« 不思議なバウムクーヘン | メイン | 子供の日、ジョアンのキッズフェスタ »

安全話は、もういい加減にしよう。

高島屋で「服部幸應の食卓フェア」。そこで、知人が、高品質野菜のコーナーあり、セミナーもやっていると、『科学でわかった野菜のなんとか」がテーマとのことで、出かけてみた。茨城の有名生産者の話もあったが、バランスのよい野菜、硝酸態窒素量、抗酸化作用・・・だから安全、だからこれを食べて長生きして、とか。途中、なぜかぶっ飛んでしまう。

確かに、土をつくり、土の分析もし、すばらしいことをやっているのだろう。でも、おじさん、同業者の悪口はやめよう。聞いていて、耳をふさぎたくなった。


<<科学に集まる人は、結局、一般のひとでないからいいか>>

デパートの限られた時間では、断片的な話しか出来ないのだろう。しゃべらせる方も問題。

高品質野菜、一部のお金持ちのためにあってもいいけど、今頃、そんな話はやめてよ、と思う。最近スーパーに並んでいる野菜の高いこと、高いこと。普通につくって、安定的に供給ができれば、それが一番。(普通とは何か??それが難しいところだけど)

中国産餃子事件以来、メーカー、流通業、外食産業が、国産モノを買い集めている。もともとそんなに生産量がない。そして、消費者も、「国産、国産」の大合唱。ホンマ、足もと、もう一回見直してほしい。

有機とか、なんとか、いろいろあるけど、農家もしんどいことしなくても経営が成り立ち、私たちにも安定して供給される、そんな農薬だって、ひょっとしたらGMの栽培だって必要だ。
食べ物がなくなって、はじめて気がつくのかなあ〜。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://eatalk.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/203

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2008年04月24日 12:54に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「不思議なバウムクーヘン」です。

次の投稿は「子供の日、ジョアンのキッズフェスタ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。