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表示偽装スレスレがまかり通る

糖質ゼロ、ゼロカロリーなどの商品が目につく。しかし、ゼロキロカロリーゼリー、パッションフルーツ&オレンジには果汁、はちみつレモン風味には、はちみつの原材料表示。ということは、正確にはゼロではないはず。

食品のカロリー表示を規定する健康増進法では、100gあたり5kcal以下は、誤差範囲内として、0と表示してよいことになっている。(これについては、東京都福祉保健局のページに丁寧に解説あり、興味のある人はご覧ください。)だから、法に触れているわけではない。それにしても、

こういうネーミングや、イメージ広告がまかり通ることは、そろそろえ見直したらいかがなものだろうか。この商品に限ったことでない、S社黒鳥龍茶、脂肪が吸収されないとか、グラフ付きのイメージ広告などは、科学的、数学的視点に立てば、首をかしげることばかり。

法に触れる偽装は絶対的に悪い。法に触れなくても、イメージだけでガンガン訴求するのは、もういい加減に止めた方がいい。しかも、やっているのは、一流大手だから、業界自体の体質が問われる。食品業界の信頼回復ができないのも、こういうところにあるのじゃないかと、思う。


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2008年10月03日 15:10に投稿されたエントリーのページです。

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