ブログ内容をアジアへシフト
しばらく放り投げていましたこのブログ、内容をアジアへシフトし、更新いたします。
新しいブログは、 Foodbiz.asia こちらをご覧ください。
道畑美希のよろしゅうおあがり
しばらく放り投げていましたこのブログ、内容をアジアへシフトし、更新いたします。
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道畑美希のよろしゅうおあがり
6次産業化、全国津々浦々、補助金ばらまき状態。売り先のない商品開発、そして、在庫の山があちこちにできていそうだ。
そろそろ開業1年を迎えようという新東名のSA、落ち着いた感あるが、地元人気は変わらずだ。新東名のSA等にも食材や商品を出している生産者の方々を訪問した、おいしいソフトクリームでおなじみのいでぼくさんはじめ、生産者のおっちゃんたちは、自分のところの産品は、しゃべりだしたら止まらない人ばかり。うちが日本一、日本でほかにはやってない、というものばかりだ。
TPP、農業部門では農協だけが反対しているが、できる生産者は、どんどん国を開けと言っている、黒船来ても怖くないし、自分たちは外へ出ていくチャンスが増えると。
6次産業化、そんなもん、できる生産者はとっくの昔にやっている。彼らがまったく補助金をもらってないかといえばそうではないが、自分の足で、ほかにはないものを見つけ、進んでいる。
こういう人たちをバックアップできる、大きな力にすることに、お金をかけた方がいいと思うけどなあ。
道畑美希のよろしゅうおあがり
長野県伊那にある小笠原商店。昔ながらの製法で寒天をつくっており、その上質な寒天は、あのとらやの羊羹に使われているという。伊那には、大きな寒天パパでおなじみ、伊那食品があるが、あの寒天とは、似て非なるものと、がんこ社長は、こだわりを述べる。ぜったい譲らないものがある、かっこええ。
寒天の材料、てんぐさは、産地や種類によって質が異なる。また部位にもよって、寒天の粘りや硬さが違うのだという。それらを微妙な配合でミックスする。それから、寒天づくりの工程は、時間がかかることだ。そして、この伊那の冷たく乾いた気候の中で、じっくりと寒天になっていく。
昔、小学校の家庭科で、寒天づくりの写真を見て以来、気にはなっていたが、ほんもの風景を見るのは初めて!感激、感動。 それにしても、こんな山の中で、冬の気候と冬のものが出会って、作られる不思議な寒天。だれがどうやって作り始めたのか、不思議だ。
つづいて、長野市内の高野豆腐のみすずコーポレーションの工場見学。高野豆腐も豆腐が凍みたのを加工したもの。もっとも、凍みる製法ではなく、創業当初、アンモニアを豆腐に吹き込んでつくるという製法を生み出したそうだ。しかし、その製法を独占するのではなく、同業者にもその技術を教え伝えたそうだ。まさに、オープンイノベーション。そういう経緯があって、長野での高野豆腐の生産が多いのだそうだ。
凍み豆腐に寒天、不思議な加工の知恵。そして今や長野県は、男女とも長寿日本一だ。なんか関係あるのかな?
道畑美希のよろしゅうおあがり
世紀の投資家バフェットがハインツを買収なんてニュースが流れているが、非上場化して事業再編しちゃろということらしい。今の時代、ふつうのこと考えてたらあかんな。
先日、スーパーマーケットトレードショーへ行ったけど、いつも同じ食品業界、目新しいものは皆無。
そのなかにあって、アイリスオーヤマ!なんで、ホームセンターやのに、なんで?と思ったら、自社開発のLEDを店舗用に、また鍋などの白物家電をアピールしている。
ウエッジに記事が掲載されいていたが、もはやアイリスオーヤマは、小売業ではなく、メーカー、そして卸し業やっていうわけ。すごいっ。電機メーカーから技術者もいっぱいスカウトして、すっごいスピードで開発させているという。
めっちゃおもしろい。しかし、この会場に来た食品業界、どれだけ気が付いてるんかな、特にメーカーは危機感もってるんかな。
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日本マクドナルド、えらい調子悪そうです。ノリノリだった原田社長もいささか暗いお顔。
本国アメリカでも、マクドナルド、KFCといったTraditional Fast-Food chainsが不調、代わりにパネラブレッドやチポトルのようなFast-Casual 業態の株価が上がっているというWall Street Journal のニュース。
ちょうど、イギリスでも、いまひとつというのが、Telegraph紙にも掲載されています。こちらは、子供の肥満を招き悪声高いけど、ちゃんと品質管理やってるで~。話題になっている馬肉のコンタミもないという内容だ。
<<インドの衛星都市グルガオンのマクドナルド、この国では宅配は必須のようだ。>>
いずれにしても、覇者的存在のマクドナルド、KFCは、先進国ではかなりしんどそうだ。新興国では絶好調だけどね。レイ・クロックがマクドナルド兄弟の店をチェーン化したのが1955年、もはや還暦近い業態。コテコテ、ハイカロリー、そしてホスピタリティには期待できない(値段が値段だから望んではいけない)トラディショナルファーストフード業態は、低価格路線で自らの首を絞めていくだけ。
新興国では、まだニーズがあるが、いずれ同じ状況になるのは明白。体が大きいだけに方向転換は難しそうだけど、金があるんやから、まったく違う業態をつくるとか、人材教育に金かけるとか、ほんま、考えた方がいいで。
道畑美希のよろしゅうおあがり
孔雀男子に続き、スイーツ男子が増殖中。その増殖率に着目してファミリーマートの「男のスイーツ」はヒットしたが、あれはただ量が多いだけ、今のスイーツ男子は、量より質、そしてまたしても、美しさにこだわるスイーツ男子が多数派に。
こだわりにかけては、女子より男子の方が優勢。代々木上原のアステリスクは、調布のスリジェでチーフパティシェを務めた方が開業した店で、うつくしいケーキとしっとりしたバターケーキが売りだ。うっとり素敵だな~と眺めていたら、ちょうどスイーツ男子軍がずかずかと入ってきた。
店の美しい雰囲気になじまない、むくつけき男連中。パティシェの予備軍なのかしらん、ドクロついたシャツや革ジャンでうろうろ。私がショーケースを見てる前も、お構いなし。自分とケーキの存在しか頭にないんやな。ほんまおたく的。
こういう集中力やこだわりは、男子のいいところだが、ほんま、度が過ぎると気持ち悪い。
どこまでいくのか、男子のひとりこだわり。女子ももうちょっと相手してやってよ~。
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大寒波の週末、京都の奥、亀岡に行ってきた。昨年度 につづく、保津町へいろいろ農業や食の体験、そして地元の方との交流など、楽しんだ。春からゼミが始まりますが、プレゼミ合宿。ホスピタリティ演習で地域振興を学んだ3年生も一緒です。今回は女ばかりの14名の学生です。にぎやか!
夜行バスに乗って、朝7時に亀岡駅到着、この季節は世界で2番目に美しい霧がこのあたりで見られるそうなのだが、晴れ女の私は、まったく出会えずにいる。
お餅の入った小豆粥(小豆より大粒 大納言小豆)をいただき、いざ収穫体験へ!しかしめっちゃ寒い。「ブロッコリー、畑になっているのは初めて見る!」と信じられん言葉ばかりがでてくるが、これも体験。食べ物、調理、文化、保津町のおっちゃん、おばちゃんの知恵に感心するばかりの学生。
まずは、食べ物がどうやってできていて、どんな人の手や思いがかかっているか、ということを学ぶことが第一歩。そこから、ビジネスでも、地域振興でも、グリーンツーリズムでも、若い人は、どう感じて考え、形にしていくのかをおもしろく見ている。
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ローソンのスマートキッチンをとってみた。10分でできる惣菜キット2種類とローソンセレクト4品がついてお試し価格980円。期待はしていなかったところが、海老とブロッコリーの塩炒めっちゅうの、お弁当に入れてみたら、なかなか好評。野菜は下ゆでもしてあり、ほんとうに10分でできるや。
本来ならば、倍の値段で、3人前で798円だそうだ。便利は便利だけど、あっという間にできすぎてちょいとさびしい。でも、息子が出て行って老夫婦ふたりになったら、これで十分だ。食材を無駄にすることなく、手間かからず、、、
食欲とはあくなき追求。もうちょっとおいしいものが食べたいし、もっと安くで済ませたし、、、結局、未だ、決定打は見つからず、、、。
なんといっても、結論!実店舗は必要なくなっていくのは、確かなことのように思える。
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連休の最後は大雪になったけど、久しぶりに名古屋、京都、大阪と回ってきた。うめだの阪急は新しくなって初めて。地下2階は、マーケットっぽい感じがでていていい感じやな。そんでも、地下2階へ降りるのは、ちょっとめんどうだな、でも、グルメには楽しい売り場だ。
日焼けしそうなくらいのまぶしいスイーツ売り場で、ふたつの大行列。グリコのポッキーと亀田のハッピーターン。いつも食べている身近なお菓子をデパ地下向けにバージョンアップしたものだ。
1時間並んでグリコのポッキー、バトンドールをゲット。名の通り「黄金のバトン」というほどではないが、パッケージも高級感あり、バターの風味もしていて、1箱20本入りで480円、値ごろ感あり、なかなかおいしい。皆、長時間並んだからにはと、大量買いで、1万円近くは皆、ざらに買っているぞ。
最近は、テレビ番組なんかでメーカーの隠れたワザが表舞台に出てきて、多くの視聴者は結構尊敬の念を持ってみているんじゃないか。お菓子屋さんにはない、メーカーの知恵やノウハウ、もっともっと見せてほしい。
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正月は、例年半年分の会計入力、年賀状、、時々初詣散歩、そして昼寝で過ぎていく。早稲田の穴八幡さまは、金融の神様で冬至から立春まで配られるお札が金運に効くのだとか、、札を恵方に貼っておけば、、、てなご利益話で長蛇の列。
まあ自分で努力するしかないわと、早稲田のあたりをリサーチ。マイバスケット、マルエツプチ、サントク、スーパーも乱立状態。昨年できたヨーカドー食品館、高齢者向けにエスカレーターもめっちゃゆっくり、都心にありながら通路も広くとってあって、
うーん、納得。
いろいろ見回してみると、PB商品をはじめ本当に安い、惣菜は主婦のやる気を削いでくれる価格と品質。
それでも、もはや世界的に食品の価格は変わらんな~と感じる。食パン118円で売ってる国はないで?!モノの値段はほんとアジアどこも同じ感覚だ。ビックマック指数とか言われていたけど、まさに、ビッグマックも先日行ったインドとあまり変わらん。
昔はビックマックの値段が時給といわれていたけど、としたら、日本人の給料はもっと下がるべき。ジジイ世代が、訳解らんくらい高い給料取りすぎ、それから年金も。
そのしわ寄せが若い世代に来ている。このヨーカドーだって、店長すらもパートにする、多くを非正規雇用とする計画だ。若い世代を優先に、ジジイ世代は、もっと痛むべき、と、インド行きでは、ずーーとそんな話ばかりをしていた。もうちょっとましな状況になるかな。
道畑美希のよろしゅうおあがり
新年おめでとうございます。アマゾンのkindleを買った。読みたかった本がアマゾンco.jpでなくて、アマゾンcomにある。しかもkindleやったら、えらい安いやん。
注文したらすぐやってくるのはアマゾンのええところ。しかし、日本のkindleと登録してしまうとアマゾンcomからコンテンツを入れえるのが、なかなかできん!アカウントの結合とやらをやらなあかんらしいが、まったくできましぇーん!
なんでうまくいかんのかなぁ。最初から米国kindleを買えばよかったかな。なんで、同じ会社でありながら、壁みたいなものがあるのか、、、不思議。
それにしても日本kindleのコンテンツはまだまだ充実してない。それでも、アップル社が電子書籍に参入するというし、電子書籍まわりは今年おもしろくなりそう。
大量の出版物だけでない、趣味の同人誌とか、ビジネスにも広がりそう。なんかワクワクするなあ。
道畑美希のよろしゅうおあがり
外国企業のインドへの進出は、厳しい。先の記事のごとく、民主主義強いせいもあり、なかなか外資が進出するのは規制がある。あのウォルマートだって、てこづっていて、熱心なロビー活動をやってたらメディアで騒がれてしまったくらいだ。
しかし、マクドナルド、ドミノ、KFCはしっかり、スターバックスは、タタ財閥のお嬢様と組んで来年には1号店開業の予定だ。日本の流通では、ローソンも名乗りを上げているが、ほんま、ここは難しいやろな。
そのなかにあって、大阪の家族亭は、なぜか頑張っている、パートナーがよかったのか悪かったのか、Harajuku Delight というクレープ屋さんを商業施設内で運営している。中の上くらいの人たちが多く住む地域、市場のそばに新しくできたビル内で、クレープとチキンピタサンドみたいなのを販売中。
なぜか、メイドさん姿のインド人女性が、クレープを焼いてくれているが、うーーーん、なんともわからんです。それでも、こうやって先陣切って、頑張っている姿は、感激です。頑張れ、日本!
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私たちの行っていた期間、インド女性がレイプされ、結局シンガポールの病院まで移送されたがなくなってしまうという事件があった。新聞を見てもそんな記事ばかり。まだまだ女性は社会的にも抑圧された存在でもあるようで、そんな事件が絶えないようだ。
犠牲者や女性の権利を求めて、インド門から議会へと続く広場(これがまた広くて長い)を若者たちが、デモをしていた。若い人が多い、東京で大学生を全部集めてもこれだけの数にはならないくらいの若者の数。思わず、人口ピラミッドが頭に浮かんだ。若い世代が多く、皆自分の意思を表示する、なんとも活力のある社会と見える。
しかし、その反面、民主主義が強すぎて、都市の開発が進まないとも聞く。ニューデリーの中心地は、旧態然としている、もちろん、牛を追いやり、貧困層も追い出したそうであるが、なかなか、住民の主張が強いために、大きな変化をさせることが難しいともきく。
というわけで、郊外が、どんどん発展している。グルガオンほか4つの衛星都市があるらしいが、その土地の価格はどんどん高騰していると、一緒にいった東大院生のS君が丁寧に教えてくれた。
グルガオンは空港から近くて便利、ここに宿泊したが、とてもインドとは思えない雰囲気。マックもあれば、ドミノもある、こうやって、都市ができてくるんだと、実感。
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もう今年も終わる~、というときにインド・ビハール州へ行ってきた。ビハールは、ブッダガヤなどお釈迦さまの遺跡も多いが、インドでも最も貧しい地域と言われている。古代文明発祥の地であるが、農業にしがみついていたら、皆において行かれてしまったという感じかな。なんとも皮肉だ。
そんなところへ行っても、金持ちもいるし、ビジネスマンもいる。ホテルは日本のビジネスホテルよりちょっと高い値段を払えば、それなりに快適で清潔なところが結構ある。
若くはないので、そんな冒険もせず、食事は、ホテルやレストラン。とすると、かなりウマ~い!なんといってもメニューが豊富である。小麦、米、豆を使いこなし、パンなどの形にする。イドリーという米粉の蒸しパン(発酵させているのかちょっと酸っぱい)や豆と米粉を溶いたものを鉄板でやくドーサはじめ、おもしろい、おもしろい。
ご存じのとおりベジタリアンも多いので、肉を使わず、味がでるような工夫がされている。野菜や豆の旨み、油、そしてスパイスだ。
インド料理にほれた~。日本にあるインド料理は、カレーとナン、ときにタンドリーチキン、あれは完全にさぼりやな。聞くところによれば、料理人につくのは、カーストでも上のレベルの人らしいのだ。きっと日本でインド料理やっているのは??じゃないかなと、あらぬ想像をしてしまう。
しかし、ガンジス、インダス文明発祥の地、イギリスはじめヨーロッパ諸国の植民地になったこともある、インド食文化、これはあなどれん!
道畑美希のよろしゅうおあがり
有楽町の阪急メンズトーキョー、007のスカイフォールをフィーチャーしてのイベント、早めに閉店して夜10時まで、カジノや各フロアでのドリンクサービス、また映画の中でジェームスボンドが来ているトムフォードのファッションショーとか、お楽しみ満載、ながら買い物もできるというもの。
おされ気色悪い系の男子がたくさん集まっている。腰が細くて、短い丈のパンツ、もっと個性的な若い奴らもいるが、基本スーツを着たビジネスマンだ。しかし、やっぱりトムフォードのスーツだって、ダニエル・グレイグみたいな胸板がっつりの男っぽい男が着るからいいんだ。細っこい男子が来てもアオキのスーツとなんら変わらん。
こだわり男子、着飾る孔雀男子、もう別に珍しくもないけど、それにしても、多くが男子の二人連れで来ているではないか。こういうのは、私らの世代だと、無理しても女を連れてきたもんだ。どないなってんの?気色悪ぅ~。
今日は、ゼミの男子学生、終わったらスカイフォール見に行くというから、誰と行くの?と聞いたら、男と、と答えが返ってきた。映画なんて、男同士で見ておもろいんか~?????
ほんと、若い奴らは不思議である。
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いよいよルクセンブルクフェア@銀座三越がスタートした。9月にルクセンブルクへ行っている間、東京のルクセンブルク大使館の方からのメールで始まったこのイベント。うーん、短くて長い道のりだった。
運営をお願いしたぶーみんVINUMさんは、今話題の裏銀座や新川で繁盛しているワイン居酒屋。社長はじめ若いスタッフの皆さんが、見たことも食べたこともないルクセンブルク料理を、夜も寝ないで試作を重ね再現してくれた。
あちこちの話題の店から、この時期にルクセンブルクで食べるというボックスメンチェンという人がたのパン、シュトーレンボールやパテなどを作ってもらって物販もしている。なかでも注目は、ルクセンブルクの大人気パティシェリー、オバーワイスのチョコレート!小さく高いが、めちゃおいし〜〜。
ディスプレイは、長年のおつきあいのスタイリストさんにお願いした。めちゃくちゃ忙しいところを無理してやってもらった。さすがに素敵!ありがとう、IMさん!
あとは、売って売って売りまくれ〜。頑張って、ぶーみん!
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今年最後のフードビジネス経営論の講師を飾るのは、バンディエラ社長、エポック副社長の吉田さん、ファーストフードチェーンの商品開発や仕入れの超古株、私も長いことのおつきあい。ある大手企業のアジア進出の切り込み隊長のキャリアを、今度は、後に続く飲食企業の進出のサポートをする側に回って、あちこち走っている。
ソウルから帰ったばかり、また夜からはバンコクへという忙しい合間をぬってきてもらった。日本の市場が縮小していくこと、そしてアジア市場の可能性、また、日本を「あこがれ」と思ってアジアの人は見てくれているという話など、学生にとっては、意外なことばかり。
印象に残ったのは、がつがつ稼ぐなんてやらない、日本のいいところを、日本の文化をもっていくのだ、という話は、アジアのあちこちで現地の人たちと実際にいろいろぶつかり合いながらの経験から出て来た言葉と受け取った。
最後は、就活に勝つ!裏のワザもご披露してくれて、大盛り上がり。吉田さん、ありがとうございました。また、打ち上げをやりましょう。イケメン社長が次々やってきてくれて、何より私が一番楽しかったわ〜。皆さん、ありがとうございました。
道畑美希のよろしゅうおあがり
大学では、3年生も就活に入り、ゼミも休止状態となる。就活はやるもの、就職はするものと、決まりきったように、皆スーツを着て、説明会へと向かっているけど、それでいいのかなあ。まっ、人生なんとなくで終わる人もいるけど、強い意志をもって進む人もいる。
今期は、強い意志を持った外食企業の経営者を講義に来てもらっているが、本日いらしたワンオータスの西嶋社長は、だんトツ、ユニーク。
<<この写真は、学生に、意思があれば、指も伸びるという話をされているところ>>
学生時代から紆余曲折があったそうですが、頑張っている人に対しては、必ず助けがある。強い意志を持って進めば、道は開けるという話。上がったり、転落したり、めちゃくちゃおもしろい。でも、きっと西嶋社長は何かを成し遂げる人と思います。
飲食ビジネスの経営者の話を聞いていますが、一生懸命やることと、人と人とのつながりを大事にすること、これに尽きると思います。
それから、期せずして、皆声をそろえたのが、英語の勉強はせなあかん、ということです。まあ、今回のテーマが、グローバル市場と起業ですから、まさに、落ちるところに落ちました。
道畑美希のよろしゅうおあがり
久しぶりの福岡。福岡は元気があって、食べ物がおいしいと期待はしてくる、たしかに楽しく美味しいが、何かが足りん。R博多駅は、えらくきれいになって阪急が入って、上層のほうはレストラン街、全国区ブランドだ、こうも画一化していくのかと感心する。名古屋駅、大阪駅、博多駅、皆同じだ。地元民にとっては、東京ブランドがやってきたというノリなんだろうけど、それでいいのかな。デベロッパーにはもうちょっと工夫が必要じゃなかろうか。
土産物売り場も、こうやって県名を書かなわからんということよね。どれも買う気も見る気もしない。同じアプリケーションで作ったデザインに、画一的なソフト。これを動かす人もある種のマニュアルで動く。今やマンゴーが北海道でもできる時代。ここにしかないものをつくって売っていくというのはほんと難しい。もう一度原点にもどってみたらどうなのかな。
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イケメン社長シリーズが続くわ〜。名古屋発、公共施設をかっこよくする飲食店、またハワイの風を楽しめるアロハテーブルを展開する株式会社ゼットンの稲本健一社長に、大学のフードビジネス経営論の講義をお願いした。事業の話、ご自身のキャリアのこと、そして飲食業の社会的な意味について、熱く語ってくださった。
この世界に入ったきっかけとなった、名古屋でのビアガーデン運営の最後の一日の話、震災後、被災地に支援に行き、飲食業とは何か、を改めて認識した話などを聞くと、ほんま、この人、心の底からひとが好きなんだなという思いがビシビシと伝わってくる。稲本社長の人柄、そして飲食業とは?と改めて感じるところがあった。
そして若者へは「あえて夢をもたなくてもいい」と。ほんと、私も大いに同感。生きがい、働きがい、そんなものは、多くの若者にあるわけない。だんだん重ねていって、感じることなんだよ~。と、私もこれには大いに同感。
流れ流されて歩んだ人生とか、ご自身のことを言われていたが、いやいや、その裏には大きな努力があるはず。稲本社長ありがとうございました。また来てくださいね。
道畑美希のよろしゅうおあがり
第13回となるスイーツ・デリ研究会を12月23日に開催します。クリスマスには久しぶりです。今年はなにかおもしろいものをと考えています。が、当日朝、インドから帰ってくる私。インドのお土産も楽しみにしていて下さい。
今朝NHKのBSニュースで、バンガロールにAuchan(カルフールの資本)が進出と流れていました。未だ外資進出の規制が厳しく、ウォルマートは進出するも卸だけと苦戦しているようですが、時間の問題。外食企業では、スターバックスは、タタグループと組んでムンバイ、デリーで来年早々から店舗を展開するといいます。日本も頑張れ!インドで日本のカレーを売ったらどうかな?
話が大きくそれました。12月23日には、いつものようにクリスマスケーキを沢山用意しております。皆さん、お誘い合わせの上、ご参加ください!
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今週月曜日、東洋大学の講義に、日本サブウェイの伊藤彰社長にお越しいただいた。サブウェイと言えば、今や世界でNo.1の店舗数を誇り、とかくジャンクと言われるファーストフードにあっては異色のヘルシーサンドのチェーンだ。
日本サブウェイは、伊藤社長の指揮のもと、快進撃を続けている。日本人の嗜好にあった商品や食材の開発や人材の育成など、並々ならぬ努力の賜物と想像する。
伊藤社長が壇上に上がると、学生から「かっこいい」の声が上がる、ほんと、エネルギッシュでかっこいいのだ。
事業のことはもちろん、ご自身のキャリア、そのために勉強したことなど学生のこれからの人生にとって響くアドバイスも含め、内容の濃い1時間半の講義、なんとスライドは90枚近く!ほんと、心よりお礼を申し上げます。
とくに、野菜の事業については、産学の取り組み、また被災地での取り組み、また、宇宙に植物工場を持っていくという、なんとも夢のある、そして社会への貢献を視野に入れたビジネスの展開を話してくださり、もっともっと聞きたいという内容であった。
伊藤社長、懲りずに、また来てくださいね!ありがとうございました!
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ルクセンブルク大使間による「ルクセンブルクワインと石川のスイーツの優雅な出会い」のプレス発表に伺った。毎年、ルクセンブルクを紹介するイベントを丸の内カフェで開催されているが、今年は、同国のカーゴ、カーゴルクスが、日本で唯一小松空港に定期便を飛ばしているということから、石川県とのコラボ、で、金沢の和菓子とワインのマリアージュの提案。
金沢のANAクラウンプラザの支配人が、自ら選んだ金沢の和菓子とルクセンブルクワインとのマリアージュをご案内してくれた。先週末、ルクセンブルクの皇太子様の結婚式が行われたばかりで、正面に結婚式の様子を映し出し、クレマン(ルクセンブルクのスパークリングワイン)で乾杯。素敵なカップルだわ〜。
しかし、悲しいかな、心と目は食欲に向かう。金沢の和菓子とルクセンブルク特有の品種であるオーセロワに始まるワインとの出会い。すばらしい!
実は、12月5日から17日まで銀座三越で開催される「スモール・ハピネス」フェアでルクセンブルクも出店。裏銀座で話題のぶーみんVUNUMが地下3階のイートインコーナーに出店します。よろしく!また案内します。
開田支配人ご提案の和菓子とルクセンブルクワインのマリアージュは→つづき
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マックの店頭でメニュー表が撤去されたそうだが、混乱のため、また戻したとかなんとか・・私は撤去された姿を見てないけど、でも、先日、お茶ノ水のマックで出くわした光景を思うと、むべなるかな、、、と思う。
レジ前に列をなしている人のほとんどがケータイやスマホを見て、メニューを選んでいるのだ、というよりもお得なメニューやクーポンを探しているのだ。かなり違和感を感じたけど、若い世代はこんなものだ。
マックには何も期待しない、早くて安ければ、それでOKなのだ。
注文後「横にずれてお待ちください」と言われムッとするのは私たち世代まで。若い人は、別に当然と
思っている。
先日、オランダのマックでは、EASY ORDER といって、レジ前にカードで注文できる機械が置いてあった。誰も使ってなかったけど・・。 世界規模で、効率優先、利益率アップを目指している。
これがマックの生きる道、でも、おいしい食べ物として期待されなくなったらさびしいな。
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新宿南口でしばしの時間つぶし。クリスピークリームへ行ってみたら、ええ!マシンが止まってる。
定番のオリジナルグレーズド、「温めますか?」と聞かれて、つい「はい」と言ってしまったが、レンジで8秒でOKとは言っているけど、相当マズい。温めないほうがよかったなぁ、と反省しきり。
しかし、なんで、今までは「できたてのドーナツを売ってたんちゃうん?」
店舗数が増えたから、どこか1か所で作ったらええやん、ということなのか、それとも、あまり売れないから、つくりおきをあたためたらええやん、ということなのか。
この「ええやん」がそもそもの大事なコンセプトをつぶしている。商品への思い入れがないんやな、と誰でもが感じるはず。
希少性があったときはよかった、けどどこでも買える商品になった時が勝負なんだよ!!
おのずと店舗数のリミットはある、が、それを超えて、打ち出せる何かとは、何?!それが、外食チェーンの生きる道だ。
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ルクセンブルクは、モーゼル川沿いに広がる斜面でできるぶどう畑がすばらしい。白ワインが有名。
甘ったるいのではなく、フルーティかつすっきりしたもので、私は大好き。
そして、スイーツもなかなかいい。このクッキー、12ユーロくらいだったと思うけど、チョコレートとバターがめちゃくちゃうまい感じ。私はこういう焼き菓子が大好きなのだ。ただし、おいしいのに限る。
王室御用達というoberweis という店のもの。すべて手づくりで、量産できず、近隣の国にも販売していないという。
パリに出しても、競争が厳しくしんどいんだろうな。カーゴが、石川県の小松へ週何便か飛んでいるらしいので、今後に期待。
牧草地帯が広がるのどかな田園地帯、しかし、大国に挟まれ農業や食品工業は難しい。人件費も高そうだしね。少し日本と似ている状況。いっそアジアあたりをマーケットにしたら、どうなのかな、、、
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ゼミ合宿に続き、徳島勝浦町へ行って来た。4年のゼミ生が昨夏に続きインターンシップをしている。田舎が気に入って、すっかり地元にとけ込んでいる。若いお兄ちゃんは大事にされるのだ。こうやって何もない町の観光マップを作ったりして頑張っている。
で、卒業したら田舎暮らしを希望している。ゼミ合宿中にも近くの若手農業者のところに研修に来ていた東京農大生たちも農業をしたいと言っていた。
普通に従来通りの農業をやっていたら生活は大変だ。一人二人なら生活できるが、子供を育てるとなると・・と考えてしまうが、これは我々世代の価値観であって、彼らは違うらしい。農業、田舎ブームも背景にあるが、そんなブームとは違うような気もする。
大企業に入ったところで、明日はどうなるかわからない。ネットのおかげで都市に住む意義も特別かくなってくる。となると、田舎暮らしも選択肢のひとつとなってもおかしくない。
昨夜は大学の同級生たちと飲んでいた。経済成長のしっぽにつかまっていった私たちの世代とは、
明らかに違う若い世代の価値観。これからの社会は、不安な一方で楽しみだ。
道畑美希のよろしゅうおあがり
今年のゼミは、サービスエリアがテーマ。合宿は、話題の新東名のSAを巡り、長野へアグリ合宿。
SAの開発担当者がバスに同乗してのガイド付きの豪華バスツアー。業界人向けなら10万円はとれる、値打ちあるツアーだ。学生にはもったいない。
さらにさらに、エリアで止まるたびに、実務家が登場する。清水PAからご一緒してくださったのは、SAでもラーメン店を経営する「らーめん大山」のK社長。駿河湾SAでは、富士急の方からリサ&ガスパールのバックを一人ずつ進呈されて、大感激です。
ほんと、皆さんに支えられてこのゼミはあるのよ。素晴らしい人たち、感謝です!
道畑美希のよろしゅうおあがり
ルクセンブルクでは、牛の肥育農家と養蜂家を訪問した。養蜂家のおじさんは、なんとものんびりしたもの。こんな素敵なところで養蜂をやっている。(実は、養蜂を目指している私、たまらんうらやましい!)
はちみつ採りの季節は終わったというのに、大学生になったばかりという息子さんも出てきてくれて
あれこれ話を聞かせてくれた。しかし、息子は、「オヤジの仕事なんて継がねえよ」と言っている。
肥育農家のお兄ちゃん、半分は会社勤め(といっても家畜の肥料の関係の仕事らしい)で親父と一緒に農業をやっているという。ルクセンブルク市内から車で15分くらいのところに広がる牧場風景。とっても
素敵だけど、このイケメンアラサーに嫁は来ないと言っていた。ええ!だれか日本からどうだ?!
農業は利潤の低い産業。もちろんEUの直接支払いなどもあるが、やはり厳しいようだ。特に、農業大国に囲まれたルクセンブルク、森林も多くて、土地も拡大しにくく、景観上の規制もいろいろあるらしい。
なんとも日本の農業に似ているな~と感じたけど、飛行機から見る風景は、やはり日本の農地は、ほんまバラバラやなと、ルクセンブルク、特にオランダとみて、改めて感じた次第。
道畑美希のよろしゅうおあがり
ルクセンブルクは、ヨーロッパの中心に位置し、それゆえ何度も大国の侵略を受けてきた歴史がある。だからこそ、独自の文化を大切にしつつ、諸外国のよいところは吸収し、ということを繰り返してきたのであろう。まさに「いいとこどり」をしてきた印象を受ける。
食についても、まさに「いいとこどり」をしている。人口50万人の国ながら13軒のミシュラン星獲得レストランがあるそうだ。人口の3分の1が外国人、150もの人種が住む国で、様々な舌や文化に鍛えられてきている。 製鉄業のために移民としてきたポルトガル人も多く、その影響もあるのかな、と想像したりする。
ご案内いただいたシャトー・ブリングリンスターも星レストラン。古城の中にあって素敵!ここはお手軽価格と星価格の二つがあって、中央にキッチンを配して、入口が二つある。
もちろんお手軽価格(といっても料理はすばらしく、ボリュームがすごい!)のコースをルクセンブルクワインといただく。
スモークの香りをとじこめたたまごの料理。うーん、モダニストキュイジ~~~~ん。
道畑美希のよろしゅうおあがり
8月末から弾丸トラベラーと化していた。一人当たりGDP、世界一を誇るルクセンブルクの農業と食を訪ねる旅。同行した東京大のK島先生のオランダも見たいというわがままにこたえ、アムステルダムから入り、電車でベネルクス三国を弾丸トラベル。
旧市街はこの通りだが、ケチのオランダ、美食のベルギーを経て、辿りついたルクセンブルクの第一印象は、車が高級車ばかりだということ。ポルシェにBMWは当たり前、上位クラスのメルセデス、マセラティに、フェラーリと続くこと、続くこと。
何でも、ルクセンブルクは、車メーカーが先んじてテストマーケティングをするところらしい。それだけ車好きの国ということ。
今はインド企業となってしまったアルセロールに代表される製鉄で豊かになり、今では、EUのウォール街と言われるほどの金融で国を盛り上げ、金融不安高まる昨今は、IT企業の誘致に頑張っている。
あのスカイプもルクセンブルクの企業だ。
神奈川県ほどの面積に50万人の人口、小さな国が、頑張っていくためには、いろいろな努力が必要。ほんと、旧市街はこんなにのんびりした風景ではあるが、フランスやドイツなどの大国にしょっちゅう攻めてこられた壮絶な歴史が秘められている。
ちょっとお休みしていましたので、ルクセンブルクについて綴っていきます。
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お盆で家に帰った折、六甲山の裏、三田に久しぶりに行ってみた。プレミアムアウトレットにスープストックトーキョーの新しい業態を見に行った。
スープストックトーキョーのファミレスというコンセプトらしい。さすがにオシャレなつくりで、お昼時でもあり満席だった。ファミレス価格で、スープ系のシチューやカレーが楽しめるメニュー構成で、シンプルでいい感じ。
関西であまり馴染みない客、特に男性客などは、スープをひと口食べて「おいしい」と声をあげていた。(この夏、料理するのがめんどうで、冷凍スープストックトーキョーを常備していた私には、いつもの味すぎ、感激半減。こういうのもコワいな。)
一人で行った私は、オニオングラタンスープとカレーを注文した。ところ、カレーが先に来てしまい、オニオングラタンはしばし待つはめに。結局、カレーを食べるときは冷めてしまって、かなりがっかりだった。
まあこの値段だから文句は言えない。でも、クイックサービスからテーブルサービスへ、ただ、料理を運べばいいというものではないということが、よくわかった一件。
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夏は暑いけど好きな季節。学生時代は海に海にと遊びまくっていた。そして、暑くても食べた。皆争うように食べていたけど、今の若者は食べないな~。
新入生のアンケートを見ていたら、学食への意見に「量が多くて困る」「量を減らして」という声が多くてびっくり。残して捨てるには忍びないということなのだろう。豊かな時代だ、と実感することしきり。
ネット生活じゃ運動量も少ないし、食べる量も減る。それにしても一升めしを食べる男子はいずこへ?
<<ゼミで訪問したある企業の社員食堂 てんこ盛り食べる学生もいます>>
昔の時代の人の幻想だろうか。うちのあほ息子も、もっとスリムにとか、色白にとか気にしている。そんな子供に生んだ覚えはないんだけど・・
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ソウルに行くときは、羽田から金浦空港が便利。バスでも地下鉄でも江南までならほぼ1本でたどり着ける。金浦空港は、日本便、中国便と国内線の空港、東京で言えば、仁川=成田、金浦=羽田という位置づけだ。
羽田夜8時過ぎの便、空港はガラガラ、開業時あれだけ賑わった商業施設は閑古鳥が鳴いている。家賃もさぞかし高いはずだし、テナントは大変だ。
片や金浦空港のそばには、ロッテモールが開業し、空港内にはシネコンも作って、ちょっと遊べる場所となっている。近くのマンション群に住む若い世代が退去して押し寄せている。
この時代、タテモノ建てるなら、単一機能だけでなく、二重、三重に稼げるようにしないと、えらいことになる。つくる人は、しっかりした長期計画をもたないとね。
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ここ3年、7月に韓国へ行っている。今回は、マーケティングの学会に参加。韓国の大学主催だから、韓国人が多いのだけど、女性が中心。しかも皆流暢な英語をしゃべり、見た目も美しい。マーケティング系だからか、結構おしゃれなのだ。
韓国女性は、ミニスカートで、生足にハイヒール。これが基本。ソウルはアップダウンもあるし、歩道もそんなにきれいに整備されているわけではないから、歩きにくいはず。しかし、絶対ハイヒール。
<<ゲーム制作会社を訪問、案内してくれた広報部の女性、かわいく英語もしっかり>>
それに対し、東京の女性、とくに若い女、ほんまに汚い。顔は皆きれいに化粧しているけど、なんともしまりのない、色気のない服装が多い。私は、ひそかに「しまむら」ファッションと呼んでいるのだけど、バブル世代の私から見たら、考えられないくらい安っぽい。
これって、内面からでてくる違いだ。韓国女性と日本女性、かたや上昇志向で、こちらは、いまのままでええやん志向。こんな日本に誰がした、大人が悪いんだけど。もうちょっと色気出してや。
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前にコーネルにいたのは1991年、バブルもはじけていたが日本の企業もまだ余裕があった。たくさんの日本人ホテルマンが派遣されてきていた。今や、やってくるのは中国人と中東人。中国は錦江飯店グループが大挙して押し寄せてきていた。
しかも、大方千倍ほどの競争率の選抜試験をパスしてきた精鋭ばかり。もうすでに私たちのイメージの中国人ではない、英語はもちろん流暢。着ているものも、シャツとジーンズながら、ブランドもの。講義の中で、7jeansの話がでてきた。「この中ではいているもの?」と先生が言うと、はーいを手を挙げたのは、中国人のおっちゃんだ。
ひょえ~、彼らは、全米のホテルや商業施設を回って帰るらしい。政府からも経済的支援もあり、そのうち、中国ホテルチェーンが、世界を席巻するだろう。
宿泊場所で、バーベキュー。中国系は、マカオ人だけ。マカオも押し強い。 なんで同じ東アジア人で日本人はこうなっちゃんだろう。このおくゆかしさは、ある意味美徳でもあるが、それだけじゃあ、これから生きていけない。
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アジアの時代、外食産業は市場を新興国へと求めて頑張っている。期待ができる市場ではあるが、リスクも大きい。また、韓国ファミマのFC脱退騒動に見るように、うまく行き始めたら真似もされるし、そうなると現地人の方が強い。メーカーと違い、サービス産業が海外進出し、ビジネスを持続していくのは難しい。小売業の分野でも、あのウォルマート、カルフールすら進出先によっては苦労しているくらいだ。
私も勉強せなアカンと思い立ち、コーネル大学の Professional Development Program に参加している。3日クールでいくつかコースが用意されているが、1コースだけ参加。めっちゃ濃い内容でフラフラである。いやそれより先生は、8時半から17時まで昼休憩をはさみぶっ通し。なんかエネルギーが違う。スピードも.
コースの前は、積極的に授業に参加するように、そして世界中から集まった人たち、異文化を背景に意見をぶつけ合ってと、学部長先生から挨拶がある。といっても、授業が始まれば、聞くだけでも必死やのに、どないせいっちゅうねん!
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ちょっとサボってしまった。来月は弾丸トラベラーゆえ準備等忙しい。さて、今日は1年生、3年生合同ゼミで見学会。
大崎にある東洋製罐グループの社員食堂にて「サラめし」体験。そして容器文化ミュージアムをご案内いただいた。その後は、東洋製罐グループが展開している容器のいろいろを展示している㊙ミュージアムも見学させてもらった。
すべての商品には容器があり、包装がある。これらをほぼカバーしている企業グループだから、「これも!あれも!」と声が上がることしきりで、また、容器の機能や工夫を聞くと、またまた深い。
続いて、恵比寿にあるヱビスビール記念館にも見学&試飲へ。ここでも最初のビールはコルク栓だったという話を聞いた。瓶の製造技術がまだ十分ではなく、瓶の大きさがまちまち、だからコルクで栓をしていたというらしい。
普段意識せずに使っている容器だけど、ほんと奥が深い。
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