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ewomanサーベイ 食中毒対策

今週は、「家庭での食中毒、気をつけてますか?」をテーマにewomanサーベイのキャスターをやった。あまり人気がなかったテーマだけど、私にはとてもおもしろかった。食中毒対策も、食文化に大きく影響されるということ。今更ながら、いろいろ調べると興味深い。

写真は、NY郊外の高級スーパー、Wegman'sの売り場。じっくり見れば、ひき肉のパッケージに、◯◯℉まで加熱せよ!とシールが貼られている。


米国のInternational Food Information Councilという団体が、毎年、食への意識調査みたいなものをやってるけど、衛生への意識について、調理の前に手を洗う割合、79%、まあ、これは日本も同じくらいか、それ以下。このテの調査は、皆、お利口さんぶって答えるからね。で、おもいしろいのが、肉魚野菜でまな板分けてる割合が48%、肉料理の際、温度計を使うのが29%と、この数字を、調査主体者は、少ないと評価しているけど、日本で温度計使ってる家庭なんか、パンを焼く家庭くらいでは??

日本じゃ、肉食の歴史は浅いし、でっかい塊肉や鳥一羽とか焼くことは、ほとんどない。肉食文化なら、温度計は必要だわね。じゃあ、日本の衛生といったら、なんだろう、魚もあるが、やはり弁当、梅干しに竹の皮、こういうのも食品衛生の立派な知恵だ。

まあ、それにしても、衛生意識、行動、こちらも情報に踊らされている状況をヒシヒシ感じる。この方面の食育も大事だよなあ。

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2008年07月04日 09:37に投稿されたエントリーのページです。

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