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起こったことより、知らせる姿勢

先々月末、某乳業メーカーのヨーグルト、誤って床材が混入したという事故。実は、我が家では、そのあたりの製造年月日の該当商品を購入してすでにお腹の中に。記事を見て、えー、ちょっと気持ち悪ぅ~!興味ゴコロから、問い合わせをしてみた。HP上から、返信必要なしとチェックして送信したので、返事はなし。

どうなったかな、と思い、そのメーカーのHPを見てみたら、どこにも、事故についての記載なし。また、問い合わせてみたら、個々にお答えしているから、掲載しないという返事(私もイケズだわ~)。

私は事故は、誰しも起こること、それを責めているわけでない。情報を開示しない姿勢に、おかしいんちゃうかと、少々憤った。


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森永、雪印ともに、社会的に大きな事故を起こした企業。両企業の経営者から話を伺ったことがあるが、二人ともが、事故を絶対に風化させないと、おっしゃったのが印象に残る。事故の重大さにおいては、重さが違うが、たった2ヶ月くらいで、と思う。

でも、気にしすぎなんやと、今日の日経FoodScienceの松永和紀さんの記事を見て、ハタと気がついた。彼女は、ドイツの飲料工場へ行って、えらいズサンや~と、感じたらしいが、じっくり考えてみると、日本の工場が神経質すぎると、それも、我々、消費者が、そういう方向に持ってきたのだとと書いている。

確かに、アフリカあたりの劣悪な環境を見たら、ほんと、なんでもいいやんか、と思う。床材が入ってたくらい、と思うけど、なんだか気持ち悪い。私ら、日本人は、サバイバル、確実にできひんね。
食料不足、環境負荷を考えて、この潔癖根性、もうええ加減にせないかんね。

とはいえ、なんにも形跡がないのは、変やわぁ~(しつこい?)。

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2008年07月09日 22:03に投稿されたエントリーのページです。

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