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インド2012 アーカイブ

2012年12月31日

日本外食企業のインド進出!

 外国企業のインドへの進出は、厳しい。先の記事のごとく、民主主義強いせいもあり、なかなか外資が進出するのは規制がある。あのウォルマートだって、てこづっていて、熱心なロビー活動をやってたらメディアで騒がれてしまったくらいだ。
 しかし、マクドナルド、ドミノ、KFCはしっかり、スターバックスは、タタ財閥のお嬢様と組んで来年には1号店開業の予定だ。日本の流通では、ローソンも名乗りを上げているが、ほんま、ここは難しいやろな。

 そのなかにあって、大阪の家族亭は、なぜか頑張っている、パートナーがよかったのか悪かったのか、Harajuku Delight というクレープ屋さんを商業施設内で運営している。中の上くらいの人たちが多く住む地域、市場のそばに新しくできたビル内で、クレープとチキンピタサンドみたいなのを販売中。

なぜか、メイドさん姿のインド人女性が、クレープを焼いてくれているが、うーーーん、なんともわからんです。それでも、こうやって先陣切って、頑張っている姿は、感激です。頑張れ、日本!

2012年12月29日

インドの民主主義

 私たちの行っていた期間、インド女性がレイプされ、結局シンガポールの病院まで移送されたがなくなってしまうという事件があった。新聞を見てもそんな記事ばかり。まだまだ女性は社会的にも抑圧された存在でもあるようで、そんな事件が絶えないようだ。


 犠牲者や女性の権利を求めて、インド門から議会へと続く広場(これがまた広くて長い)を若者たちが、デモをしていた。若い人が多い、東京で大学生を全部集めてもこれだけの数にはならないくらいの若者の数。思わず、人口ピラミッドが頭に浮かんだ。若い世代が多く、皆自分の意思を表示する、なんとも活力のある社会と見える。

 しかし、その反面、民主主義が強すぎて、都市の開発が進まないとも聞く。ニューデリーの中心地は、旧態然としている、もちろん、牛を追いやり、貧困層も追い出したそうであるが、なかなか、住民の主張が強いために、大きな変化をさせることが難しいともきく。

 というわけで、郊外が、どんどん発展している。グルガオンほか4つの衛星都市があるらしいが、その土地の価格はどんどん高騰していると、一緒にいった東大院生のS君が丁寧に教えてくれた。

 グルガオンは空港から近くて便利、ここに宿泊したが、とてもインドとは思えない雰囲気。マックもあれば、ドミノもある、こうやって、都市ができてくるんだと、実感。

2012年12月28日

インドはうまい!

 もう今年も終わる~、というときにインド・ビハール州へ行ってきた。ビハールは、ブッダガヤなどお釈迦さまの遺跡も多いが、インドでも最も貧しい地域と言われている。古代文明発祥の地であるが、農業にしがみついていたら、皆において行かれてしまったという感じかな。なんとも皮肉だ。

 そんなところへ行っても、金持ちもいるし、ビジネスマンもいる。ホテルは日本のビジネスホテルよりちょっと高い値段を払えば、それなりに快適で清潔なところが結構ある。

 

 若くはないので、そんな冒険もせず、食事は、ホテルやレストラン。とすると、かなりウマ~い!なんといってもメニューが豊富である。小麦、米、豆を使いこなし、パンなどの形にする。イドリーという米粉の蒸しパン(発酵させているのかちょっと酸っぱい)や豆と米粉を溶いたものを鉄板でやくドーサはじめ、おもしろい、おもしろい。

 ご存じのとおりベジタリアンも多いので、肉を使わず、味がでるような工夫がされている。野菜や豆の旨み、油、そしてスパイスだ。

 インド料理にほれた~。日本にあるインド料理は、カレーとナン、ときにタンドリーチキン、あれは完全にさぼりやな。聞くところによれば、料理人につくのは、カーストでも上のレベルの人らしいのだ。きっと日本でインド料理やっているのは??じゃないかなと、あらぬ想像をしてしまう。

 しかし、ガンジス、インダス文明発祥の地、イギリスはじめヨーロッパ諸国の植民地になったこともある、インド食文化、これはあなどれん!

 

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