ゼミ合宿に続き、徳島勝浦町へ行って来た。4年のゼミ生が昨夏に続きインターンシップをしている。田舎が気に入って、すっかり地元にとけ込んでいる。若いお兄ちゃんは大事にされるのだ。こうやって何もない町の観光マップを作ったりして頑張っている。
で、卒業したら田舎暮らしを希望している。ゼミ合宿中にも近くの若手農業者のところに研修に来ていた東京農大生たちも農業をしたいと言っていた。
普通に従来通りの農業をやっていたら生活は大変だ。一人二人なら生活できるが、子供を育てるとなると・・と考えてしまうが、これは我々世代の価値観であって、彼らは違うらしい。農業、田舎ブームも背景にあるが、そんなブームとは違うような気もする。
大企業に入ったところで、明日はどうなるかわからない。ネットのおかげで都市に住む意義も特別かくなってくる。となると、田舎暮らしも選択肢のひとつとなってもおかしくない。
昨夜は大学の同級生たちと飲んでいた。経済成長のしっぽにつかまっていった私たちの世代とは、
明らかに違う若い世代の価値観。これからの社会は、不安な一方で楽しみだ。