土曜日、学生の社会貢献活動を支援する団体SIFEの世界大会へ行った早稲田大学の報告と沖縄大学によるワークショップを、東洋大のキャンパスでやった。「今時の若いもんは・・」と言われるが、彼らは、実に活発で海外にも出て行き、主体的に活動している。
社会は変わっても若者はそんなに変わらない。ただ、今は引きこもり系の割合が多いのかなあ。午前中のFD活動報告会(って大学の教育の質を高めようっていうやつ、今の組織やメンバーでは変わりようない)でも、相談室を訪問する学生の数が指数関数的に増えているという。まあ、オトナもおかしいから、そんなもんちゃうやろか。あれれ、話がそれてしまった。
この度報告した早稲田の活動は、バングラデシュで大学に行けない学生を支援して、ダッカ大学に入学させようと、受験勉強を支援するというバングラ版ドラゴン桜といった活動である。それにしても、なんで海外?
3.11以降、社会貢献の活動は国内を向いているけど、海外への支援はなぜかウケがいい。私のいる国際地域学部もそんな学生であふれている。でも、海外でJICAとか行ってみると、もう支援の仕方も従来とは変わりつつあるという声を聞く。
そう、すでに助けてもらわんでも自立の道が明るく開けている国がほとんどだ。高齢化、人口減のこの日本をもうちょっとましにしようとは、若者は考えてないのか。それとももう日本を捨てているのかな。