前にコーネルにいたのは1991年、バブルもはじけていたが日本の企業もまだ余裕があった。たくさんの日本人ホテルマンが派遣されてきていた。今や、やってくるのは中国人と中東人。中国は錦江飯店グループが大挙して押し寄せてきていた。
しかも、大方千倍ほどの競争率の選抜試験をパスしてきた精鋭ばかり。もうすでに私たちのイメージの中国人ではない、英語はもちろん流暢。着ているものも、シャツとジーンズながら、ブランドもの。講義の中で、7jeansの話がでてきた。「この中ではいているもの?」と先生が言うと、はーいを手を挙げたのは、中国人のおっちゃんだ。
ひょえ~、彼らは、全米のホテルや商業施設を回って帰るらしい。政府からも経済的支援もあり、そのうち、中国ホテルチェーンが、世界を席巻するだろう。
宿泊場所で、バーベキュー。中国系は、マカオ人だけ。マカオも押し強い。 なんで同じ東アジア人で日本人はこうなっちゃんだろう。このおくゆかしさは、ある意味美徳でもあるが、それだけじゃあ、これから生きていけない。