もう今年も終わる~、というときにインド・ビハール州へ行ってきた。ビハールは、ブッダガヤなどお釈迦さまの遺跡も多いが、インドでも最も貧しい地域と言われている。古代文明発祥の地であるが、農業にしがみついていたら、皆において行かれてしまったという感じかな。なんとも皮肉だ。
そんなところへ行っても、金持ちもいるし、ビジネスマンもいる。ホテルは日本のビジネスホテルよりちょっと高い値段を払えば、それなりに快適で清潔なところが結構ある。
若くはないので、そんな冒険もせず、食事は、ホテルやレストラン。とすると、かなりウマ~い!なんといってもメニューが豊富である。小麦、米、豆を使いこなし、パンなどの形にする。イドリーという米粉の蒸しパン(発酵させているのかちょっと酸っぱい)や豆と米粉を溶いたものを鉄板でやくドーサはじめ、おもしろい、おもしろい。
ご存じのとおりベジタリアンも多いので、肉を使わず、味がでるような工夫がされている。野菜や豆の旨み、油、そしてスパイスだ。
インド料理にほれた~。日本にあるインド料理は、カレーとナン、ときにタンドリーチキン、あれは完全にさぼりやな。聞くところによれば、料理人につくのは、カーストでも上のレベルの人らしいのだ。きっと日本でインド料理やっているのは??じゃないかなと、あらぬ想像をしてしまう。
しかし、ガンジス、インダス文明発祥の地、イギリスはじめヨーロッパ諸国の植民地になったこともある、インド食文化、これはあなどれん!