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コミュニケーション アーカイブ

2012年12月06日

ルクセブルクフェア開催!

 いよいよルクセンブルクフェア@銀座三越がスタートした。9月にルクセンブルクへ行っている間、東京のルクセンブルク大使館の方からのメールで始まったこのイベント。うーん、短くて長い道のりだった。

 運営をお願いしたぶーみんVINUMさんは、今話題の裏銀座や新川で繁盛しているワイン居酒屋。社長はじめ若いスタッフの皆さんが、見たことも食べたこともないルクセンブルク料理を、夜も寝ないで試作を重ね再現してくれた。

 あちこちの話題の店から、この時期にルクセンブルクで食べるというボックスメンチェンという人がたのパン、シュトーレンボールやパテなどを作ってもらって物販もしている。なかでも注目は、ルクセンブルクの大人気パティシェリー、オバーワイスのチョコレート!小さく高いが、めちゃおいし〜〜。

 ディスプレイは、長年のおつきあいのスタイリストさんにお願いした。めちゃくちゃ忙しいところを無理してやってもらった。さすがに素敵!ありがとう、IMさん!
あとは、売って売って売りまくれ〜。頑張って、ぶーみん!

2012年06月26日

容器は偉大

 ちょっとサボってしまった。来月は弾丸トラベラーゆえ準備等忙しい。さて、今日は1年生、3年生合同ゼミで見学会。
 
 大崎にある東洋製罐グループの社員食堂にて「サラめし」体験。そして容器文化ミュージアムをご案内いただいた。その後は、東洋製罐グループが展開している容器のいろいろを展示している㊙ミュージアムも見学させてもらった。

 すべての商品には容器があり、包装がある。これらをほぼカバーしている企業グループだから、「これも!あれも!」と声が上がることしきりで、また、容器の機能や工夫を聞くと、またまた深い。

 続いて、恵比寿にあるヱビスビール記念館にも見学&試飲へ。ここでも最初のビールはコルク栓だったという話を聞いた。瓶の製造技術がまだ十分ではなく、瓶の大きさがまちまち、だからコルクで栓をしていたというらしい。

 普段意識せずに使っている容器だけど、ほんと奥が深い。

2011年12月06日

顧客コミュニケーションの変容

 今日の顧客マネジメント講義はサントリーさんからの顧客コミュニケーションの大御所先生をお迎えし、お客様相談室の意義や機能についてそして今の顧客コミュニケーションを語って頂く。

 毎年来て下さって、同じテーマで講義をいただいているが、ほんと、世の中の流れの速さを感じる。お客様相談室というと裏方イメージがあるが、改めて、マーケット最前線にあるなあと感じる。3.11後の消費者の価値観の激変、またSNSをはじめにソーシャルメディアの影響力など、ビジネスの現場から、ダイナミックな動きを察知し、またいち早くアクションを起こす。その動きについて行けない者は取り残されるだけだ。

 学生にはもったいない話、でも学生たちも興味深く感じたはず。しかし、学生の「サントリーはソフトドリンクの会社と思っていました。ワインやビールをつくっている会社とは知りませんでした・・」のコメントにはビックリ!

 いやいや先生、こんな学生相手に朝いちばんからありがとうございました。

2011年11月16日

イケメン先生登場!

 顧客マネジメントの授業に株式会社 T-brainの東矢先生にお越しいただいた。

「もし自分がお客様だったら...」というテーマで、自分がサービスを受けて、うれしかったことと悲しかったことを思い出すことから始まり、ホスピタリティとは何かを大熱弁。学生の身近な経験から深いところへ掘り下げて行くのは、さすがさすが。また学生に人気の高いブライダル業(外から見れば美しく見えるんだろう)の経験から、就職活動へのヒントもたくさん話してくださった。

 内容の濃さに加え、関西にノリで笑いも満載。なによりも若いイケメンぶりが大好評やったんちゃうかなあ・・。

 観光のような学問とも実学ともわからん世界は、やっぱり実務をバリバリやっている人の方が説得力がある。東矢先生のようなバイタリティに豊富な海外経験にやんちゃな経験。時々刻々と変わって行くこの世界には、若さが求められる。

2011年06月26日

福島に行ってきた

福島の東和に行ってきた。原発から45km圏、しかしひと山越えて、放射線量は少ないという。地区の農業者が集まるNPO法人で独自の検査方法で、自ら作った野菜、また土壌の計測値を発信していこうという試みを始めているという。

東和は、このブログにも何度も登場して、私も何度も出かけたところ。また、先日は、わざわざ都内まで来てもらい産直市をやった。逆に迷惑がかかってしまった形になったが、何かの形で一緒に活動をしていきたい。


全く風景は変わらない。なのに、原発事故を境に大きく変わってしまった環境。しかし、東和の人たちは、いままでのことがひっくり返されたのではない。課題が一つ増えただけ。となかなかたくましい。

食や文化だけでなく、人が温かい。一度は、足を運んでほしいところ。

2011年03月22日

風評被害をぶっとばせ!

(財)食の安心安全財団(前・外食産業総合調査研究センター)が、「東北地方太平洋沖地震と風評被害の防止」と題したメディア懇親会を開催した。地震前にはリスクコミュニケーションのテーマを予定していたところを、急きょテーマを変更しての開催。メディアやいろいろな関係者があつまり、3百名くらい集まってただろうか。

原子力の専門家と放射能の専門家による解説と質疑応答というプログラムだったけど、どうも消化不良だった感あり。短かい時間しかないし、当然と言えば当然だけど、結局、「風評被害は時間が解決する」と締められたら、なんのために集まってんの~、とチョイがっくり。リスクコミュニケーションは難しい。

結局、政治家や官僚であろうが、学者であろうが、上から「大丈夫」と言われたら、とても共感は得られない。今回の地震では、twitterや掲示板などが活躍した。同様に、風評被害も、こういったネットワークが貢献するのではないかと期待する。

2011年03月16日

メディアの姿勢

昨日あたりから、福島、岩手の方から、いくつか無事の知らせあり。現時点では、物資や人を移動させるガソリンがないのが、大きな痛手という。被害の程度により、最も必要なものが何かは違うと思うけど、情報もそのひとつ。 電源が確保されれば、SNS,Twitter、掲示板、ブログなど、インターネットのはたす役割は大きい。

それにしても、NHKはじめ、ワイドショーのような報道。一生懸命やっているのは、わかるけど、人々がどんな情報を伝えてほしいのか欲しいのかを汲んでない。それに比べCNNの伝え方は、より的確。
たとえば、原発事故→天気のお姉ちゃんがでてきて、風向きを詳細に知らせている。日本の外でできて、なんで国内でできないのかなあ。

日本がひっくり返りそうなくらいの大災害、今のために、次のために、何が必要か、どう行動を起こすべきかを政府も示すべき。

2011年01月16日

私ってそんなにコワい?

土曜日、農商工連携の人材育成研修に声をかけてもらい、京都へ。今日は、豪雪の関ヶ原、積雪の名古屋、雪景色を楽しみながら、大幅遅れで帰ってきた。 約束もないし、のんびりだったけど、この週末、受験生は大変だったことだろう。私が文科大臣になったら、真っ先にやる仕事は、センターテストの実施日変更だわ。

今日は、新幹線の中で、「私ってそんなにコワい?」と思うことあり。なんでって、隣に座った、母娘らしい母が、新横浜で降りる際、私に「お世話になりました」と声をかけたのだ。「なんで?」

名古屋から隣に乗ってきた二人、大学生くらいの娘は、i-phoneとにらめっこしながら弁当、母も弁当を食べてるけど、全く会話なし。ケンカしているのかな、気持わる~と思ってみてた。この目線が怖かったのかな。いや、丁寧に挨拶してくれたんやわ~と思いながら・・・車中に残る私。

しかし!その二人が降りた後、東京駅で降りようとした私が見たものは?
なんと、二人の座っていた下には、弁当の食べたゴミがちゃっかり置かれていた!

ゴミくらい捨てていけ!お世話になりましたってって、どういう意味?! わからんわ。

2010年12月14日

言語の楽しみ

 今日は卒論提出やらでぐちゃぐちゃの日。朝はゆっくりめに家を出た。ゆっくりめの時は、はなまるマーケットなどチェック。NHKのBS-Hiでは、JAPAN COOL!という番組が結構笑える。

 日本がどんなに変か?というのを在日外国人たちが、ワイワイいう内容。今日は、言葉、日本語はオノマトペなど、独特の言葉がある。そのなかで、日本の料理のネーミング、きつねうどん、親子丼、また和菓子の名前など、独特のものがある。英語やフランス語、また中国語だって、何とどうやって調理したかが料理の名前になっている。日本語ってCoool ! と盛り上がる。

<<答えは、おかめそば>>

 学生たちの卒業論文を見ていると、日本語ゆえ論理展開が下手とか、パラグラフという概念なくダラダラ書いているとかいうのが目につく。論理的展開には、日本語というか、日本文化はどうも不利。

 逆を言えば、そのあいまいさが日本語のよさだ。言語は文化を映す鏡を実感した日。

2010年10月18日

マスメディアに載らないから気になる

前の記事の続き、食の安全については、さんざんメディアの責任が問われる。が、彼らは、煽るのが仕事のようだ。が、もうはやマスの時代ではない。メディアリテラシーちゃらなんちゃら、情報を受ける側の責任もある。が、テレビ・新聞を見ない世代は、もうぐちゃぐちゃ。

まさに、我が家のあほボンは、ネット上で交錯する情報に大興奮している。

この週末、大興奮。中国での反日デモは、毎日のトップニュース。逆に、東京でも対中国の小さいデモが行われているようだ。二つのデモの意味合いは全く違うのだろうけど、、なぜか東京での反中国デモはマスでは報道されない。それが、中学生には気になって、気になってしょうがないらしく、土曜も日曜も、デモを写真に収めてこの通り

今の若い世代は、テレビ・新聞よりも2chやmixi、他なんか訳の分らんSNSが情報源。情報を選び、判断する力って、どうやってつけていくんやろう。


2010年10月16日

食と農、安心と安全の距離を縮める

昨日は「食と農、安全と安心の距離を縮める」というテーマでシンポジウム。土壌、農薬、化学物質、そしてマクロな視点での農業というから話があり、ご存知松永和紀さんが、この4つをまとめるというパネルディスカッション。

最初は、土壌学の久馬先生のお話。学生時代はほとんど講義も出てない(先生ごめん!)けど、今となっては真剣に聞いている自分に笑える。

分野の違う4人が激突して、おもしろい。話題のサンデル教授の授業よりも、はるかにエキサイティング。分野が違えば、見方も違う。妙に感心してしまい、ますます、距離は遠いような気もしてくる。

TVのシルシルミシルでやっているように、食の出所を明らかにするのも、どうなのかな~。登場する企業はいい宣伝になるが、意外と、工場で大量に猛烈なスピードで製造する姿は、グロテスク。逆効果もないのか。

一度、録画して学生に見せたら、「気持ち悪るぅ~」という声しきり。ほんま、なかなか難しい。

2010年06月09日

ゆとり世代の教科書

中3のバカボンがちょっと勉強する気になってきた。「オカン、物理教えてくれ」というので、神保町へ参考書を見に行った。三省堂では、教科書も、いろいろな参考書や問題集も棚に並んでいる。

しかし、どれを見ても、カラフルで、写真やイラストがいっぱいだ。どれもなじまない、いい参考書がないなあ。。と思っていたら、おお!昔使っていたA級問題集やん!


中を開けてみると、モノクロ刷り。すばらしい!こうでないと、頭に入らないんだよぉ~!勉強する時って、あまりカラフルでないほうがいいじゃないなかな。

私が慣れ親しんだものだから?かもしれない。今の子供たちには、どういうのがいいのかわからないが、テキストは、もっとシンプル、もっと字が多いほうが、勉強しやすいように思う。

2010年06月05日

「お客様相談室に問い合わせしたこと、ありますか?」

今週は、ewoman働く人の円卓会議にて、「お客様相談室に問い合わせしたいこと、ありますか?」を
テーマに進めています。

昨年秋、大学に講義に来てもらったサントリーのKさん、長年顧客の声に傾けて来られていますが、同社では、クレームと言わず「ご指摘」といい、それを商品やサービスに活かすことをやっているというお話だった。

顧客の声を全社的に共有して、商品・サービスにフィードバックする、花王のエコーシステムも有名。

さて、どんな声が聞かれますか。こちらから。

2010年02月19日

農商工連携 in 北海道

札幌、さすがに寒い。発掘!全国食の商談会は、2回目の開催。農政局単位でやるので、関東、北海道、東海、東北と4か所での開催。(これもどうかと思うけど・・・)

北海道のものは、結構特徴があっておもしろい。気候風土のなせるワザかな。でも、北海道ブランドは
そこそこ歴史もあるし、なかなか商品もパッケージはじめ、練れているように感じる。


さて、空港でワタミファームのオーガニックチーズを発見。会長さんは、テレビに出て宣伝活動に忙しいが、しっかり農業事業は育ってきているのだと、ちょっとびっくり。

オーガニックがいい、という訳でもないけど、なんでも信念を持って継続していくことは素晴らしい。フードビジネスのブレークスルーは、ひとつ、サプライチェーンの確立にあると思っている。ユニクロのSPAのごとく、製造加工サービス一貫が、このドロドロ脱出の道。サイゼリア、APカンパニー、自社農場の開拓は、目的がはっきりしていて、気持がいい。

2010年02月07日

笑顔、まさに、そうやねん!

大阪のチャッピーからコメントもらいましたが、まさに、その通り。おいしいこともそうやけど、笑顔とバランスのとれた価格。最近、岩手のお米を楽天で買ってるんだけど、いつも、稲穂1本とひとこと手書きの手紙が添えてある。これだけでうれしい。

今日、届いた段ボールには、バレンタインのチョコが入っていた。予期していなかっただけに、感激もひとしお。

このようにチョコのようにお金かけなくても、ちょっとしたことでうれしい。チーズケーキ屋のおっちゃんだって、「今日は、特別出来がええから、おいしいよ。」とか、なんでも笑顔で言えばいいだけやん。

昨夜、アド街ック天国にでてた三河島の商店街の八百屋のおっちゃん。「さっきまで100円やったけど、お客さんが来る前に80円になったとか」おもろいことばかり飛ばしている。これでっせ~。

マクドナルドのスマイル0円を笑うことなかれ。気持、気持ですわ。

2010年01月26日

リアルで買うことの楽しさ

池袋ネタが続いているが、西武池袋でyahooショッピングフェアが開かれていた。そこそこの人出だが、別にPCやケータイから買えるのに、わざわざ出かけて行くことないやん。ネットではなかなか知ってもらえないからと出店しているのか、そしたら、もうちょっと試食でもやって、もっと商品を売り込んで、リアルでしかできないことをやればいい。

でも、何にもやってない。「ネットでなくリアルで買うことがおもろいんやで~」という体験をさせてこそ、この催事は生きるっちゅうもの。これこそが、百貨店の生き残りの道だ。

残念なことに、有楽町西武閉店のニュース。銀座の玄関という立地で、アピールする効果はある程度あるはず。でも、効率重視のセブンアイとしては、耐えられないのだろう。かなり寂しい。

ネットBtoC取引額が、百貨店市場をとっくの昔に抜き去っている。ユニクロにとられたアパレル市場も大きいだろう。若い世代を安価で取り込むことを大丸が始めたけど、所詮他人のふんどし。もっと知恵を絞らないとヤバイ。

2010年01月02日

ロイヤルカスタマーより新規顧客

新年おめでとうございます。長い間慣れ親しんだ携帯。未だにボーダフォンとバカにされながらも使ってきたけど、電池がなくなり、先日の米国では使えずで、もう断念。新しく買い替えることにした。


やっぱりi-phoneと思い、店のお兄ちゃんに声をかけてみると、なんちゃらかんちゃら(日本語だけど理解できない日本語)と、なんでもいいわと思いつつ、よく聞いていると、今まで長年使ったことへの割引が適用されないんだと。ええ!バカにしとんか!でも、i-phoneが欲しいから、しぶしぶ・・・。

新規購入者ばかりに手厚いソフトバンク。SMAPの広告に見られる、新規顧客獲得のための巨額の販促費。これをもってしても、未だ、ソフトバンクの加入者は、docomo,auにかなり差を開けられている。
このロイヤルカスタマーおいてけぼりの顧客対応が、契約の継続に結び付かないんとちゃうか。

通常、販促費がなかなか出ない企業は、新規顧客獲得のために、それなりのお金はかけるが、一度つかんだ顧客は離さない。一度つかんだ顧客をファンにすることにエネルギーをつぎ込む。そっちの方が費用対効果もあるからと、言われている。

携帯の購入を決定づけるものは、結局、なんとなく・・・だ。i-phoneほどの強力な差異がない限り、料金体系は、素人ではまったく比較不可能。同じような機能とデザイン、そしてブランドとタレントCMのイメージが要素になるくらい。この人から買ってやろうという、素晴らしいスタッフもいないし・・

通信領域は、数社の独占市場で、私たちの全く手が出ないところ故、このデフレでも料金は変わらない。安くしろとは言わないけど、納得してお金を払えるものにして欲しい。

2009年11月09日

エコナ問題に思う

「顧客マネジメント論」の講義を担当している。CRM(Customer Relationship Management)をうまくやっている企業と言えば花王のエコーシステムを浮かべる方が多いのではないだろうか。お客様の声を社内で共有することと、また商品づくりに役立てるためのエコーシステムは、1978年にスタートしたという。当時としたら、先進的な取り組みだったろう。

しかし、花王は、エコナ問題で、今期業績を下方修正している。お気の毒というよりほかにない。さて、他に、学生に紹介するいい事例はないかとネットをくってみる。と、A社のページに目がとまる。

息が止まりそうなくらいびっくりした、エコナ問題に言及した同社のお客さま相談室のページ。「俺は関係ない。うちのは大丈夫だ。」と。確かにごもっとも、でも、こういう言い方ってないんちゃうかな。抜粋させてもらうと以下の通り。「A社の食用油は、花王(株)が言っているところの一般食用油であり、安全性に問題はないと考えます。」

それはその通りだけど。エコナ問題で、どこの会社もきっと他人ごとではないと受け止めているはず。「トクホ」という制度自体、またそれを製品に付ける業界の姿勢が問われているように思う。自分だけいち抜けようなんていう態度は、許せない。

成分がどうなのか、というのも確かに大問題。でも、それより食品業界全体が「トクホ」について、そして、消費者へのコミュニケーションについて、考えるいい機会だと思う。例えばエコナ、あたかも「天ぷらいくら食べても、コレステロールがつかへんぞ」みたいな売り方していた。そんなことはあり得ない。他のトクホ製品だってそうだ。これを食べたら血圧下がる、血糖値下がる、、、ホンマかいな?です。

確かに臨床試験で、コレステロールが下がったくらいのエビデンスはあるんだろう。でも、しょせん、油は、油。これ食べたら健康になると淡い夢を見ていたところに、発がん性。問題はすり違えられて、裏切られた~となるわけよ。消費者も冷静な判断力を持つ必要があるけど、企業はもっと考えて。

ほんと、イメージばかりふくらませるコミュニケーションってどうかと思う。トクホを扱う大企業の皆様、ぜひ、リーダーシップをとって、考えていってほしい。


<<文章とは関係ないけど、白山神社にいたネコ。丸くなったまま、じっと動かないのが可愛い!>>

2009年11月01日

メゾン・ハーゲンダッズ

銀座ユニクロで冬仕度を買う。フリースが土日は安くていいな。裏手に出ると、ラ・メゾン・ギンザ、ハーゲンダッズのサロンだ。

一皿が、フリースより高いなあ、と笑いつつ、アイスとアボカドなど、いつものハーゲンダッズを違った角度で、食べ方を提案しているメニューは、なかなか素敵。

私の選んだのは、いまいち失敗だったけど、アボカドとの組み合わせ、オレンジと焼きたてガレット、キャラメルもおいしい。でも、もっとアバンギャルドな組み合わせや、新しい食べ方を期待したいところ。

2009年09月13日

再び静岡、うなぎパイ

静岡へ行った目的は、ロックフィールド静岡ファクトリーとうなぎパイ工場の見学。

工業団地にあるうなぎパイ工場は、車に観光バスに押せや押せやの大にぎわい。かわいいお姉さんが案内してくれる工場は、トンネルオーブンの中の様子とパッケージの様子がライブで見られるが、その他はシャットアウト。

「企業秘密」とか、「こだわり」「職人」といった、心地よい言葉が飛び交う説明が、私らプロには、違う意味で響く。うなくん案内のDVD上映の後は、職人さんが出てきての質問タイム。このあたりの演出が、ちょっと痛い。

お土産に、工場直売所ならではの限定、うなぎパイ規格外品のお徳用袋。これは、なかなかおいしい。
うなぎパイって、土産菓子と、実はタカをくくってたところが、焼きたてのせいか、ほんとおいしかった。
そういえば、紀陽軒のしゅうまい工場、蒸したてしゅうまいを食べさせてくれる。これも、なかなかおススメです。

工場見学記念に、うなぎパイストラップとはちみつナッツのミニパイが1枚、プレゼント。工場見学はなんとも楽しい。

2009年09月08日

つけナポリタン、結構いけます!

月曜・火曜と静岡に行ってきた。いまや超有名店になった富士市の杉山フルーツにハズされ、でも、もうひとつの目的は、杉山フルーツのある吉原商店街の地域おこし、「つけナポリタン」だ。


<<杉山フルーツのシャッター これを見た人は少ないでしょう。>>

この夏、ローソンの地域限定メニューにも出世したというメニュー。元祖であるアドニスという喫茶店も、ちょうど改装が始まり、またふられる。イヤ~な雰囲気が流れるが、学生の機転で、次なる店を目指す。(地域おこしで、この商店街近辺には、つけナポリタンを出す店が10店ほどある)

目指す店は、杉山フルーツの真向かい、おそるおそる入ってみると、なかなか素敵なカフェだ。かわいいお姉さんが、出してくれたつけナポリタンは、煮込みのトマトソース版、それに太いパスタをつけて、食べる。


うん、なかなかイケる。しかし、隣の富士宮市の焼きそばほどの常食性がないから、なかなか道は険しいだろう。でも、シャッターがたくさんしまっている商店街だけど、頑張っている気合いが感じられて、なんとなくあったかい気持ちになる。次、杉山フルーツにリベンジを果たすときが、楽しみだ。


<<商店街のはずれにあったスナックビル? これも十分町おこしになるでっ!>>

2009年07月27日

白い恋人 チョコレートファクトリー

週末、北海道へ遊びに行った。一度行ってみたいと思っていた、石屋製菓のチョコレートファクトリーへ。9時開館なのに、8時半に到着して一番乗り。庭の花が美しく、半時間を飽きずに楽しめた。

豪華なからくり時計やら、楽しみがいっぱい。製造のラインも一部見られるようになっていて、品質管理室の一部が見えている(が、なんだかよくわからんプレゼンテーション)、まあ、いいや、楽しみに見学に来るところだから。

それにしても、ほとんど、あの白い恋人1本で、成り立っているビジネス。それだけに、危うい感じもするんだけど、騒動があって、さらに知名度も高まった感じ。結局話題になればいいのかなあ・・

2009年03月09日

輸出に耐えられるような日本の食品づくり

日本食レストラン普及機構のシンポジウム、並みいる人たちがお話しされた。海外に食材を輸出されている農事法人、JA・・海外で飲食店を展開する飲食業経営者・・。が、私にとって最もエキサイティングだったのは、北京で4店舗の日本食レストランを経営するおじさんの話だった。中国人への批判はいろいろあるが、私は、彼らの行動力は見習うべきものありと思う。


それにしても、ハタと考えると、実は、日本の食品って、輸出というレベルから見ると、そんなに安全が保障されていない。日本は海外からやってくるものには、いろいろウルサくいちゃもんつけているけど、さあ、こちらから海外に輸出するには、それほどの品質を担保するシステムがない!昨日は、HACCPなくては、輸出できないという話が飛んでいた。国際レベルからすればそうやな。
金がかかるとか、制度がなんチャラとか、ほんまさっさと行動に移したらエエやんか、と思うばかり。

中国人のおっちゃんは、コンセプトとやりたいことがはっきりしている。中国人でありながら、日本文化を売りにするといってる。このキッパリな行動力が、いいな。

2009年03月03日

たねやの心づかい

今日は、ひな祭り。といっても、今どき、おひな様を飾るわけでもなく、せいぜい、ちらしずしか何か、食べ物で、イベントをやった気になるのが、現代風歳時記。

先日、手みやげにと思って買ったたねやのひな菓子。ちいさな和菓子がかわいいし、箱も素敵と思って選んだら、さらに、店頭に飾ってあった桃の花を切って、箱の上に添えてくれる、このこころづかい!おお、さすがと感激した。

ちょっとしたことが、うれしい。私は、その後、このお菓子を手みやげにと購入した。ほんま、心遣いが、売上にこうやって貢献していくのだ。

2009年02月28日

おススメ上手な、大泉の姉妹

昨日は、仕事仲間のD橋さんに大泉学園に連れて行ってもらう。彼が、「おおいずミシュラン」と絶賛している居酒屋。歌舞伎町生まれ育ちの姉妹が強烈なキャラ、おいしい料理がいっぱい並ぶ。とにかく、おススメ上手。まずのドリンクから料理、デザートに至るまで、各1品につき、3分くらいのおススメ口上がある。これが、なかなかたまらん。実に料理はおいしいけど、もっと美味しく感じるし、何より楽しい。


私の尊敬する師匠のひとり、あるメーカーの女性経営職もおススメ上手。彼女も、とにかく、「おいしいから、ぜひ食べてみて」と、自社商品を褒めまくる。おススメができるのは、自分で、その商品やメニューに思い入れがあるからこそ。

売っている人、作っている人が、情熱を持って売っているのって、気持ちがいいし、つい買ってしまう。今は、商品を並べているだけでは、絶対売れない時代。ぜひ、勉強に行ってほしい店のひとつ。

2009年02月02日

フードコミュニケーションって何?

「食の信頼性向上のために」という日経新聞社主催のセミナーを聞いた。スポンサーは、分析屋。農水省のフードコミュニケーションプロジェクトという新しい活動の紹介と、メーカー、卸、小売によるパネルディスカッションという構成。フードコミュニケーションという取り組みはおもしろそうで、興味ある方はサイトへどうぞ。

登場したメーカーの人が、メディアの情報がめちゃくちゃだとちらりと発言したが、結局、大騒ぎして、メディアの広告枠がお詫び広告で埋まる,役人の仕事が増える,分析屋が儲かる,という図式。

不安をあおる人、不安を鎮めるために規制を強化する人、不安と安心を数字で二分する人、外野が活躍するのは、なんか変。現実にモノをつくっているひとが、もっと自信をもってモノを言うべきだ。それがフードなんちゃらという活動らしいけど、ちょっと期待してみようか。

~ Food Communication ~ I lattended a seminar entiltled " For the Progress of Reliability in Food Industry" by Nihon Keizai Shinbun-sha.It was sponsored by a scientific analysis company.

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2009年01月30日

ちょっとしたしたこと

ホスピタリティって、もうひとつしっくり来ない言葉だけど、今日は実感した日。
ひとつは、JALの電話対応。マイルが使いきれず商品券と化してしまった。しかも有難いことに期限つきの商品券なので、はよ使わんといかん!と、来月の出張予定の際の便をネットで予約した。が、早割りチケットだったので、うまく予約ができず、フリーダイヤルに電話してみた。すると丁寧に対応してくれて、商品券が使えるかというと、使える場所を教えてくれる。有楽町のJALプラザに行くというと、こちらが何も言わないのに、営業時間を教えてくれた。ちょっとビビった、なかなかJALもやるもんだと。

もうひとつは、医院。区の子宮がん検診のため、区内にある某有名婦人科クリニック。ここは、電話しても営業、いや診療時間のひとつも教えてくれない。また、入口もとてもわかりにくく、なにもサインが出ていない。ひそかに行くところだからだろうか。先生は、とても親切な先生だったのに、そこに行きつくまでがとても険しいものだった。ほんと、ちょっとした気遣いって、大事なぁ~と実感した一日。

2008年11月22日

ちょっとしたことだけど・・

昨夜は、仕事でお世話になった方を誘い、新宿二丁目に近い蒼々坊という店に。以前、ある方に連れてきてもらったお店で、たくさん料理が出てきて、飲み放題で値段も手頃。

帰り際に渡された10円玉。可愛くリボンでくくってある。「今度予約いただく時の電話代にしてください」と。いまやメールで予約も入れる時代。電話なんか使ってないのに・・でも、そういう心遣いがうれしいし、次回に・・と、次につなげる渡し方、なんとうまいもの、と感心しきり。

2008年11月19日

大使館でプロモーション

海外農産物のプロモーション、あの手この手で一生懸命やっている。農業をビジネスとしている国は、どこも力を入れている。最近は、大使館を会場に、農産物や加工品の展示会を開催する機会が多い。フランス、イギリス・・・ふだんは、とても縁がない大使館にお邪魔できるとあって、評判も良いようだ。今日は、アルゼンチン大使館でワインのテイスティングに行った。

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2008年11月14日

ずつない、クオーターパウンダー

「ずつない」とは、関西弁でお腹いっぱいで苦しいという意味。「術ない」、つまり困ったというところから来ているらしい。

表参道クォーターパウンダー、ダブルを食べたら、ずつないのなんのって・・・。

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2008年11月12日

情報の主体は、それを読む人にあり

昨夜 ewoman のユニバーシティ講座に参加した。ニューズウィーク日本版の元編集主幹、藤田正美さんによる「ニュースを読む」シリーズ。アメリカ新大統領就任後、世界の情勢等々、目からうろこの連続。

通常のマスメディアにある情報では、素人はなかなか汲み取れない情報が満載の話だった。藤田さんは、多くの情報は、ネットの中にあるし、またほとんどが公開されているという。もちろんつまらん情報もあるけど、確かな情報はある、それらを読み込んで、いかに自分で結論を導き出すかが、鍵であると。

情報の主体は情報を読む人であるということ、そして、

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2008年10月03日

表示偽装スレスレがまかり通る

糖質ゼロ、ゼロカロリーなどの商品が目につく。しかし、ゼロキロカロリーゼリー、パッションフルーツ&オレンジには果汁、はちみつレモン風味には、はちみつの原材料表示。ということは、正確にはゼロではないはず。

食品のカロリー表示を規定する健康増進法では、100gあたり5kcal以下は、誤差範囲内として、0と表示してよいことになっている。(これについては、東京都福祉保健局のページに丁寧に解説あり、興味のある人はご覧ください。)だから、法に触れているわけではない。それにしても、

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2008年09月03日

すきやばし次郎体験!

ある勉強会のメンバー有志で、すきやばし次郎へ!

早い時間だったので、10人でカウンターを占拠!いくつかのグルメブログでも書かれているように、皆さん、垂涎の次郎さんの手によるおすしを、パクパクと食べる、握る、食べるで、18カン、たった40分くらいの時間で、3万円也!

確かにおいしいけど、無言のまま、どんどん出されるのは、ちょっと辛い。ちょうど3日前のCNNサイトで「ミシュランガイド東京って変ちゃう?」という記事のなか、この店の入り口の写真が掲載されている。

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2008年08月07日

餃子問題よりも大事なこと

昨日は仙台出張。わざわざ七夕祭りの日にぶつけ、1泊してきた。新幹線の改札を降りると、七夕飾りの洗礼。なんで、味の素の海老しゅうまい?「海老は指定養殖」と海老の写真付き。仙台と関係あるような、なんか宮城産の海老?と勘違いしちゃうよ。なんで、こんなところまで、材料の説明せなあかんのか、と。中国産餃子話題が復活したところで、味の素にとっては、とてもタイミングよし。

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2008年07月25日

アナログ檄飛ばし術

静岡は、天神屋さんを訪問。弁当に、おにぎり、惣菜、パン、デザート、品揃えに圧倒される。そして、店内は、にぎやか、たのしい、装飾物に、POPも、そして思わず笑ってしまう商品のネーミング、いろいろな工夫がここかしこにあって、楽しい店。

実は、その昔見に行ったことがあるが、その時とは、見違えるようだ。実は、一度傾いて、現社長が、ぐいぐい、引っ張って来られて、今に至っている。

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2008年07月20日

GM体験

独立行政法人農業生物資源研究所の主催する「市民参加型展示ほ場」というイベントに行ってきた。タイトルからは全然わからないけど、遺伝子組み換え作物を市民に見て、体験して、理解してもらおうという趣旨のもの。

非組み換え大豆畑に生える雑草とりをして、その大変な労力を体感する。そして、ご存じ、モンサント製ラウンドアップ耐性大豆が楽チンに栽培されている様子を見るというのが、第一の目的。


<<6月11日に植えたという大豆畑。大豆より雑草が生い茂る。これを参加者の手で除草する>>

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2008年07月09日

起こったことより、知らせる姿勢

先々月末、某乳業メーカーのヨーグルト、誤って床材が混入したという事故。実は、我が家では、そのあたりの製造年月日の該当商品を購入してすでにお腹の中に。記事を見て、えー、ちょっと気持ち悪ぅ~!興味ゴコロから、問い合わせをしてみた。HP上から、返信必要なしとチェックして送信したので、返事はなし。

どうなったかな、と思い、そのメーカーのHPを見てみたら、どこにも、事故についての記載なし。また、問い合わせてみたら、個々にお答えしているから、掲載しないという返事(私もイケズだわ~)。

私は事故は、誰しも起こること、それを責めているわけでない。情報を開示しない姿勢に、おかしいんちゃうかと、少々憤った。


<<ローマのスーパーで、虫眼鏡で表示をチェック!のご婦人。情報は、はっきりと、わかりやすく!>>

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2008年07月04日

ewomanサーベイ 食中毒対策

今週は、「家庭での食中毒、気をつけてますか?」をテーマにewomanサーベイのキャスターをやった。あまり人気がなかったテーマだけど、私にはとてもおもしろかった。食中毒対策も、食文化に大きく影響されるということ。今更ながら、いろいろ調べると興味深い。

写真は、NY郊外の高級スーパー、Wegman'sの売り場。じっくり見れば、ひき肉のパッケージに、◯◯℉まで加熱せよ!とシールが貼られている。


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2008年07月02日

電車ジャック、効果あんの?

半蔵門線(田園都市線)に乗ると、真っ赤か。日清製粉のパスタの車内広告、この蒸し暑い季節に、もっと涼しげなモンで、お願いしますっ!

内食回帰の今がチャンスと、晩パスタと、夕食にパスタを食べようという提案だ。

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2008年06月08日

京都割烹ランチのお味 口コミ情報

週末は京都へ。大学の恩師がある賞を受けられ、そのお祝いにと同窓一門の会。客観的には明らかに変わっているはずだけど、互いに、「変わってないなあ」と始まるのが、昔の仲間の集まりのいいところ。よき時代の研究室話に花が咲く。時代は変わり、国立大から独立行政法人へ。今の学生(先生も)は、私たちみたいな自由が許されないだろうし、課せられたものが明文化されている。久しぶりにゆっくり歩いた京都の街も、なんとなくセチがらい雰囲気に包まれているような感じがした。

お祝いの会の前に、高校時代の友人とおばさんランチをする。ちょっと耳に挟んで、ネット上の口コミサイトでも評判の店。


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2008年05月03日

数値で示すおいしさ

髪を切りに行った帰り、青山の紀ノ国屋に。最近は、撮影用にキレイな野菜を買いに来るしか用がないけど、昔はトキメくものがたくさんあった。前にあった場所は、今では高層ビルが建築中。「AO」という商業施設が来年早々に開業するそうで、紀ノ国屋は、その地下に戻るらしいけど、そんなところで大丈夫?って感じもある。

と、少々古びたスーパーだけど、トマトの売り場におもしろいPOPを発見!

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2008年04月26日

教科書って、変!

小中学校の家庭科教科書が気になって、先日、国会図書館に行ってみたら、教科書を蔵書してないと言われ(これには、ちょっとびっくり)、上野の こども図書館へ行く。

国際子ども図書館は、上野あたりでも隠れた場所、安藤忠雄デザインで、古い建物を残しつつ、えらいかっこいい。カフェは、開館当初は、たしか有名シェフか、レストランが監修していたはず。が、今は、ただのカフェテリアになっていて、素敵な場所なのに、あまりに悲しい状態になっている。パンばっかりのサンドウッチ、スープとサラダもついて600円、安いから、まあいいや。食べ物の話はさておき、


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2008年04月25日

子供の日、ジョアンのキッズフェスタ

明日から連休!という人も多いだろう。天気もよくなって、なんとなく気持ちがウキウキ。
(私は、5月10日にフードサービス学会での報告があるので、かなり沈んでいる)

銀座三越・ジョアンでは、こどもの日にめがけて、「キッズフェスタ」と銘打ち、かわいいパンをたくさん並べていた。めっちゃかわいい!思わず、目を留め、足を止め、買ってしまう。

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2008年04月24日

安全話は、もういい加減にしよう。

高島屋で「服部幸應の食卓フェア」。そこで、知人が、高品質野菜のコーナーあり、セミナーもやっていると、『科学でわかった野菜のなんとか」がテーマとのことで、出かけてみた。茨城の有名生産者の話もあったが、バランスのよい野菜、硝酸態窒素量、抗酸化作用・・・だから安全、だからこれを食べて長生きして、とか。途中、なぜかぶっ飛んでしまう。

確かに、土をつくり、土の分析もし、すばらしいことをやっているのだろう。でも、おじさん、同業者の悪口はやめよう。聞いていて、耳をふさぎたくなった。


<<科学に集まる人は、結局、一般のひとでないからいいか>>

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2008年04月17日

企業の情報とテレビのニュース、信頼するのはどっち?

今日は、食の情報を伝える、ということで、うれしいことと、気分を害することがあった。
うれしいこととは、私のつまらない研究に、ある外食企業の方が、ご協力下さったこと。消費者への情報開示がテーマ。企業と消費者とは、なかなか直接対話することはない。実際に、一度、そんなことやってみたらどうだろうかと、消費者に企業の取り組みを話してみて、とお願いした。

こんな風潮の中、消費者の総スカンをくらうかもしれないリスクを押して、いとも簡単にお引受け頂き、涙が出るほどうれしかった。そして、今日、実際に企業と消費者と対面。
溝は深いけど、少しくらいは、両者の距離が縮まったように感じた。(とひとり合点かな?)
でも、とても小さな集まりで、世を動かすものには到底なり得ない。広めるための手法が必要だ。


<<アメリカJambaJuice 店頭に百科事典のようなメニュー説明、1メニュー1ページ 見てるのかな?>>

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2008年04月02日

ベネトンになったつもり?

地下鉄の通路、味の素の「もったいない」を訴えるメッセージ。えらい違和感があって、足を止めた。
私たちが食品メーカーに対して、今持っている関心事は、こんなことではないはず。「もったいない?」このご時勢、普通の主婦なら、言われなくても、誰もが考えている。そんなことより

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2007年12月03日

メルマガ会員って何さ?

今日のテレビ東京「カンブリア宮殿」に登場予定だったサラダ王、賞味期限切れのお茶を販売したとかで、番組が変更になった。私はサラダ王社のメルマガ会員になっているけど、

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2007年11月28日

食品表示偽装、メディアにはおいしいネタ?

今日の昼は、時間なく、話題のマックで、話題のサラダを食べた。スープをつけて590円。ちょっと高いけど、レタスもしゃきっとして、チキンも温ったか。デパ地下のばか高いサラダよりもいい感じ。
「直営でなく、FC店舗でのこと」という発言は、私の中の原田評価を大きく下げた。さておき、外食店に表示義務もないし、作ってすぐ食べる商品という前提故、食品安全、JAS法的な問題はない。でも、ウソはいかん。それにしても、騒ぎ過ぎ。崎陽軒のしゅうまいも

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2007年11月01日

説得力あります

ビックサイトの帰り、豊洲のスーパーアオキで撮影用の買い物をする。ここは、商品の種類が豊富で、めちゃくちゃ楽しい。(店側にとったら、管理が大変そうだけど)なかなか惣菜も充実していて、近所に欲しいスーパーのひとつだ。思わず目にとまったのは、このPOP。

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2007年10月31日

回る、回る、食事バランスこま!

わかりにくいと評判だった食事バランスガイド。2005年夏だったけ、2年経過後、テレビコマーシャルも流れ、それなりに認知度も上がっているようだ。最近は、総菜店、スーパー、外食、あちこちで掲示され、コマが、免罪符のよう。アメリカは、NY。外食のカロリー表示がいろいろな論争を呼んでいるようだ。

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2007年09月21日

元祖!風評被害のMSGのはなし

今日は、横浜で開かれていたバイオ・ジャパンのリスクコミュニケーションのセミナーを覗いてきた。デンマークのノボエンザイム・ジャパンの社長が、デンマークでのリスコミの成功例を、また、味の素の品質管理部長が、味の素(MSG)のコミュニケーション例を話をされたが、これが結構おもしろいかった。デンマークは、ノボのような医薬品でも、豚肉、チーズ等食品も、とにかく、よそにモノ売って、なんぼの国。それなりにリスク管理からコミュニケーションについては、確立されたものがある。それは、さておき、MSG、まさに元祖!風評被害のターゲット。およそ100年近く前に売る出された頃は、へびから味の素を作っているなんていうウワサがあったらしい。

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2007年08月29日

夏休みの食育イベント

日生協の「たべる・たいせつフェティバル」ていう食育イベントに行ってみた。夏休みの追い込み自由研究もできるとあって、子ども連れで大にぎわいだ。話題になってる中国産食材や輸入食材についてのコメントが、何かあるのな、なんて思ったけど、見つけられなかった。まっ、子ども相手のイベントだから、そんなことより、楽しければ、いいんだろうけど。

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2007年08月21日

宮崎ブランドって、どうよ?

ファミリーマートで、宮崎フェアをやっている。最近では目新しいものが少ないコンビ二、こういうプロモーションをやると目先が変わって、買ってみようかなという気になる。また、暑い気候も後押しして、南の食べ物が美味しそうだ。東国原知事のおかげで、宮崎ブランドは、えらい盛り上がりよう。でも、県庁ツアー参加者が10万人を突破し、お土産の売れ行きもなかなかとのニュース

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2007年07月06日

グリーンで売る?

ヒロタのシュークリームって、神戸発。元町商店街にあって、ピアノの発表会といえば、なぜかお土産はヒロタのシュークリーム。昔は、リキュールスポンジという商品があって、甘いリキュールをしみこませたスポンジは、ちょっと大人の味で、あの頃は、めっちゃ美味しかった。(シリーズ、昭和の食!)なんでも、ケニア産のマカダミアナッツのシュークリーム、売上の一部をケニアの植林活動に寄付するというキャンペーンをやっている。あんな小さいシュークリームから、遠く離れたアフリカの大地の緑化へと貢献できるのだから、すごい。自分が食べたシュークリームの先のことまで考える人はどれくらいいるだろう、まっ、プレゼントがついてくるとか、おいしいそうとかで購入を決める人がほとんどだろう。

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2007年04月29日

学者も遠い食卓

「メディア・バイアス~あやしい健康情報とニセ科学」という新刊を上梓されたサイエンスライター、松永和紀さん は、大学の後輩。昨日は、その松永さんの話を、卒業した研究室のOB・OGから現役生が集まって聞く機会があった。
残留農薬のポジティブリスト制度施行以来、農業の現場で起っていること、消費者団体の意識、あるいは、行政の対応など、彼女独自の視点でもって、緻密な取材、調査からの展開は、小気味よい。何度か松永さんの話は聞いているが、昨日のように、研究者を相手に話すのを聞くのははじめて。

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2007年01月26日

一瞬の映像がすべてを決める危うさ

昨夜帰宅したら、テレビの画面いっぱい、アパホテルの名物社長が涙でぼろぼろの顔。
酔いもいっぺんに醒めた。

誰もが「おばちゃんに否はない」と思ってしまう会見だった。不二家の元おぼっちゃま社長とは、ひと味違うものだった。どちらの事情についても、我々には、真実はわからない。

いつもテレビの情報に踊らされ、涙やあるいは、「私は寝てないんだ」といった一言、たった一瞬の映像に、我々は、右往左往するばかりだ。
結局、一般人のコトの善悪は、こういったテレビ画面によって、決められてしまうことがとてつもなく恐ろしい。結局、記者会見をうまくやったもの勝ちになる。


スターバックスコーヒーのたった2個のお菓子の回収が、すべてを物語っている。
そう、こうやって「私はいい子です!」と名乗りを上げておかないと、いじめらて、
挙げ句のの果ては、会社をつぶされるか、乗っ取られるか、されちゃうからだ。

少しでもはみ出ることが許されない社会。危ういものを感じる今日この頃。

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