冬についた味噌を預かってくれている福島・東和町のSさんから、野菜をたくさん送ってもらった。「明日送るよ〜」という元気な声で電話をもらい、なんとも温かい気持ちになる。夏の野菜をいろいろ、そのまま茹でたり、油で炒めたり、素材のもつ味、そして新鮮さ、いくらでも食べられる。野菜もおいしいけど、それ以上に、その心遣いが、もっとうれしい。こんな気持ちで、スーパーで食べ物を買う世の中になれば、今のような疑心暗鬼のギスギスした関係もなくなるだろうに。スーパーで、いくら「顔が見える」といっても、生産者に会ったこともなければ、畑も見たこともない、そんな「顔」を見ても、安心材料にはなりにくい。
先日、フードサービス学会の研究会で「道の駅」の話を聞いた。5億くらいの商売をしているところもあり、今後は、対消費者から、対ビジネスという拡大の道もありとのこと。となれば、つまりは、中間業者が入り、結局、顔が見えないことになる。
顔の見えないところで、いかに信頼関係を築くかが、私たちの食生活も心豊かなものになり、また、農業も活性化されていくのではないか、と思ったり・・。
それにしても、暑い!ビールと枝豆、味噌&きゅうりがうまいっす!