名前も通ってないし、集客もちらほら・・

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2008年01月01日

正月明けは、ダイエットメニューで勝負!

あけましておめでとう!昨年暮れから、ずーっと食べてる感じ。昨年から、「食べものを捨てないこと」を心に誓ったので(といっても実現は難しい)、せっせと食べている。特に、もち!たくさんあるんだ〜!(元旦から、思いついて、たこ焼きですわ)

アメリカ人も、11月の感謝祭から、クリスマス、ニューイヤーと、この時期、だいたい7ポンド(3kgちょっと)は、太るらしい(Advertising Age 12/27号より)

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2007年12月19日

仙台駅ナカの果物屋さん

月に2度ほど仙台に出かける。でも、いつも日帰りなので、仙台は、駅しか知らない。この度、駅の地下が改装されたのだけど、お決まりのRFはあるし、東京の駅ナカとまったく同じ。その中にあって、改装前からの私のお気に入りは、「ITAGAKI」というフルーツ屋さん、果物だけでなく、野菜も売ってるのだけど

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2007年12月18日

鮮度が営業の指標

今日は、勉強会で、カルビーの方のお話を聞く機会があった。カルビーは、最近、農業や野菜とのつながりを打ち出し、頑張っている会社。今年3月期で売上1千億を超えた企業。 多岐にわたる内容で、いろいろおもしろい話が詰まっていた。なかでも、「鮮度が営業の指標」という話。売上げの数値よりも、鮮度、つまり、いかにモノ(お金もだな)が回転してるかということを、会社の経営状態の目安としているという。

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2007年06月20日

暑くてもスープに行列

梅雨入りしたのに、都内は雨が一滴も降ってない。今日は、夏至前で、太陽直撃!暑かった。なのに、スープストックトーキョーには、女性が列をなしている。カレーを売っていることもあるが、皆、温かいスープを飲んでいる。エアコンのおかげで、夏のオフィスは、逆に冷える環境だ。女性には切実な問題。

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2007年05月27日

カフェはつらいよ

今日は日曜日だけど、プライベートも仕事も忙しい。お昼に銀座のGUCCIカフェで人に会い、話盛り上がり、1200円のスプマンテで1時間半(長居し過ぎました、ごめんなさい)。その後、あるスーパー視察。時間がないので、駅内立ち食いそばで、かき揚げそば390円を食べ、約8分。その後、口直しに、ジューススタンドで150円、1分くらいかな。もち、飲む場所もなく、その場で立ち飲み。我ながらおもしろい消費行動と思いつつ、振り返ってみると、

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2007年05月07日

外食企業の中食参入 その4

今週は、ewomanサーベイで「平日の夕食、自宅で調理する?」をテーマでキャスターを務めている。世間で言われるよりも、意外と、30代、40代の女性は、調理をしているような感触。金曜日まで、読者からの意見がどのように集まるか、楽しみ!

新宿伊勢丹デパ地下も来月には改装完了とのことだが、すでに惣菜売り場は、ピカピカになっている。なかでも、チャヤマクロビ、マザーズ、あえんと、ひときわ高価な惣菜コーナーができている。おお!根っこ(ちなみに夕張産長芋とのこと)がディスプレイされている、モスバーガーのあえん。土からこだわったというミネラル野菜をつかった惣菜は、夫には言えない値段。(今日の夫の昼ごはん代よりもはるかに高いはず)

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2007年05月01日

外食企業の中食参入 その3

今年の連休は、新丸ビルや六本木ミッドタウンやら、都心が混みあっているらしい。そういうところを避けて、私は普段通りにやっている。
さて、シリーズ3回目。今日は定食で、国内のみならず、タイにも進出した大戸屋の例。神楽坂に2年前オープンした「おおとや厨房」に行ってみた。注文を受けてからおかずを調理し、温かいご飯を盛る、というスタイルなので、出来立てを食べられるから、利用する側には、とてもうれしい店。

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2007年04月26日

ドトールと五右衛門が一緒に!

ドトールコーヒー日本レストランシステムが経営統合するというニュースにびっくり!

日本レストランシステムは、つい先日、テレビ東京の「カンブリア宮殿」に会長が登場して、外食企業にして2割以上の高い利益率を誇る会社として紹介されていたばかり。一方、コーヒーチェーンの先駆けドトールは、創業以来の減益(12.9%減の46億)と不調、さらに、外資ファンドにかなり株を買われたり、雲行きが怪しそうだった。日本レストランシステムは、280億ほどの売上、ドトールはこの決算で663億(店舗数1470店)で、両社併せれば1千億強の規模となる。デニーズ(ここもセブンアイグループ内でいっしょになってしまったからもっと大きいだろう)くらいの規模だろうか。

最近、外食業界は、大きな規模での再編が続いている。それだけ、厳しさが増している状況ということなのだろう。「一杯のコーヒーで、ひとときのやすらぎを」と、低単価なコーヒーでひたすらチェーンを拡大してきた時代とは、大きく世の中も変ってきたということなのかな。

2007年04月25日

外食企業の中食参入 その2

3月度の外食産業の売上4%、客数5%前年比アップとの日本フードサービス協会の発表。
天気もよく、土曜日が一日多かったことなど好条件が重なったことが貢献しているだけ、という気もするけど、ここ数ヶ月、ファーストフード中心に客数が増えているという。マクドルドと吉野家が大きく牽引しているのではないかな。
外食復調の兆しの中にあっても、ぱっとしないのが、ファミレスと居酒屋。

居酒屋といえば、ワタミ。武蔵村山三越内にできたワタミキッチン、今年1月のオープン当初に行ったきりで、今は変わっているかもれないが、ワタミファームからの有機野菜などをつかったという惣菜がウリのワタミ惣菜第一号店だ。

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2007年04月23日

外食企業の中食参入 その1

最近、中食に参入する企業が、また最近増えている。大手ファミレスの宅配をはじめ、総菜店としての出店をする外食企業が多い。過門香和食屋の惣菜えんなど、専門性を活かして、成功している業態はあるものの、以外と、外食から中食へのハードルは高いように感じる。

シブヤ西武、銀座松坂屋につづき、新宿高島屋に出店したシェ松尾、宝石箱のようなきれいなショーケースにうっとり、でも値段を見てびっくり。ちょっとしたランチが食べられるくらいの値段の主菜、お父さんたちの昼めしの予算をはるかに上回る前菜類やスープ。

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