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2011年12月 アーカイブ

2011年12月05日

亀岡保津町 エコツアー体験

 金曜夜から日曜で京都亀岡の保津町のエコツアー体験に学生と出かけた。車中一泊のバス往復の強行軍、というのは、有名な丹波霧という朝霧を見るためだ。しかし、強力晴れ女が行くと雨の予報も覆してしまい、2日とも霧は見えず..(晴天をお望みの方は、お声かけ下さい)

 竹炭づくりに農業体験、また保津町の歴史や伝統をオトナの人たちから教えてもらう。いつものフィールドワークと違い、小さい町だからか、地域住民たちのつながりを実感した。

学生時代は、7年も京都にいたけど来たことがない保津町はめちゃくちゃ素敵な町。宿泊、活動の拠点とさせてもらった古民家(貧乏くさい古民家ちゃうよ、庄屋様の古民家だよ)心凛愛荘では、趣味人のオトナたちが集い、語らい、学び合い、遊び合いをやっている。これは、ほんと町おこしのタネはいろいろありそうだ。でも誰にも教えたくないような気もする。

活動の詳しい様子は、保津町まちづくり推進会議メンバーのM尾さんのブログをどうぞ、

2011年12月06日

顧客コミュニケーションの変容

 今日の顧客マネジメント講義はサントリーさんからの顧客コミュニケーションの大御所先生をお迎えし、お客様相談室の意義や機能についてそして今の顧客コミュニケーションを語って頂く。

 毎年来て下さって、同じテーマで講義をいただいているが、ほんと、世の中の流れの速さを感じる。お客様相談室というと裏方イメージがあるが、改めて、マーケット最前線にあるなあと感じる。3.11後の消費者の価値観の激変、またSNSをはじめにソーシャルメディアの影響力など、ビジネスの現場から、ダイナミックな動きを察知し、またいち早くアクションを起こす。その動きについて行けない者は取り残されるだけだ。

 学生にはもったいない話、でも学生たちも興味深く感じたはず。しかし、学生の「サントリーはソフトドリンクの会社と思っていました。ワインやビールをつくっている会社とは知りませんでした・・」のコメントにはビックリ!

 いやいや先生、こんな学生相手に朝いちばんからありがとうございました。

2011年12月09日

女性のリーダーシップ

 昨夜は、新しくなったアメリカンクラブにて食品業界女性経営者ネットワークの忘年会。このWF-net は、来年で発足以来8年となるが、食品業界で少ない女性経営者、ともに研鑽し、励まし合い、若い世代を育てようと始まった。購入層の大半は女性というのに、食品業界は意外にも男性優位。今では、開発や営業の前線に女性も増えたが、私がこの業界に入った時代は、みごとにおっさんばかりだった。

 確かに女性は増えたが、管理職となると、女性の存在感は薄い。食品業界に限らず、日本はアラブ諸国並みに女性管理職が少ない。保育制度の充実など環境づくりが必要なのか、女性自身の努力が足りないのか、女性管理職を育てようとする、あるいは認めようとする包容力ある男性が少ないからか、課題はいくつもあるだろう。数値目標を掲げて、ちゃんと克服すべきことを克服していくべきだ。

 学生たちはどうか。世間的で言われる通り女子の方がしっかりしている。確かにそうだ。が、やっぱり頼れるのは、男子(ダメ男子は救いようないけど)。女子学生は、遠慮があるのか、甘えがあるのか、いざとなったら男子を前に出させる。まあ、裏でしっかり操縦しているのかもしれないけど・・。という意味では、リーダーシップの取り方が男性と女性で違うんだなあと気づくことがある。

2011年12月18日

学生たちの社会貢献活動 SIFE

 土曜日、学生の社会貢献活動を支援する団体SIFEの世界大会へ行った早稲田大学の報告と沖縄大学によるワークショップを、東洋大のキャンパスでやった。「今時の若いもんは・・」と言われるが、彼らは、実に活発で海外にも出て行き、主体的に活動している。

 社会は変わっても若者はそんなに変わらない。ただ、今は引きこもり系の割合が多いのかなあ。午前中のFD活動報告会(って大学の教育の質を高めようっていうやつ、今の組織やメンバーでは変わりようない)でも、相談室を訪問する学生の数が指数関数的に増えているという。まあ、オトナもおかしいから、そんなもんちゃうやろか。あれれ、話がそれてしまった。

 この度報告した早稲田の活動は、バングラデシュで大学に行けない学生を支援して、ダッカ大学に入学させようと、受験勉強を支援するというバングラ版ドラゴン桜といった活動である。それにしても、なんで海外?

 3.11以降、社会貢献の活動は国内を向いているけど、海外への支援はなぜかウケがいい。私のいる国際地域学部もそんな学生であふれている。でも、海外でJICAとか行ってみると、もう支援の仕方も従来とは変わりつつあるという声を聞く。

 そう、すでに助けてもらわんでも自立の道が明るく開けている国がほとんどだ。高齢化、人口減のこの日本をもうちょっとましにしようとは、若者は考えてないのか。それとももう日本を捨てているのかな。

2011年12月19日

お正月におせちを食べますか?

 久々ewomanの円卓会議の議長をやってます。テーマは、「お正月におせちを食べますか?」

ちょうど10年前、同じewoman上で「おせちなんてつくったことない?」というテーマを展開しました。その際は、食べないという意見はなかったような・・10年の経過で、おせちマーケットもずいぶん変容したのではないかと思います。

 今日から来週26日(月)までディスカッション中です。是非ご覧下さい。意見も下さいね。

2011年12月22日

6次産業化に取り組む女性たち

昨日は、6次産業化の情報サイト、第6チャンネルのための座談会。名古屋、北海道、山梨から6次産業化に取り組む女性3人の座談会でコーディネーターを努めた。

写真は、彼女たちの商品、6次産業だから、材料から手がけているということ。それだけに数は限定されるが、良い商品ばかりだ。さらに女性視点ゆえに、買い手側に立った商品開発やコミュニケーションにも心が配られる。

従来、どちらかと言えばおっさんの世界だった一次産業に、女性が入ると、商品だけでもこんんなに楽しくなる。農水省は、6次産業化を支援するファンドをつくるとか。どう運営するのか知らないけど、農水省の手のうちにある間は、コケる確立高し。さっさと民に委託してね。

2011年12月27日

東北タイは、日本食風レストラン花盛りだ!

 「ほんとに主婦?」と誰かに聞かれることしきり。そう、期待を裏切らず、年末すべての用事を放ったらかしてタイに来た。東北タイ、コンケンに。2003年来のこの町、やっぱり変わりようがすごい。ショッピングセンターに郊外の高級住宅、空港は3階建てになっていた。車は増え、街の中は少しさびれた感がある。


 大きな生鮮食品を売る市場があって、コンケンに来ると楽しみだった。市場も様変わり、野菜や肉に混じって、携帯電話に服や雑貨の店が増えている。おばちゃんが作ってきたカオニャオ(もち米)やお菓子を売る店も激減。野菜も写真の通り、アスパラやカリフラワーなど洋物野菜が増えている。

 バンコクから北へ向かう2号線沿いにできたショッピングセンター内は、日本食風レストランが勢揃い。若い子たちが、しゃぶしゃぶやすしバイキングに並んでいる。どうなっていくの?

2011年12月28日

ラオス国境免税店で見たものは?

 コンケンからノンカーイへ。ノンカーイからメコン川を超えれば、もうラオスだ。ラオス側の国境を越えると、ちょいとお買い物スポットになっている。安っすいポロシャツとか偽もの携帯とか、iPhone5も早くも売ってた。コピーDVDもわんさか。中国でもあんだけ売っているところを最近では見ないようになった光景がある。


その裏には免税店、高級品がわんさか。のけぞったのは、ヴーヴ・クリコもドン・ペリ、そしてプレミアムワインの売り場には、シャトーなんちゃらだって売っている。誰が買うねん?そう、ラオスのお金持ち。何となく雰囲気の違うご一行様が買ってる、買ってる。

アジアはほんと劇的に変わりつつある。めちゃくちゃおもろいよ〜。

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