ルクセンブルクは、ヨーロッパの中心に位置し、それゆえ何度も大国の侵略を受けてきた歴史がある。だからこそ、独自の文化を大切にしつつ、諸外国のよいところは吸収し、ということを繰り返してきたのであろう。まさに「いいとこどり」をしてきた印象を受ける。
食についても、まさに「いいとこどり」をしている。人口50万人の国ながら13軒のミシュラン星獲得レストランがあるそうだ。人口の3分の1が外国人、150もの人種が住む国で、様々な舌や文化に鍛えられてきている。 製鉄業のために移民としてきたポルトガル人も多く、その影響もあるのかな、と想像したりする。
ご案内いただいたシャトー・ブリングリンスターも星レストラン。古城の中にあって素敵!ここはお手軽価格と星価格の二つがあって、中央にキッチンを配して、入口が二つある。
もちろんお手軽価格(といっても料理はすばらしく、ボリュームがすごい!)のコースをルクセンブルクワインといただく。
スモークの香りをとじこめたたまごの料理。うーん、モダニストキュイジ~~~~ん。