メイン

食生活 アーカイブ

2013年02月27日

海の産物と山の知恵

 長野県伊那にある小笠原商店。昔ながらの製法で寒天をつくっており、その上質な寒天は、あのとらやの羊羹に使われているという。伊那には、大きな寒天パパでおなじみ、伊那食品があるが、あの寒天とは、似て非なるものと、がんこ社長は、こだわりを述べる。ぜったい譲らないものがある、かっこええ。

 寒天の材料、てんぐさは、産地や種類によって質が異なる。また部位にもよって、寒天の粘りや硬さが違うのだという。それらを微妙な配合でミックスする。それから、寒天づくりの工程は、時間がかかることだ。そして、この伊那の冷たく乾いた気候の中で、じっくりと寒天になっていく。

 昔、小学校の家庭科で、寒天づくりの写真を見て以来、気にはなっていたが、ほんもの風景を見るのは初めて!感激、感動。 それにしても、こんな山の中で、冬の気候と冬のものが出会って、作られる不思議な寒天。だれがどうやって作り始めたのか、不思議だ。

つづいて、長野市内の高野豆腐のみすずコーポレーションの工場見学。高野豆腐も豆腐が凍みたのを加工したもの。もっとも、凍みる製法ではなく、創業当初、アンモニアを豆腐に吹き込んでつくるという製法を生み出したそうだ。しかし、その製法を独占するのではなく、同業者にもその技術を教え伝えたそうだ。まさに、オープンイノベーション。そういう経緯があって、長野での高野豆腐の生産が多いのだそうだ。

 凍み豆腐に寒天、不思議な加工の知恵。そして今や長野県は、男女とも長寿日本一だ。なんか関係あるのかな?

2013年01月28日

寒いけど温かい、亀岡ゼミ合宿

 大寒波の週末、京都の奥、亀岡に行ってきた。昨年度 につづく、保津町へいろいろ農業や食の体験、そして地元の方との交流など、楽しんだ。春からゼミが始まりますが、プレゼミ合宿。ホスピタリティ演習で地域振興を学んだ3年生も一緒です。今回は女ばかりの14名の学生です。にぎやか!

 夜行バスに乗って、朝7時に亀岡駅到着、この季節は世界で2番目に美しい霧がこのあたりで見られるそうなのだが、晴れ女の私は、まったく出会えずにいる。

  お餅の入った小豆粥(小豆より大粒 大納言小豆)をいただき、いざ収穫体験へ!しかしめっちゃ寒い。「ブロッコリー、畑になっているのは初めて見る!」と信じられん言葉ばかりがでてくるが、これも体験。食べ物、調理、文化、保津町のおっちゃん、おばちゃんの知恵に感心するばかりの学生。

まずは、食べ物がどうやってできていて、どんな人の手や思いがかかっているか、ということを学ぶことが第一歩。そこから、ビジネスでも、地域振興でも、グリーンツーリズムでも、若い人は、どう感じて考え、形にしていくのかをおもしろく見ている。

2011年11月04日

備える食 長野飯山

 文化の日、長野県飯山市を訪れた。新潟の国境に近い豪雪地帯だ。ちょうどえびす講の日で、その昔は、食材を買い込み、冬への備えをするという日だったそうである。今や商店での安売りセールと化しているようである。

 しかし、この千曲川・花の駅という道の駅でも、たくさんの地元の人たちが買い物に来ていた。野沢菜もひと束が200円程度。これを買って、おうちで漬けるのだろう。自然環境に基づく地域の食習慣が残っていることに感心した。


 信州いいやま観光局の方に、近くの山里にご案内いただく。ほれ、この通り、美しい紅葉に棚田の風景。これぞ日本が誇れる風景だ。今の生活は、あまりに農業と生活が乖離してしまっている。

2011年10月03日

食のまちづくり 福井県小浜市

 夏休み最後は、福井県小浜市でのゼミ合宿。学生時代は、途中(峠)越えや朽木越えと車を走らせた懐かしいところ。

 オバマ大統領選のときに「勝手にオバマを応援する活動」とか、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」で全国区になった町だが、もっと有名なのは、全国でも珍しい、食育を条例に制定した町であること。

 詰襟のおっさんが食育とかエラそうに言う前から、地元の食の文化を地元で大事にし、育んでいく。そんな活動である。市民主体の活動が積み上がり、おもしろい町になっている。
 

 そのシンボル、小浜港に建つ食文化館は、食文化の紹介をするとともに、キッチンスタジオをもち、そこで赤ちゃんから高齢者まで、小浜の食文化を体験することができる。ちょうど中学生が、れんこ鯛をおろす実習をしていた。

 幼稚園からやっているだけに、手つきが違う。あいさつもハキハキするし、しっかりしているし、見学している大学生のほうが幼くみえるほど。

 この中学生たちが、毎日料理をやっているわけではない、地元産の食材を使った給食を食べてもカップラーメンやスナック菓子も食べているだろう。でも、自分の生まれ育った地域の文化を身につけているというのは、すごいこと(昔は当たり前なんやけど・・)。

 我がゼミ生、魚を食べるのも箸づかいがど下手! 情けない。

 

2011年08月01日

石垣は、国境地帯だった! 石垣JapanBrand戦略!

週末、石垣島まで出張。 石垣の塩はじめ、島の資源を商品化し、JAPAN BRANDに育てようという事業へちょっとお邪魔。

石垣の塩で、食、美・健康、生活全般を提案されている東郷社長はじめ、地域の生産者、加工業者で、事業を推進されているが、なかなか濃ゆいつながりで、おもしろい。皆明るく、ほんと前向きなおじ様たちばかりだ。しっかりメディアも呼んでくれて新聞にも掲載された。


それにしても、このあたりて、青い海、リゾートのイメージが強いけど、実は国境地帯。この八重山毎日新聞にも一面に、尖閣諸島に中国船がやってきていることが掲載されている。それから、教科書問題も。日経新聞は、三面記事みたいなところに小さい囲みで書かれてるだけ。

よっぽど、緊張地帯ですわ。ほんま、だからこそ、Japan Brand へ!マーケットは、中国、台湾。

2011年07月04日

ソーラークッキングでやんばる弁当

学生たちがSIFEで緊張しているのに対し、私は沖縄・名護で開催された国際文化学会野ワークショップに参加した。やんばる女性農業者の会の方による地元農畜海産物をつかった弁当開発とソーラークッキングのコラボだ。

弁当開発は、文教大学Y川先生の学生さんたち。皆一生懸命考えて、当日の食材の手配に始まる準備など頑張っていた。沖縄の食材は独特で、やんぱるの会のおかあさんたちから、食材の使い方やその効用などを教えてもらう。

<<こうやって反射板で光を集めて調理する>>

ソーラークッキングは、名桜大学の小川先生とユージン先生(二人はご夫婦)の担当。小川先生は、JICAの活動にも参加され、途上国でソーラークッキングを普及しているそうだ。料理だけでなく、水の殺菌など、衛生面でも生活水準の向上に貢献されている。

当日は、残念ながら時々雨もぱらつく曇り模様。しかし、いろいろ奥の手をつかって、できあがったのがこの通り。集まった先生方にも好評だった。

2011年04月28日

被災地支援メニュー

http://www.toyo.ac.jp/news/detail_j/id/2467/学生や卒業生たちと被災地支援のプロジェクトを進めている。まずは、被災地支援メニューを学食で販売しようと思っている。


福島や茨城の生産者の方のご協力、またいろいろな方の協力を得て、実現しそうです。

しかし、被災地支援と言えば言うほど、風評被害を煽りそうでもある。私の中の葛藤を、Foocomのサイトでも書かせてもらった。科学的には理解できる、しかし感情やいろいろな条件があって、行動とはまた別。

2011年02月01日

食育のまち 小浜

京都から近江今津経由で小浜へ。学生時代は、夜中によく走った(もちろん車で、TOYOTAレビンや~)ものだから、鯖街道は、なんとも懐かしい。

市をあげて食育を実践することでも有名な小浜市で、市内の全幼稚園、小学校の子どもたちは、この食文化館で、食のことを学ぶそうである。そこに地域のおばちゃんたちが、力を貸しているというのが、素晴らしい。

その舵取りをしている、食育専門の政策担当、N田さんに、早朝のセリから、市長との面談までご案内をいただく。まあ、テキパキ、テキパキと、その気ばたらき、体ばたらきに感心。

こういう、引っ張っていくリーダーの存在も、地域振興の大事な要素だ。

2010年12月30日

一足早くお正月

ある方からおせち料理を送っていただいた。小さい冷蔵庫にはとても入らない、到着したはしから食べている我が家。めっちゃ豪華な伊勢えび付きだ!


私が子供の頃は、母が黒豆を3日くらいかけて煮たり(甘みを浸ませるため段階的に甘めのシロップに浸けていくのだ)、煮しめは別々に煮ることなど見て知って、教えてもらったけど、どても実行できない。

めんどうなこともあるけれど、沢山の量が食べきれないのが一番の理由。母の家は商いをしていて、普段から家族以外の人の分も食べる、調理する習慣があったようだ。娘がいれば、きっと教えるはずと思うが、実際にそうなってみないとわからない。

ともかく、息子には、正月には、こういうことをやる、位の程度を知っていてもらえばいいから、おせちは「見せモノ」でいいのだ。

しかし、おせちがつくるモノから買うモノになって、こうやって年末に食べている家も多いことだろう。

2010年12月19日

何のため、誰のための農商工連携

金曜日、農商工連携コーディネーターの研修会を覗いてみた。農業の6次産業化が掲げられて久しいけど、なかなか成功事例などほとんどきかない。食を核に地域活性化には予算もついて、補助金などもでているが、うまく分配されているような、へんに分配されているような感じ。

金ない、時間ない、人がいない・・の何重苦か。日本の農業をどうしようかという全体ビジョンもないところに、何をしようというのかな・・。とはいえ、私も農商工連携で、セミナー講師代とかもらったなあ~。
全然役に立ってないわ。ごめんなさい。

2010年12月16日

辛子のはなし

さる6日に、食品業界女性経営者のネットワークの忘年会。西麻布、勘違いの歌舞伎ボンボンが事件を起こした場所近くにあるイタリアンのVinobleにて。隠れ家風で、ワインよし。


今回は、辛子のお話を聞く。創業百年近くなるというC社。おでんや豚まん(ちなみに551蓬莱の豚まんの辛子はこちらのもの)には、欠かせない辛子だが、なかなか奥深い。和辛子のツーンとくる辛さは、日本種独特のものだそうだ。今では、ほとんどがカナダ産だが、品種改良を重ねて、異なる気候風土で和辛子を生産しているという。

書けばとても長くなる話だけど、とにかくその道の深さというものを実感。辛子のあのツーンとくる成分は、揮発性ゆえ、とても保存が難しい。あの納豆についているような小袋でもかなりバリア性の高いものが使われていて、包装材のほうが高いんちゃうか、というくらいだそうである。

今年のヒット商品、「食べるラー油」も出されていて、辛子入りで爽やかなラー油。これでまた食欲増強。

2010年05月19日

おひとりさまランチの図

今日は、スーパーのエキスパートであるOM子さんのブログで紹介されていた、大崎ゲートシティのリラックさんへ。羽村にあるスーパー、福島屋さんの展開する、オフィスビルイン型スーパー、デリストアである。

自然食品とうたっているけど、そんなにギスギスした印象はなく、惣菜や弁当類、そして焼きたてのパンは、とてもおいしそう。素材も自然食品店ならではのものがあり、見ていて楽しい。

買ったものをさて食べようと見回すと、こんな感じ。皆おひとりさまランチではないか!

昨日の日経新聞夕刊に「ひとりで食べられない大学生」のことが書かれていた。みんながひとりのときは、ひとりも怖くないが、友達とみんながつるんでいると、ひとりが怖い・・
もっと強くならなあかん!

2010年05月16日

ewoman 『毎日の夕食、帰宅してからつくりますか?」

facebookに切り替えるも、このブログ更新へのご希望の声が多く、また少しずつ再開します。

さて、今週は、ewoman円卓会議で「毎日の食卓、帰宅してから調理しますか?」をテーマに進めています。今現在6テーマの中で1位で頑張ってます。皆さんからも投稿お待ちしています。

昨日、フードサ−ビスの学会がありましたが、そのなかで、明治乳業のマーケティング部長、働く女性=調理をしない女性ではなく、「働く女性は調理する、調理しないのは、仕事をしてない女性」というデータがあると、話されていました。

私もそれを裏付けるデータは持っていませんが、女性の社会進出→惣菜産業や加工食品の興隆とは考えていません。ほんま、その短絡的発想はええ加減にやめてほしい。

2010年03月18日

農商工連携の宝探し!商談会終了

1月から始まった、農水省の補正予算事業、農商工連携の宝探しプロジェクト、商談会が、今日の仙台会場をもって終了。私はパネルディスカッションの猛獣使いの役目で参加。今日は、山形県庁のAKBさんが休暇をとって来てくれたり、H田屋さんが大勢で来てくれたりと、心より感謝。

宝の山はたくさんあるけど、結局それを磨いて輝く食材にしていくのは、人と人とのつながりだと、いうことが、今回何度も出てきた。もちろん、それを喜んでくれるお客様がいてこその話だけど、そこにかかわる人たちの思いや人と人との縁とは、大きな原動力だ。


今度王将FCを展開されるというH田屋さん、いろいろ吸収して頑張ってください!

2010年03月05日

しょせん他人事

ewoman円卓会議の冷凍ギョーザ談義は、最初盛り上がったけど、その後失速。危険なものに対しては、即反応するけど、当面問題ないものになったら、関心外。しょせん他人事と書いた意見があったけど、その通りかもしない。それから、食べるものを選ぶのは、頭でなく、感情が大きな要素だ。それも
大きい、食のリスク・安全についてのコミュニケーションは、なかなか難しい。


最近、遺伝子組み換え(GMO)についての本を読んだ。原文だからなかなか読みきれてない部分もあるけど、ひとつは、カルフォルニア大学の女性のバイオテクノロジー学者が書いた本、ご主人は、有機農業者という、ユニークな組み合わせ。有機農業を実践するために有効なのは、農薬や環境負荷の少ない遺伝子組み換え農作物というのがこの本の主張。対局するものをくっつけるという視点がおもしろい。

もうひとつは、先進国のGMOへの拒否反応が、アフリカを飢えさせているという話。遺伝子組み換えを導入すれば、アフリカの農業生産も向上するはずなのに、先進国のエゴが、アフリカの飢餓をもっとひどくさせている、というもの。

いくら安全ですよ~!といっても、なかなか受け入れるのは難しい。なにか違う視点での訴求が求められる。

2010年02月27日

「冷凍ギョーザ食べてますか?」 ewoman働く人の円卓会議

昨夜は、恵比寿でバブリーなスポーツバー。100坪はゆうにありそうな客席中央に、丸く囲むように巨大スクリーン。この時代に、こんな場所が存在しているのが、不思議。バブルの頃のアホみたいな遊びを思い出す。人の記憶は、プルーストのマドレーヌのように何かのきっかけに戻るけど、毎日塗り替わる新しいデータに上書きされていく。

さて、あの冷凍ギョーザ事件から2年。もうすっかり記憶の彼方にあるだろうか、A社の冷凍餃子の売上も、ほぼほぼギョーザ事件前くらいには戻りつつあるという。

王将人気で、餃子が盛り上がっているのも貢献している。そこで、今週は、ewoman働く人の円卓会議で、「冷凍ギョーザを食べていますか?」をテーマにディスカッションを進めていく。

皆さん、投票お願いします!

2010年01月23日

「行事食を楽しんでますか?」          ewoman円卓会議

久しぶりのewoman働く人の円卓会議のテーマは、行事食。ほんま、ええ加減な思いつきから、しっかり食卓に定着している行事食もたくさんある。節分の恵方巻き、バレンタインのチョコ、雛祭りのちらし寿司・・・最近は、イースターエッグも。イースターって何??

正月も来てない前から、コンビニでは恵方巻きの予約受付ポスターが張ってあるし(季節感なし!)
昨年は、セブンイレブンでは、400万本も恵方巻を売ったそう。地球を何周するんだろうか・・・(笑)。それにしても、のせられやすい国民性なのか、人がいいのか、よく売ったもの。
こういった行事食ってどう?ewoman働く人の円卓会議で、本日~1月29日(金)までディスカッション中!

2010年01月19日

農商工連携の行方

今日は、農商工連携、農水省補助事業の商談会でパネルディスカッションのコーディネーターをやってきた。なかなかうまいこと進めるのは、難しい。でも、素晴らしいパネラーの皆さんのおかげで、なんとか救われた。ありがとうございます。

夕方からは、元道路公団、今や民間企業となったネクスコの、サービスエリアのデベロッパーの方の話を伺う。民営化後もいろいろな議論はあるが、民営化以来、サービスエリアの施設、食事やサービスも向上したことは事実。今や、サービスエリアは、ショッピングセンター化。でも、そのあたりショッピングセンターも凋落の一途。あの休日、千円高速であふれるサービスエリアとて、例外ではない。

ということで、リーシングには、いろいろな工夫をされているという話。既存の業態を持ってくるのは簡単。でも、そんなことでは、その辺のショッピングセンターと変わりない。ご自身でも商品開発、業態開発をされている。

高速道路でも、農商工連携、地域食材との取り組みがいくつか事例としてあるとのこと。いつも海外に行って思うが、日本は狭い国土中に、本当に、数多い種類の豊かな食文化がある。

他国に誇れる文化と胸を張れるが、なかなかビジネスとして確立しない。何が問題なんやろ?引き続き、考えていきます。次回は、札幌での開催です。皆、来てね。

2009年11月09日

エコナ問題に思う

「顧客マネジメント論」の講義を担当している。CRM(Customer Relationship Management)をうまくやっている企業と言えば花王のエコーシステムを浮かべる方が多いのではないだろうか。お客様の声を社内で共有することと、また商品づくりに役立てるためのエコーシステムは、1978年にスタートしたという。当時としたら、先進的な取り組みだったろう。

しかし、花王は、エコナ問題で、今期業績を下方修正している。お気の毒というよりほかにない。さて、他に、学生に紹介するいい事例はないかとネットをくってみる。と、A社のページに目がとまる。

息が止まりそうなくらいびっくりした、エコナ問題に言及した同社のお客さま相談室のページ。「俺は関係ない。うちのは大丈夫だ。」と。確かにごもっとも、でも、こういう言い方ってないんちゃうかな。抜粋させてもらうと以下の通り。「A社の食用油は、花王(株)が言っているところの一般食用油であり、安全性に問題はないと考えます。」

それはその通りだけど。エコナ問題で、どこの会社もきっと他人ごとではないと受け止めているはず。「トクホ」という制度自体、またそれを製品に付ける業界の姿勢が問われているように思う。自分だけいち抜けようなんていう態度は、許せない。

成分がどうなのか、というのも確かに大問題。でも、それより食品業界全体が「トクホ」について、そして、消費者へのコミュニケーションについて、考えるいい機会だと思う。例えばエコナ、あたかも「天ぷらいくら食べても、コレステロールがつかへんぞ」みたいな売り方していた。そんなことはあり得ない。他のトクホ製品だってそうだ。これを食べたら血圧下がる、血糖値下がる、、、ホンマかいな?です。

確かに臨床試験で、コレステロールが下がったくらいのエビデンスはあるんだろう。でも、しょせん、油は、油。これ食べたら健康になると淡い夢を見ていたところに、発がん性。問題はすり違えられて、裏切られた~となるわけよ。消費者も冷静な判断力を持つ必要があるけど、企業はもっと考えて。

ほんと、イメージばかりふくらませるコミュニケーションってどうかと思う。トクホを扱う大企業の皆様、ぜひ、リーダーシップをとって、考えていってほしい。


<<文章とは関係ないけど、白山神社にいたネコ。丸くなったまま、じっと動かないのが可愛い!>>

2009年08月12日

野菜の大食い国 韓国

新大久保は、言わずと知れたコリアンタウン。東京に居ながらにして韓国旅行が楽しめる。韓国サウナに入り、友達に教えてもらった韓味里(ハンミリ)という焼き肉屋さんへ。


<<手前は行者ニンニクです。ごつい味でも元気でる!>>

すごい量の野菜が出てくる。えごまや明日葉、見たことない野菜ばかりで、豚バラ肉を焼いたものと一緒に食べる。めっちゃおいしい。肉も野菜も食べ放題。朝から何も食べずに行くべし。それに、イ・ビョンホン風のおにいちゃんもなかなかいい。

韓国の野菜消費は、世界でも断トツで、日本人の倍くらい食べていると聞く。日本人は目標350gをなかなか果たせず、アメリカ人にも負けている。農水省も夏ベジキャンペーンとかやってるけど、悲しいかな、雨が多くて、価格という壁も立ちはだかる。

コメを食べようと、昨年は、結局お米の消費量はダウン。でも、砂糖や大豆の生産が増えて、自給率が41%になったそうだ。なかなか思惑どおりにはいかもんですな。

2009年07月12日

春雨は国産が主流なのか?!

浅草雷門まえに、オーゼキがある。ちゃりんこで、浅草まで。このあたりは、競合するスーパーが、あまりないので、めちゃくちゃいっぱい。

春雨を買おうと思ったら、中国産がひとつあっただけで、国産ものばかり。

生春巻きに使いから、細い緑豆春雨がよかったんだけど、中国産のは量がちょびっとで、割高。結局、国産春雨を買ったけど、太いなあ。

オーゼキのようなディスカウント系でも、国産信仰は強いのだと、また改めて感心。周りのいろいろなものが国産に置き換わっているけど、これで自給率は上がるものなのかなあ。

2009年06月14日

マグロはもう売らない、プレタマンジェ

プレ・タ・マンジェは、ロンドンの三角サンドチェーン。日本マクドナルドが、日本にも持ってきたけど、コンビニ三角サンドとの差別化が図れず、あえなく撤退。アメリカ、香港あたりでは、よくみかける、赤い星のマークのサンドウッチ。


<<香港のプレタマンジェ、漢字が入るとかわいい>>

このプレタが、マグロを使わないと決めたそうだ。不況の影響で、マグロの価格も下がり、もうマグロがいなくなる・・なんて、センチな報道も最近はされない。しかし、資源としてのマグロは、危機的な状況で、各国で漁獲量が決めれている。絶滅危惧種に近い生物だ。

ツナといえば、コンビ二おにぎりでも上位人気3位には入る商品。プレタは、ツナサンドは継続するけど、マグロではなく、カツオを代わりに使うと同社webサイトでは書かれている。
そういった英断も必要になってくる時代だ。

2009年05月02日

はらドーナッツのふるさと

「神戸に帰ったら、はらドーナッツ」とずーっと思っていた。念願かなって、本店へ。でも、ほんまの元祖は、同じ湊川商店街、マルシン市場にある「原豆腐店」だ。はらドーナッツは、ここで修業をされていた方が、ドーナッツ店を展開されているとの話。

実は、原豆腐店は、うちの母も昔からよく買っていたお豆腐屋さん。父と一緒に尋ねたら、お揚げさんをちょっと買っただけやねんけど、はらドーナッツにつこてる大豆を蒸したものを食べさせてくれる、豆乳はごちそうになるの、大判振る舞い。


豆もうまいが、お揚げさんがめっちゃうまい。口の肥えたバカボンと取り合いをして食べた。もっと買って来たらよかったわ、と反省しきり。今やスーパーのお揚げさんを食べる生活、こんなうまいもん、食べとったんかと、やはり、出来たてのものはいいなあと思う。

湊川商店街は、神戸でも有数の商店街だ。豆腐もそうだが、野菜、魚、とれとれ、ピチピチのものが並ぶ。神戸も高齢化が著しい。しかし、みんなヨレヨレになりながらも、買い物にくるたくましさ。

商店街には、鮮度がある。それから、スーパーとは、温かみもある。小さな商店が、生き延びていくのは、厳しい時代だけど、頑張ってほしい。

2009年04月07日

池袋エチカはスイーツ男子で埋め尽くされていた!

池袋エチカに、週末行ってみたら、すごい人でびっくり。池袋のはずれ、ホープセンターと丸井の間の副都心線ホーム上にある。出足は好調というが、よほどの魅力がなければ、非常にツライ立地だ。

というわけで、新しいスイーツやデリ、また通路の壁に沿った雑貨店(阪神梅田に大昔からある、あの地方物産店通路スタイル)、今回できたのは、40店舗ほど。来年には、有楽町線の駅からの通路と、また駅ビルとが融合しhて、池袋モンパルナスという一つの街をつくるあげるそうな。

駅ナカも、すでに飽和状態。業態もそうそう斬新でヒット作もなく、最初は、一度見ておこうという人が集まるが、次の集客に続かない。

それにしても、スイーツゾーンに男子の多いこと。ドーナッツ、仲良く食べていた3人づれ。ほんま、オーバーストア、日本男子、世の中の行く末は、どうなるのだろう・・


2009年03月31日

家庭内食 商品開発が花盛り

節約モードが大いに盛り上がり、これに食の安全や健康志向が後押しし、世の中、内食回帰の様相だ。家庭で調理しよう、でも調理技術が伴わない、あるいは、調理するのが面倒という人向けに、家庭用の調理食品が、いろいろ開発されていておもしろい。

ハウスのレンジで親子丼(の具)ができるもの、これは、鶏肉とたれのレトルトパックにとき玉子を入れて、レンジでふんわり玉子とじができる仕掛け。レトルト袋をそのまま利用するため、袋を立たせるために外箱を利用させる。苦肉の策と言えば苦肉の策、まあよく考えていること。

先日、日経新聞に、半年で2億6千万円(198円だっから、約百万個強)が売れたと掲載されていた丸美屋の麻婆もやしの素を買ってみた。もやし、豚肉を茹でるところがミソらしい。味はご想像の通り。


節約している人が198円も出すのかと、悩んでしまう。ささっと、豆板醤とオイスターソースあたりで、フライパンで作った方が、よっぽど安上がり。現代台所節約術も、なんとも複雑です。

2009年03月12日

ファーストレディの食卓

昨日は、ある勉強会で、帝国ホテルのフレンチ宴会。緑のハーブとサフラン入りのソースが、春らしい。久しぶりにちょっと重めのフランス料理が、ちょっとトレンドはずれのような、またこのようなのが盛り返しているのか、どっちか、よくわからない。

アメリカでは、食のトレンドもオバマブームのようだ。NYタイムズに掲載されたミシェル・オバマのヘルシーな食生活という記事。新鮮で、素材のまま、地産地消(locally grown foodsって英語の方がかっこええね)がコンセプトと、缶詰などの加工品は使わないなど、二人の娘には、ジャンキーなものやソフトドリンクはできるだけ与えないなどと書かれている。

さらに、フレンチフライで有名な、Five Guys Burgers and Fries にも足を運んで、チーズバーガーとフレンチフライを、ダイエットコークでないコークとともに、食べたことも話題になっている。まあ、庶民派に近い、柔軟な発想で、食生活を送ってるということかな。

ちなみに、前ファーストレディのローラ・ブッシュは、オーガニック食品を好んだそうだ。いずれも、ほんまかどうかはわからないけど、こちらは、やはりちょっとスノビッシュでいやらしい。もっともこの事実は報道されることはなかったらしいけど。

たかが食生活だけど、その人の生き方なんかも反映されてしまう。ブリア・サバランの有名な言葉「君が何を食べたか言い給え、私は君をどんな人か言い当てよう」食は人なり。


2009年02月19日

おかえりプレート ロックフィールド

ロックフィールドが「おかえりプレート」という試みをしている。期間限定だが、京都エコ容器包装・推進協議会の活動のひとつらしいとして、使い捨てでない、リユースする陶器の容器で、グラタンとドリアを販売している。(18日から3月10日までの販売)

いいことだけど、陶器なだけ,持ち帰りが重い。グラタンは、洗う手間もあるし、私だったら、焦げ目がついても、気楽に捨てられる紙容器のほうが、有り難いな〜、と思う。それに、結局、割れないように緩衝紙がついてくるし、保冷剤も・・なんだかよくわからん。

なんといっても、この容器はかわいい。さすがロックフィールド、デザインがいいのだ。返却したら、キッシュがもらえるらしいが、それより、家で使おうっと。こういう変なエセエコ主婦は、結構多いはず。

2009年02月17日

アメリカの10大ヘルシー食材

アメリカ、ABCニュースが、アメリカ人に馴染みないもので、10大ヘルシー食材を伝えている。キウイ、ブロッコリーレイブ(rabe:やわらかい葉付きのもの)、ブラジルナッツ、枝豆(!)、レンズ豆、キノア、鮭缶(何でやねん?)、海老、全粒粉あるいは、雑穀パスタ(multi grains pasta)、そしてざくろの10種。


サイトに流れるニュース映像では、気分の良くなるものが体にいいといったことを、栄養士協会のような団体の女性がコメントしている。チョコレート、牛乳、ホウレンソウ・・なんでもいいのか快食ダイエット。全部食べたら、太ること間違いなし!<写真は、NYオーガニック食品店、オーガニックでもこんだけチョコバー食べたらヤバいのでは?>

2009年02月10日

世界料理サミット

世界料理サミットというイベントを裏から覗いた。各国の有名シェフが勢揃いするからと、農水省や地方の自治体などが日本の食材や食文化を紹介しているブースがあって、賑やかだ。

それにしても、料理のデモを見るだけで、数万円もするチケットが売れる(完売だそうだ)のだから、料理というものの文化やエンターテイメント性が求められているのだと、再確認する。

惣菜や外食の売り場にも、こういう料理のエンターテイメント、躍動感のようなものが必要なんだろうな。

~World Summit of Gastronomy~ The famous cheffs have come to this summit inTokyo to demonstrate their special and professional cooking skill. Next to the event hall, many kinds

続きを読む "世界料理サミット" »

2009年02月06日

オフィス弁当が熱い!

節約志向強まる中、オフィス街のランチは、持ち帰り弁当が人気。 安くて、早いのがいい。麹町の弁当は、コンビニ中心だが、車で売りに来るのもあり、200食くらいがあっという間に売れている。新潟のオーシャンシステムという会社が、「こしひかり弁当」というブランドで、こしひかりを使用しながら300円台のお値打ち弁当を丸の内あたりで売って超人気。オフィス弁当ケータリングで有名な玉子屋は、1日6万8千食も売るそうな!

秋葉原、つぶれた惣菜屋跡にできたのは、Hotto Motto。厨房を持たず、近くの厨房付き店舗から保温容器に入れ、運んできていた。こういうサテライトが増えていくのだろう。そういえば、定食業態のフクラ家、定食業態に加えて、持ち帰り惣菜を販売している。
<<お詫び>>フクラ家は、株式会社シオ井の運営です。以前の記述に間違いがありましたことをお詫び申し上げます。

オフィスの弁当、まだまだニーズはありそうに思う。が、先日、日経新聞に出ていたが、オフィスのごみ減量化に伴って、弁当の空容器が問題になり、コンビニ弁当持ち込み禁止のオフィスもあるそうな。
今後、いろいろな知恵が出てきそうなマーケット。チャンスありまっせ!

~ Hot ! Office Lunch Box ~ Thrift on the background of tough economy has made lunch boxes much more popular. We value their lower price - they are speedier and cheaper than restaurants

続きを読む "オフィス弁当が熱い!" »

2009年02月01日

やっぱり、和がらし

もうすぐ立春とはいえ、まだ寒い。大きな大根を頂いたので、おでんにした。知人の辛子屋さんから頂いた粉がらしをといて、ツーンと辛みが立って、鼻にくる、目にくる。子供のころ、今日は「かんと炊き」(関西ではおでんと言わず、関東だきいう)というと、母が、粉がらしをといていたことを思い出す。

からしには、洋からしと和からしがあって、辛味成分がちょっと違うらしい。今やからしと言えばチューブ練りがらしだが、なんとも、ときたての和がらしの潔さには、まったく叶わない。わさびもそうだけど、便利になった分、失われたものもたくさんある。スローフード礼賛者ではないけど、子供には、知っておいてほしい。

~ After all, Japanese KARASHI ! ~ The spring is coming on the 4 th Feb. this year. (Risshun, by the old calender) However, we have still a cold weather, so I cook Oden for lunch because

続きを読む "やっぱり、和がらし" »

2009年01月24日

米粉のパンやスイーツ好きですか?

今日から1週間、ewoman「働く人の円卓会議」で「米粉のパンやスイーツ好きですか?」の議長を務める。

昨年は、事故米問題、小麦価格の高騰などで、注目された米粉。興味あれば、円卓会議をのぞいてください。私も米粉はもちもちした食感が好き。パンを焼いたり、地産池消を勧める青森のFM青森の「地産でダイエット」のブログにも、米粉のパスタで登場中。

2009年01月21日

きたァ~!真っ黒うどん、東西食文化の溝

今日は国分寺の恋ヶ窪公民館の勉強会にお招きいただき、世界の環境と食という大きなテーマで話をさせてもらった。そんなでかい話はできないので、食まわり、無駄をせず、もっと大事に食べようぜというような話をした。

昼どき到着した国分寺駅、駅ビルの丸井は。すばらしく都会的。昼に食べようかと思えども、どこも同じ景色で、食指動かず。目的地西武線恋ヶ窪駅まで行ってみることにした。蕎麦屋を発見。きつねうどんを頼むと、久しぶりのまっくろ汁うどん。白い円盤で水の透明度を測るように箸を差し込むと、透明度は、約2cm!


なんか久しぶりでうれしくなった。私の東京スタートは西武池袋線保谷にある社員寮だ。初日でてきた夕食は、おでん。ちくわぶに初めて遭遇して、世の中にこんなまずいもんはあるのかと、東西文化の違いにノックアウトされたのだ。電池ストさんをはじめとするちくわぶファンの皆さん、すみません。

いまだ、インスタント麺も、東西で味を違えているという。これだけ交通が発達し、人の行き来があるけど、変わらないのがおもしろい。

2009年01月12日

中国産も売ってほしい

中国産餃子事件以来、国産志向が高まり、今やスーパーで中国産野菜を見かけることは少なくなった。ネギ、にんにく、しいたけ、中国産を見つけるのは至難の業。さて、渋谷東急フードショーでにんにくを買おうと思ったら、青森産にんにく250円、380円、480円!1玉の値段。いままで、あちこちで頂いたにんにくで暮らしていたので、久しぶりににんにくを買おうと思ってびっくりした。

近くのハナマサに行ってみると、なんと16玉も入って、190円で売っている。なんだこの値段の差は?にんにくはじゃかじゃか使いたいから、500円もするとやはり買うのはどうしようかと、ビビってしまう。

確かに青森産のにんにくは、マイルドではあるが、この価格の差。中国産で私は十分だ。
国産もいいけど、無理して使うことはない。そろそろ、中国産含め、輸入食品との付き合い方を消費者に正しく伝えるいい機会じゃないかな。

~I want to buy Chinese agri-product ~ It has become very difficult to find any vegetables from China at supermarkets , because of

続きを読む "中国産も売ってほしい" »

2009年01月05日

米粉パンに挑戦!

今日から仕事をしようと事務所に出かける。やるべきことはたくさんあるが、エンジンかからず、データのバックアップ作業をしながら、サンプルでもらった米粉でパンを焼いてみた。野菜のペーストも入れて、なかなかの出来上がり。

製粉技術の改良で、米粉でも美味しいパンができるようになった。農水省によれば、食料用の小麦の輸入は500万トン、そして国産小麦は80万トン(2006年)。そのうち1割でも、米粉に代替えできれば、10万haの水田を減反せずに済むという。とはいえ、まだまだ米粉パンの方が高いという現実。それにしても、米粉パンはおいしい。ハハハ、自画自賛。

~Try Rice Bread ~ Today is the first working day 2009 !

続きを読む "米粉パンに挑戦!" »

2009年01月01日

おせちは、見るもの、飾るもの

あけましておめでとう!今年のおせちは、遠く奈良からやってきた。我が家は、待ちきれず、到着した大みそかから食べている。なかなか薄味で、おいしい。

年々、このような’つくらない’おせちの市場は大きくなっているという。食べるというより、見るもの、飾るものへ。すでに儀式化してしまっているおせち。
お正月の過ごし方も変わっている。秋葉原では元旦からどこも営業しているし、普段の日と変わらない。
正月の文化も廃れていく、だからこそ、おせちが見直されるのかもしれない。
(今年から、下手っぴいな英語でも書いてみます。自分の勉強のためと、ヨコシマな下心から・・)

~ Ready to Eat OSECHI ~ For a new year day,I had a 'ready to eat' Osechi, a traditional new year's dishes delivered. Recently,

続きを読む "おせちは、見るもの、飾るもの" »

2008年12月28日

おやじの忘年会→ピン子のダイエット

クリスマスあたりは、洋ものが続く、今年最後から2番目の忘年会は、おやじの忘年会。私は、おやじの行く店が好き。自分がおやじであることも大きいが、何より、おやじはおいしいものを知っている。

横浜は関内、鳥伊勢。めちゃくちゃ寒かった金曜日、焼き鳥、あつかん、そして鳥鍋そして、雑炊!
大興奮で写真を撮り忘れたので、ショップカードで。

お腹はいっぱい。よくあれだけ食べられるもんだと感心する。が、食べる=体重増は、悲しい現実。
そして翌日、泉ピン子が、180日間で15kgのダイエットに成功したTV番組を見入る。

続きを読む "おやじの忘年会→ピン子のダイエット" »

2008年12月16日

何をどれだけ食べたらいいの

昨日は、東京都老人研究所のセミナーに行った。全部は聞けなかったが、老化防止やボケ予防に、どんな食べ物や食生活が良いかという話にホールに集まった中高年は熱心に耳を傾けていた。

質問コーナー、最後に研究所副所長が、「我々研究者のやっていることは、極端なことをやっている。何がいい、これがいいと、それをそのまま真に受けないで」と締めくくっていたが、メディアでもてはやされる〇〇ダイエットなどが未だ席巻する世の中を鑑みてのことだろう。

続きを読む "何をどれだけ食べたらいいの" »

2008年12月15日

築地市場見学者出入り禁止 当然ちゃう

築地市場のセリ場、見学者の立ち入り禁止がニュースになってるけど、当然のこと。だいたい海外市場なんて、簡単に出入りできないのが世界の常識だ。
今秋、イタリアへ行ったとき、奈良の八百屋社長率いる突撃隊でローマ郊外市場を見に行こうとしたけど、大きなゲートでひっかかり、あえなく退散した経験がある。<<写真は夜明け前のローマ中央卸売市場>>

卸売市場の機能も、変わりつつあるが、やはり誰でもが入れるところであってはならないと思う。

続きを読む "築地市場見学者出入り禁止 当然ちゃう" »

2008年11月27日

食べる量は変わらないはず

食市場、特に外食の落ち込みと中食の停滞が話題にされる。内食に回帰しているのだと。
でも、今日調べものをしていて、家計調査を見ていても、そんなに変わるんかいというくらいの微々たる差。総世帯の7~9月の四半期を年度ごとに見たけど、人間そんな食べる量に変化はないはず。そしたら、なんで売上が下がってねん?? 


<<青山、紀ノ国屋内海藻関係の棚、日本の食文化は豊かだと、つくづく感心>>

続きを読む "食べる量は変わらないはず" »

2008年11月16日

男の料理

最近は、男性でも料理をする人が増えている。以前の男の料理的なものでなく、日常的なものとなっている。マクロミルが先月行った調査でも、8割の男性が料理をするといい、また、料理をする男性をかっこいいと女性は評価しているという。

WashingtonTimesでも、家でご飯をつくる傾向となっているという記事があり、

続きを読む "男の料理" »

2008年11月03日

レジャーも弁当持ちが多数派

三連休、久しぶりにどこかへ行こうと、つくばエクスプレスに乗って、筑波山に登る。本格的な紅葉までにはまだ少しだが、すごい人出。山もあれだけ人がのっかると、「重い」と根を上げそうなくらいだ。


続きを読む "レジャーも弁当持ちが多数派" »

2008年11月01日

カットするのに涙!ぬいぐるみケーキ

昨日は、スイーツ・デリ研究会。取り寄せデリ&スイーツをテーマに集まっていただいた。なかでも盛り上がりは、この立体ケーキ。かわいいパンダのケーキ。これだけで盛り上がれる、食べ物ってやっぱり楽しいな。

楽天の食卓.jp買収、アマゾンの食品取扱開始、いろいろ食のBtoCネット市場は、盛り上がりそうな気配。
惣菜もなかなか、今回取り寄せた若菜のものは、野菜たっぷりで評判良し。こういうのが、冷蔵庫に入っていれば、安心だろうな・・

続きを読む "カットするのに涙!ぬいぐるみケーキ" »

2008年10月25日

万札が飛び交う パン屋さん

昨日の株価大下落、なんてどこ吹く風。1万円札の飛び交うパン屋がある。なんと常磐線北小金駅(ってどこよ?柏あたり)からタクシーで980円もかかるところにあって、この行列!

お店の名前は Zopf。ネット通販もやっているが、月2回ほど各50名限定だ。スタート時間と同時にパソコンクリック、あれこれ買おうと思っていると、あっという間に限定数に達し、終売となる。

続きを読む "万札が飛び交う パン屋さん" »

2008年10月15日

男もすなる・・サラダ

今日電車の中で、きれいな指、柳腰ともいうべき男性、ずーと、鏡を見ながら、髪の毛をいじっていた。
「メス化する自然」か、いや、女性の方は、確実に男らしくなっている。ユニセックス化が進む。

さて、恵比寿の三越、お昼時は、ガーデンプレイスに勤務する男女がお昼を求めてやってくる。ここで、男性が、次々とサラダを買っている場面に遭遇。


続きを読む "男もすなる・・サラダ" »

2008年10月13日

代官山イータリーで、本格イタリアン

やっと来れた、代官山のイータリー。イタリアトリノにある高級スーパーの東京出店、昼時に行ってみると、さすがに大混雑。といっても、食料品は、全然売れてない、レジには並ぶ客もいない代わりに、イートインのコーナーに長蛇の列!

入ってすぐ、「食べることは作ること」とあるけど、皆さん「作らずに食べる」コースに集中。

ハムもバカみたいに高くない。さすがに豊富な種類のパスタも結構いい値段だが、今やディチェコのパスタが、スーパーで500g350円超のご時世。となれば手が届かなくもない。

続きを読む "代官山イータリーで、本格イタリアン" »

2008年10月05日

もったいない話

友達が、デパ地下ブランドお菓子の工場で、アウトレットものを買ってきてくれた。見た目重視のお菓子やパンは、少しでも規格から外れると廃棄処分になる。

こうやって人の口に入るものもあれば、捨てられるものもあるだろう。地球の裏側で飢えている人がたくさんいるのに、もったいない話である。しかし、

続きを読む "もったいない話" »

2008年09月22日

事故米事件、食品の流通、不明なことが多すぎる?

今日から1週間(26日まで),ewomanサーベイ改め、「働く人の円卓会議」で「事故米事件、食品の流通、不明なことが多すぎる?」をテーマに、
ディスカッションしていきます。

中国のメラミン入り乳も、日本で流通する商品に使用されていたことが判明するなど、事件が起こる度、次々と明らかになる事実。いったい何が問題、働く女性たちはどのように考えているのか、火曜日から金曜日まで、毎日、参加者の意見が掲載されます。

2008年09月01日

純正日本男児は何処に?

首相辞任が二度続く、そんなぁ!ちょっとカッコ悪すぎる。。それでも男かぁ~!?というと、フェミニストおばさんが飛んでくるかしら・・。日本男児は何処に・・・

毎度おなじみ、キリンビールの「にっぽんのうまい!」47都道府県のうまいものが勢揃いする。うち22は、肉!つまり餌は、ほとんど外国産。あとは水産物だが、漁業者たちが一斉休漁したように、魚を獲るには燃料が要る。燃料は外国産。
純正「にっぽんのうまい!」なんて、実は、ほとんど存在しない。山菜、きのこくらいか。。

続きを読む "純正日本男児は何処に?" »

2008年08月16日

子供に伝える食

今日から1週間(22日まで)、「子どもに伝えたい食 ありますか?」をテーマに、ewomanサーベイで、キャスターを務めてます。最近の食の伝承はいかに?子に伝える我が家の味も、時代とともに、きっと変わっているでしょうね。

2008年08月12日

オーガニック農産物って、どうよ?

米国では、環境意識の高まりとともに、オーガニック農産物も人気。だけど、オーガニックだからと言って、レタスはレタス、トマトはトマト。味がおいしく、栄養成分も優れているのかというと、決してそうではないはず。デンマーク人の友人に言わせれば、そんなもん味は同じよ、と。彼らは、有機農産物は、オーガニックとは呼ばず、エコロジカルな農産物と呼ぶ。価値を置くところが違うんだ。

オーガニック農産物について、松永和紀さんに教えてもらった、ACSH(American Coucil on Science and Health)がおもしろいレポートを出している。ACSHとは、消費者教育、主に、食や薬、他私たちの生活に関わる、科学や技術について、理解を導こうという目的をもった、科学者による組織だ。

続きを読む "オーガニック農産物って、どうよ?" »

2008年08月11日

材料発想の食卓を

我が家は果報者で、先週、今週末と、福島の農家Sさんの野菜、今年から菜園を始めた粟田口さん からの野菜と、新鮮な野菜を送ってもらった!粟田口さんの野菜は、とても初心者とは思えない、素晴らしい出来栄えだ。

畑をもつと、きっと実がたくさんなる→せっせと食べなければいけない。こういう生活スタイルになるんだろうな。だから家でご飯を作ろうというサイクルになる。漬物のような保存食にしたり、野菜を大事に、いろいろな方法で調理をしてきたのが、農家の食卓だ。


<<スーパーで買ったゴーヤ、種をまいたら、この通り。1日で、ぐんぐん伸びる!>>

続きを読む "材料発想の食卓を" »

2008年08月01日

アルジャジーラで伝えられる、日本の食

先日、アラブ系メディア、アルジャジーラで、日本の食生活について報道されていると、BSニュースで伝えていた。内容は結構鋭い。日本人は、食生活が洋風化し、飽食で生活習慣病が非常に多い。健康のためにも、食べるのを減らして、飢餓に苦しむ国に回せばいいという内容。ほんと、その通り。日本だけでなく、先進国すべてに言えるけど、日本ほど、エネルギー使って、食料をかき集めている国はない。

毎日、食料品価格の高騰が伝えらているが、業界としてどうするか、って頭があまりなさそうに思う。
きっと上層部の人たちは、切実な問題ではないのだろう。

続きを読む "アルジャジーラで伝えられる、日本の食" »

2008年07月30日

プロの道は、まだ深い

昨日、惣菜協会でお話をさせてもらった。下手っぴいな話の後のディスカッションは、盛り上がり、そのなかで、ある惣菜産業の方が、「うなぎの旬」について、お話をされた。先週の土用の丑、圧倒的に国産が売れたらしいが、実は、国産がおいしいとき、同様に台湾産うなぎ、中国産うなぎ、それぞれの旬があるそうな・・


続きを読む "プロの道は、まだ深い" »

2008年07月24日

規格外フルーツの行方

http://www.delica.co.jp/デリカフーズさんの勉強会。
いろいろ学ぶことがある。なかでも、規格外のフルーツの話は、世の中の主婦が一度は疑問に感じる、
「果物はは高い」でも、「道の駅とか、直売所なら安い」なんで?というものに答えてくれるものだった。

熟しすぎたイチジク、小さくて傷がちょっとだけあるプラム、実りの小さいぶどう、粒のそろわないぶどう(親子というそうだ)・・。どれも、めちゃおいしい。

続きを読む "規格外フルーツの行方" »

2008年06月26日

現代若者食事情その1

用があって、とある学食で、五目かたやきそば!学生っぽくっていい。が、オババには、ちょいハイカロリー過ぎた。

お昼休みの学食、回りを見回すと、

続きを読む "現代若者食事情その1" »

2008年06月24日

縮小外食、伸びる惣菜市場

2006年惣菜市場規模は7兆8129億円で、前年比3.1%増。07年市場を7兆9958億円と推計と、日本惣菜協会から発表あり。ここ数年で外食が失った市場が、そのままシフトしているのかな。でも、惣菜の方が、単価が安いから、惣菜の利用機会はそれ以上に増えているのだろう。


続きを読む "縮小外食、伸びる惣菜市場" »

2008年06月04日

デコレーション弁当の重圧

今朝、ゆっくりしていたら、はなまるマーケットが始まってしまった。見ていると、「デコレーション弁当」を取り上げていた。小学校や幼稚園で流行っているといってたけど、ホンマかいな?動物やお花、いろいろにかたどっていくといもの。コネコネこねくり回して、私には、とても衛生的とは思えない弁当。

で、かたや、昨日NHKで話題にしていたのは、近頃の幼稚園では、手抜きの弁当が多い、と。


<<これは息子作、すばらしい!教育のなせるワザ!何にもしてやらないことこそ、よい教育 >>

続きを読む "デコレーション弁当の重圧" »

2008年05月30日

おやじ的新橋的飲食生活

こんな仕事をやっているから、さぞかしシャレた店に行ってるのだろうと、一瞬思われる。が、和むのは、おやじ飲み。ディープ新橋にある知人が3年前に始めた居酒屋。水産大出身だから、(えらいインテリ居酒屋)安くて美味しいルートをよく知っている。
マグロの脳天。うまい、うまい。こういうチビチビ系がいいんだなあ。

続きを読む "おやじ的新橋的飲食生活" »

2008年05月27日

カロリーの数値、意味があるような、ないような・・

80kcalアイスの登場以来、低カロリーをウリにする商品は、カロリー値が書いてある。この間、無印良品を物色していたら、こんなかわいい100kcalクッキーを見つけた。胡麻が入っていて、噛みごたえもあり、それなりの満足感はある。一瞬は、食べた気がして満足するが、


続きを読む "カロリーの数値、意味があるような、ないような・・" »

2008年05月25日

食料の分配

ミヤンマーのサイクロン、中国の地震と、近いところで災害が続いている。多くの人が生存の危機にさらされている映像を見るのはとてもつらい。でも何もできないもどかしさ。
今日は、国連食糧計画の、ウォーク ザ ワールド For アフリカというチャリティウォークに参加してきた。すごい雨のなかのスタートだけど、2千名に近い人たちが、横浜の街を歩いた。

続きを読む "食料の分配" »

2008年05月16日

時間帯別まーちゃんだいじんぐ?

平成18年度の国民栄養調査、若年〜壮年層で夕食の時間が遅くなっているという結果が出ていた。子供も塾、仕事も遅い、なかなか夕食とはいかず、夜食という時間になってしまう。しかもお腹が空いているから、がっつり食べて(飲むし)、翌朝は食べられん、という悪循環。

それが良いのか悪いのかよくわからないけど、食を提供する側も、それなりのメニューの提案をする必要がある。提案しているようで、実は届いてないと、私は思う。

あまり関係ないけど、昨日見つけたお粥。

続きを読む "時間帯別まーちゃんだいじんぐ?" »

2008年05月07日

わかっちゃいるけどヤメられない

連休中、内閣府から食育意識のアンケート調査が発表されていた。メタボの認知度は、75%を超えてる。またメタボ対策を実践している人は、3割以上。特に60代以上の人が熱心だという。
まあ、どの程度やっているのかは、人それぞれだろうけど、皆努力をされていることは、確か。


<<マックとメタボ 関係あるのかあ?>>

続きを読む "わかっちゃいるけどヤメられない" »

2008年04月30日

フードバンク

朝出かけようと思ったら、NHKでフードバンクのことをやっていた。フードバンクとは、食品企業や売り場で、食べられるけれど、売りものでなくなったものを集めて、毎日の食べるものにも事欠くという人たちが集まるところに届けるという活動。

いろいろなことを考えさせられる活動。社会の二極化、食品廃棄、つまりは消費活動、企業活動、いろいろなこと問題を突きつけられる。


<<松島の遊覧船。かっぱえびせんを海鳥のえさに売っていて、ばらまくと、スゴい勢いでやってくる。これもフードバンク。カッパエビセンを粗末にして、気が引ける>>

続きを読む "フードバンク" »

2008年04月20日

鶏の骨バリバリ食って、骨元気

お世話になっている麹町電池ストさん、いつも聞かされる立石グルメ。やっと今日デビュー!
気になる鳥房、意外とすんなり入れたけど、コワいオバサマに言われるまま、一人半身1つ、ビールを飲みつつ、立石を楽しむ。しばし待つこと20分、でたぁぁぁぁぁぁぁ~!

合掌ポーズの鶏、半紙がでてきて、解体して、頂くわけだが、作法があるらしく、初心者は、素直に従う。そして

続きを読む "鶏の骨バリバリ食って、骨元気" »

2008年04月11日

クラースな食

今週もたくさん食べた。今週の〆めは、日本橋高島屋の大九州展。肉まん、さつま揚げ、ちゃんぽん、かるかん・・いろいろ買いたいけど、冷凍庫が壊れていて、「持ち帰れない、だから、お腹に入れる」の図式で、身体は膨れていく一途。明日から ewomanに登場する予定。もちろん「シェイプなカラダ」テーマで、キャスターとしては、締まらなきゃ・・。

今週、一番笑った食事は、中国でチェーン展開している火鍋の「小肥羊」。

続きを読む "クラースな食" »

2008年03月14日

飽食の日々 メタボにならない開発者?

今日の昼は、ある食材卸さん主催の勉強会で、アメリカ南部にある有名ミックススパイス会社創業シェフのフルコース、その後は、デンマークのチーズをつまみ食いし、夜は、10日遅れのババひな祭りで、飲む食べる。こんなメタボまっしぐらの日々は、食品の開発をする者には必然と科せられる。今日は贅沢コースだが、いつもはコロッケばかり、ハンバーグばかり、試食はつらい。


≪不思議とアメリカ風スパイスなんだなあ≫

続きを読む "飽食の日々 メタボにならない開発者?" »

2008年03月10日

素材がなければ始まらない

青森の大西ハーブ園からハーブさんがハーブを送ってくださった。ハーブのサラダ、お花も入って、とても素敵。いろいろな味と香りを楽しむ。
星がついたレストランも多くつかっっているという大西さんのハーブ。
素材がいいことも、星の要素のひとつだ。

続きを読む "素材がなければ始まらない" »

2008年02月24日

アルマーニ 手が届くのは、食事だけ・・ 

風が吹きすさぶ銀座の日曜日、おばさんランチは、アルマーニ!ハハハ!
ユーロ高の今となっては、手が届かないブランドになってしまったアルマーニ、昨年銀座にビルができ、最上階よりひとつ下(最上階は、VIPフロアらしい)にイタリアンレストランがある。

3800円のランチは、結構凝ったものが出てきて、私は土星を思い出してしまった・・のは、黒米のスープ。うーん、アルマーニっぽい、色だなあ~と、深く感心。

続きを読む "アルマーニ 手が届くのは、食事だけ・・ " »

2008年02月19日

文化を超えて、食を共有できるか?

今日は仙台に。仙台の土産は、萩の月、ずんだ、笹かまぼこ、牛タンと、割と限られたものしかない。
いや、今までに淘汰され、残っているツワモノ揃いとも言うべきか。だから、土産も一巡してしまって、目新しいものがない。
が、今日は、かまぼこやで、春らしくて、かわいいものを見つけた!雛壇に見立てたかまぼこだ。


続きを読む "文化を超えて、食を共有できるか?" »

2008年02月13日

下町スイーツに異変!

明日は、バレンタイン。デパ地下は、チョコを求める女性で、ごったがえしている。が、下町スイーツには異変が・・・

続きを読む "下町スイーツに異変!" »

2008年02月01日

チョコレート月間の始まり

百貨店でのチョコレート催事は、1月下旬からスタート。やはりこの季節、食べずにはいられないチョコレート。
サダハル青木(って書くとプロレスラーみたい)のマキュアージュっていうチョコレート、実際、めっちゃ小さい、これだけで、4200円。ほんま、どうかしているな。

少子高齢化でさぞや菓子市場も縮小か思えど、このスイーツブームで、そんなに悪い状態ではない。
2005,2006年と前年比クリア。全国菓子協会のデータによれば、和菓子などは減少の一途だけど、洋生菓子やチョコレートは、微増傾向にある。


続きを読む "チョコレート月間の始まり" »

2008年01月31日

餃子ショック!

昨夕からの餃子ショック!今年もまた波乱万丈の食品業界。

中国の工場見た人なら、知ってるはず。野菜の味がわからんようになるまで、洗浄、殺菌を繰り返しという工程があるはず、どこでどうなってるんやろう。早期の原因究明に期待。

しかし、出てくる、出てくる。あなたも私も、JTと加ト吉は、兄弟だからいいんだけど、自主回収の社告は、えー!ここもか、あそこもか、という大企業ばかりだ。

消費者は、この事実にもぴっくりするだろうな。メーカー(メーカーといえるの?)違えど、作っているところは、みな一緒だったって、

続きを読む "餃子ショック!" »

2008年01月28日

お宝トマト

寒い、寒いとはいえ、八百屋さんは、山菜や菜の花、えんどう豆が並び(といってもハウス栽培だろう)春の趣き。

その売場でえっらい高いトマトが売られていた。お値下げ品(といっても小さい玉が、200円以上もする)になっていたのを買ってみた。食べると甘くてすっぱくて味が濃い。
今週は、ewomanサーベイで、「品質は同じ、クローン牛、購入しますか?」をテーマに展開中。
なんのつながりが、、、


続きを読む "お宝トマト" »

2008年01月25日

食の復権?

寒い日が続いている。この季節は、調理も簡単で、あったまる鍋に集中する。けど、家族バラバラなうちでは、平日はなかなか登場することが少ない。そこで、そういう家族や一人暮らしには、こういう一人鍋がぴったりはまる。

鍋=コミュニケーションのメニューの代名詞、だったけど、鍋まで個食になると、ちょっと寂しい。


続きを読む "食の復権?" »

2008年01月21日

おやじギャクで、験かつぎ

今日は大寒。なんでこんな寒い時に受験時期?と思う。防寒対策ばっちりやって試験に臨んだのは、はるか悠久の昔。

「キットカット」に始まる、おかしの世界が、合格ものに沸いている。「うカール」に「うカルビー」、ほんま誰が考えるのか、さらに寒くなるようなおやじギャグ。

続きを読む "おやじギャクで、験かつぎ" »

2008年01月10日

ロカヴォアな給食

ロカヴォア(locavore)とは、オクッスフォード辞典にも載かったという造語で、地域で栽培、あるいは、生産されたものを食べるという意味。まあ地産地消ということだけど、アメリカでも、これがトレンドだそう。

日本でも学校給食で、ロカヴォア給食が流行だ。
食料自給率ゼロに近い東京でも、ロカヴォア給食が..

続きを読む "ロカヴォアな給食" »

2007年12月24日

クリスマスケーキ、誰が買ってんの〜?

今日は、クリスマスイブ。あんまり関係ねぇー。けど、食べ物は大いに関心あり。明日は、事務所でsweets-deli研究会という勉強会、クリスマスケーキやデリを食べて、語り合う。
そのために、2か月以上も前から予約したケーキを取りに行く。写真は、予約したケーキを取りにいく伊勢丹の会場だっ。なんだか、すごい人の数でしょう。

続きを読む "クリスマスケーキ、誰が買ってんの〜?" »

2007年12月15日

ニコタマ、ウォッチャーです!

田園都市線で横浜方面からの帰り、二子玉川で途中下車。街行く人たちの雰囲気がちょっと違う。ニコタマだ。とにかくベビーカーが多い、少子化って、どこの国の話だ?と思うくらい、ママのおしゃれさんは、もちろん、パパもめっちゃおしゃれ。もっともおしゃれというよりも、決してユニクロではない、ブランドのものを身に付けている。
こういうMUJI CAFEがはまるんだな。体にも良さげで、環境にもやさしいっていう・・

続きを読む "ニコタマ、ウォッチャーです!" »

2007年12月11日

バターがないッ!

バターが不足と騒がれているけど、本当に手に入らない。今日は、焼き菓子の試作をするのに、バターを買いに行ったら、ええー!ない!  あちこち、ない!  ほんまにない!

続きを読む "バターがないッ!" »

2007年12月07日

ミシュラン星フロア in 名古屋

昨夜から名古屋に出かけておりました。名古屋といえば、ミシュランガイド。えっ、なんで??
もちろん、ガイドは東京の店だけですが、なんと松坂屋本店では、ミシュランガイド東京に掲載されている店がデパートレストラン街に勢揃いしています。

<< 『ミシュラン三ツ星の店に行きたいですか?』ewomanサーベイで14日までキャスターを務めてます>>

続きを読む "ミシュラン星フロア in 名古屋" »

2007年12月05日

おせち狂騒

デパ地下では、お歳暮が一段落。あとは、クリスマス、おせちに向けて、大狂騒。ここ数年、おせち回りも見ているが、今年は昨年ほどの勢いがなさそうな感じもする。料亭ぞろいのおせちであるが、今年は、料亭不信ゆえか、それとも財布が冷え込んでいるのか・・

続きを読む "おせち狂騒" »

2007年12月01日

温め方にも、気くばりして膳

メーカー直販で成功しているニチレイの「気くばり御膳」の魚セットをとってみた。ガチガチに凍ったお弁当を5分近くチンして、ヘルシーなバランス食が食べられる。

続きを読む "温め方にも、気くばりして膳" »

2007年11月30日

グリーンマーケティング

アメリカのフードサービス関係のサイトを見ると、グリーンやオーガニックという言葉が、ガンガン出てくる。偽装内部告発続出の日本と違って、サブプライムやら、いろいろあるけど、あちらの方がポジティブだ。ちなみに、「Restaurants&Institution」によれば、今年のHotアイテムBest10は、

続きを読む "グリーンマーケティング" »

2007年11月26日

すでに高値の花、中国産

今年は、ミートホープに始まり、吉兆に終わりそうだけど、中国産バッシングもすごかった。おかげで、この季節のお楽しみ、上海蟹は、ひっそり。しかし、さすがに値段は、結構なもの。でも、やっぱり食べたくて、フフフ、雄のむっちりしたものをいただきました!このあじわいは、ミシュランたら、何たらにも、かなわないはず。

続きを読む "すでに高値の花、中国産" »

2007年11月14日

オーガニックなモノ

食品偽装の報道が続く中、ますますデリケートになる安全への関心。ぜいたくばかり言ってたら、いまにツケが回ってくる。
さておき、環境意識も高まり、オーガニックなものも売り場に並び始めている。オーガニックギルドというメーカーの集まりができて、いろいろなオーガニック商品が販売されている。オーガニック=おいしい、身体にいい、という図式ができあがっているけど、

続きを読む "オーガニックなモノ" »

2007年11月09日

数ある資格、これも食育

惣菜協会とご縁あり(事務所が、めっちゃ近所)、惣菜管理士の講座を受けている。3級、2級、1級とある制度。まあ、なかなか広く、実務的な知識が得られる。惣菜企業の社長から平社員まで受験するというから、なかなかおもしろい。
これくらいは、最低限知っておきたいこと、企業独自で研修するほど余裕もなく、業界で一緒に学びましょう、という制度。業界で、というあたりが、おもしろい。

続きを読む "数ある資格、これも食育" »

2007年10月16日

狙いのクリスマスケーキ 無念!

本日より伊勢丹でクリスマスケーキの予約受付開始。いさんで電話してみたら、フリーダイヤル、全然つながらず。ネットでの操作が、腕悪く、結局、限定50個という吉祥寺アテスウェイのクリスマスケーキを買い逃してしまった!まだ10月やで~!!

有名どころは押さえて、クリスマスイブの翌日だけど、スイーツ・デリ研究会で試食会をやろうと思ってる。フフフ、みんな来てね。

2007年10月11日

先陣切ったローソン!頑張れ!

昨夜、ある会合に出たら、ヤマザキパンの値上げで持ち切りだった。原料を供給している、あるいは、製品を仕入れているなど、まさしく、ビジネス「食物連鎖」に、今更ながら、感心してしまった。昨日、今日と、もらったメールには、ヤマザキパンの値上げって、影響力大という内容のものがいくつかあった。
なぜ、この食物連鎖が、消費者の手前で、ブチ切れるのか??

続きを読む "先陣切ったローソン!頑張れ!" »

2007年09月06日

環境によいものって何?

生分解性プラ容器、実際に売っているところを発見。ファミマのサラダ、「この容器は、とうもろこしでできています」だって。ウォルマートでも採用された生分解性プラスティック、品薄で高価なものらしい。

続きを読む "環境によいものって何?" »

2007年09月03日

まつたけ山 in Mexico!

やっと新学期が始まった。明日からの給食は、正直助かる。ろくなものしか作ってないけど、弁当も含め、一日三食、おさんどんは、大変だ。それから、買い物。暑いから、ジュース、ビール、果物・・水気の多いものばかりだから重い。最近は、ネットスーパーも一般的になりつつあるし、カクヤスは、少しからでも配達してくれる。家に居ながら買い物もできるが、こういう仕事をしているので、毎日、どこかの売り場に出没している。

となると、掘り出しものも見つかる。千円を800円にしてくれるというので、中国産まつたけ、買って帰って、早速、まつたけ御飯に。皆、それなりに大喜び。

続きを読む "まつたけ山 in Mexico!" »

2007年09月02日

飲むだけミール

この秋には、東京駅や立川駅で、エキナカ開発が開業の予定。八重洲は、大丸も引っ越しの予定で、しかも松坂屋との合併もあり、なにやら新しい東京駅ができそうな予感。先んじて、八重洲地下街の一番北側(こんなとこ来たことない)が新しくなった。アメリカかraやってきたスムージーの店、SMOOCHに行ってみた。何が新しいスムージーなのか、よくわからない。何よりも、かなりのボリュームで、おばさんは、全部飲むとお腹が冷えてくる。

続きを読む "飲むだけミール" »

2007年08月20日

中国産食材に不安を感じますか?

「お盆は休まず仕事をしていた!」なんて。暑さのあまり、仕事は、午前中で切り上げて、家で昼寝ばかりしていた。夏休みは、ちゃんと取って、気分転換したほうが効率的だったかも・・
今週は、ewomanサイトで「中国産食材に不安を感じますか?」をテーマにサーベイを展開中。緩んだ気持ちを引き締めてくれる緊張ネタ。
食のみならず、中国なかりせば、私たちの生活は成り立たないし、私自身は、中国の歴史や文化、人も好き。もちろん食も好き。もっと仲良くやれればいいのにと思うんだけど・・・。

2007年08月17日

健康への道

ここのところ、ローソンでは、必要な野菜が半日分摂れるサラダやスープを売っている。このスープは、一日に必要な野菜350gがとれるという代物。とにかく、デカイ!重い!ミネストローネの上に、じゃがいも、カボチャなどがのっかっていていて、全量で460g超。一人で、最後まで食べ切れる量でない。

しかも、485円という価格は、コンビニ商品としては、とても手がでにくい。うーん!健康への道は、険しいっ!

2007年07月01日

目ぇでるパン!

もう空いている頃かと、新丸ビルへ。と思ったら、とんでもない人混みだった。丸の内界隈のビルが、もう夏のセールをやってる。丸の内も、もう立派なショッピングゾーンだ。
結局、地下1階の中華へ。神戸南京町、在りし日の民生料理店の味をと思ったけど、ほど遠く、ちょっと悲しくなる。家賃を考えるとしょうがないのか、もっと別の場所でやれば、きっといい店になったかもしれない。
そして、コワいもの見たさ、食べたさで、ポワン・エ・リーニュ。息子が指差したのは、直径8cmほどのブルーベリー入りパン 550円!他、オリーブ入りのあんぱんとか、おもしろそうなものを買って帰った。
pointetligne.JPG

続きを読む "目ぇでるパン!" »

2007年06月29日

一日3便、ご苦労さま!

暑くて食欲がない(の割に、全然体重は減らない)、ローソンの「夏のねばねば王国」が目に留まったので、お昼用にと購入。食べてみると、なかなか美味しい。
良く売れる商品なんだろう。お昼どき、売り場には、沢山陳列されていた。が、じっくりみると、製造の時間が、昨日の午後1時、午後7時、一昨日の午前1時だの、いろいろな時間帯のものが並んでいる。

続きを読む "一日3便、ご苦労さま!" »

2007年06月27日

安全確保には、コストが必要

北海道ミートホープの事件は、ざくざく出てくる。加ト吉然りだけど、味の素、JT,ニチロなど、大手の名前もでてくる。事実は、わからない。ごまかしは、あってはならないことだけど、構造的な問題が潜んでいるのだと思う。
日本で売られている食品の価格、変に安過ぎることだ。今回事件のあった、冷凍食品などは、50%割引セールが慢性化していて、客は、50%引きでないと購入しない。大豆、油、もろもろの原材料の価格が上がっているけど、消費者への価格へ転嫁できないというのがおかしい。大手流通は、「値段を上げることはままならん!」なんて勢い。

消費者側も、安全安全と唱えつつ、その実、安さが一番。
安全な食べ物には、それなりの対価が必要だと、そんな話は、一切誰も口にしない。

私は、この日本で売っている食品、そんなに危ないものは、ないと思う。ただ、トレースにもコストが必要だし、それを業界ばかりが負担するわけにはいかない。消費者も負担すべき。そのあたりの議論が、まったくなされないまま、食の安全論議は進んでいる。

もっと広い視点、いろいろな角度から、見ていかなくてはいけないのに、どうも、人々の思考=メディアの考え方、あまりにも短絡、あまりにも単純。もっと自分で考えろ、これが、食育と、私は考えている。

2007年06月26日

むかしの味

スーパーでやまももを売っていた。子供の頃、近くの林に植わっていて、よく食べたもの。木からもぎとったやまももは、めちゃくちゃいい香りで、実のぷちぷちしたところが、舌にあたる感覚が忘れられない。子供にやまももを、見せたくて、食べさせたくて、買ってみた。でも、記憶ばかりが増幅していたのか、食べてみると、こんな味だったかなあ、むかしの味とはかなり違う。


続きを読む "むかしの味" »

2007年06月13日

水産白書から

マグロの乱獲、うなぎの稚魚不足、「買い負け」などという言葉も生まれ、水産物に注目があつまっている。平成18年度水産白書によれば、タラやノルウェーサーモンなど、日本が購入する割合がかなり減っている。しかしながら、食用の魚介類の自給率は、平成12〜14年度までの53%で底を打ったが、業界あげての、生産また消費面への働きかけにより、17年度には、57%に回復という立派な成績を残している。というのも、分母(食べている量)が減っていることが大きな要因。家計調査では、一人当たり年間の購入量、平成13年で40.2kg、から平成17年には、34.4kgに減少している。

<スイーツのように見えるカップ寿司>

続きを読む "水産白書から" »

2007年06月06日

悩める食育

今日は「企業の視点での食育」について講演をする機会を頂いた。あれもこれも喋りたいと思っていたら、なんだか喋り過ぎて、焦点か定まらなかったかも・・と反省。大勢の前で喋るのは、やはり難しい。皆さん、拙い喋りを聞いて下さってありがとうございます。

食育基本法が制定され2年だ、はや食の事情は変わっている。バイオエタノールやら、買い負けやら、なんやら、食料需給がひっ迫してきてるともいう。トロピカーナのオレンジジュース、ピュアプレミアムが、ぬぁんと、400円に!これは、我が家にとっては、一大事。
バカみたいに世界中から食料を買い漁っていた時期とは、変わってきている。料理、栄養、農業のきれいごともいいが、食の現実をもっと考えるべき、伝えるべきものがあるはずだ。

2007年05月18日

アメリカだって個食

日本の一世帯あたりの人数は、2.58人と減少の一途。特に一人世帯は、全世帯数の約3割をしめ、2000年から2005年の間に13%強増加しているという。加えて、高齢化、食スタイルの変化から、スーパーやいろいろな売り場で、小さな個食パックで食材が売られている。

なんでもでかいパックで売られているはずのアメリカのスーパーでも、ご覧の通り、でかいカットフルーツパックの横で、小さな人参やりんごなどのパックが並んでいる。

続きを読む "アメリカだって個食" »

2007年05月16日

NY こちらもクッキング流行り

日本で、料理はすでに趣味化している。アメリカでも、趣味としてのクッキングは、流行っている。(もともと、これが料理か?というレベルだけど…)
オーガニック食材のスーパーで有名なWhole Foods Market にも、メイシーズのようなデパートにも、クッキングスクールが併設されるのが、一般的になりつつある。

続きを読む "NY こちらもクッキング流行り" »

2007年05月13日

イマドキの学食

日本フードサービス学会が、慶応日吉キャンパスで行われた。会場のすぐ隣は、学生食堂。1Fは、いわゆる学食だが、サラダ、惣菜バーがあって、すっごくきれい、ついでに、食事をしている学生もおしゃれだ。イタリアントマトのカフェもあり、2Fには、とんかつ、寿司などのフードコートがある。

続きを読む "イマドキの学食" »

2007年04月05日

野菜も機能の時代

野菜がブーム。野菜なのに、結構な値がついたりしている。東急フードショーで見かけた、「お子さまにんじん」、ちょっと小ぶりなだけだけど、かわいらしくて、つい手にしてしまう。トマトも最近は,マイクロトマトなんてあったり、ミニサイズの野菜が流行りだ。機能性を附加したものも出回っている。

続きを読む "野菜も機能の時代" »

2007年04月04日

街路樹の果実

東京の桜も、もうすでに葉桜に。桜の花もきれいが、こちら浅草橋のかりんの花も美しい。街路樹だけど、とてもいいでしょう。秋には、立派な実をつける。フフフ、昨年は、ちゃっかりいただいて(少しだけだよ〜!)はちみつ漬けにした。うーん、都会の果実もなかなかのもの。

2007年04月01日

うれしいッ!誕生日にハッピーぷっちんプリン!

4月1日は、エイプリルフールというよりも私の誕生日。誕生日は、実は、ちょっと自慢。この日に生んでくれた親に感謝している。友人の誰も、私の誕生日だけは覚えてくれていて、多分人よりもたくさん)おめでとうメールをもらえるのは、とてもウレシイ。
誕生日には、このデカイぷっちんプリンだ!見ただけで、笑えるサイズ。400gと、通常の倍よりちょっと大きいサイズだけど、かなりウケる大きさ。

続きを読む "うれしいッ!誕生日にハッピーぷっちんプリン!" »

2007年03月15日

熟年世代の食はどうなる?

おおたかの森、フードメゾンは、黒を基調にスタイリッシュな売り場。同SC内のヨーカ堂とは一戦を画している。流行でいう、熟年向け、団塊向けを狙ったテナント構成、商品構成だ。そのなかで、青果売り場でおもしろいもの発見!

続きを読む "熟年世代の食はどうなる?" »

2007年03月14日

ホワイトデー まじめなおじさまvs浮気な女性

ショッピングセンター開業ラッシュ。流山おおたかの森へ行ってきた。写真は、高島屋のデパ地下部門が出店した形態の、フード・メゾン。ロック・フィールドがキッチンスタジアムのように中央に配置され、その周りの配置も曲線づかいで、活気ある売り場を演出している。  

平日なのに、開業直後ということもあり、すごい人混み。子連れママから熟年カップルまで。TXすぐ隣の駅には、ららぽーと柏の葉が、昨年11月に開業したばかり。皆、あっちやこっちへと、SCホッピング状態に違いにない。

続きを読む "ホワイトデー まじめなおじさまvs浮気な女性" »

2007年03月13日

農家にはかなわん!

味噌つきに福島に行ってきた。もう春かと思いきや大雪!という前の日で、ぽかぽか陽気の土曜日。友人の農家の周り、一周すれば、春の芽吹きがあちこちに。ふきのとう、そして、セリとクレソン!かんがい水の流れるところに沢山植わってるのを見て大感激!

続きを読む "農家にはかなわん!" »

2007年03月07日

おサイフケータイで変わる食

日経新聞(3月5日夕刊)におサイフケータイ契約件数、来年3月末で5千万人!とあった。ほんまかいな?ケータイをよく置き忘れる私には遠い話だ。でも、SuicaやEdyは、重宝している。今月からPasmoも導入されるとあって、電子マネーがバクハツしそうな予感。

山王パークタワー地下にあるロック・フィールドは、iDが使えて、昼の繁忙時などは、現金のやり取りの手間が減って、待ち時間の短縮につながっている。実は、このレジは、計量器のイシダが開発したもので、購入した惣菜の重量と連動しているらしい。

続きを読む "おサイフケータイで変わる食" »

2007年02月25日

二極化そして真ん中にあるもの

消費生活の二極化と言われて久しいが、現代小学生の食生活がこれ。まさしく二極化の実態。

片手に、シチリアのオーガニックオレンジジュース、そしてもう一方にカラムーチョ。
さんざん言われているが、一人のひとがピンとキリを両方同時に消費している様がおもしろい。

続きを読む "二極化そして真ん中にあるもの" »

About 食生活

ブログ「EATalk」のカテゴリ「食生活」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリは農業・水産業・流通です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。