やっと桜が咲きそろい始めた。昨年、東北へ桜を見に行ったけど、長く厳しい冬が明けた後の、桜は心底美しい。待ちに待った春を喜び、桜を愛でるお花見。
が、なんといっても、花より団子。最近では、デパ地下、スーパー、コンビニで、行楽弁当の予約ちらしをよくみかける。ファミマの「匠のごはん」豪華三段重。破格の980円！どんな食べ方をされているのか、興味深いところ。
日本橋高島屋では「有名料亭と味の特選会」というイベントで豪華なお弁当を売っているし、吉兆のお弁当食べみたいなあ〜。うーーん春だなあ。と、こういうところで季節を感じるというのも変な話。だけど、最近は、外の風景よりも、売り場に並ぶ食材を見て、季節を感じることの方が多い。
恵方巻きなんて、コンビニやスーパーのおかげで、立派なイベント食となってしまったし、売りたい人の気持ちと努力は続く。花見が終われば、端午の節句、母の日、父の日…と。「イベントだよ〜、これ食べて〜」なんていう図は、まだまだ続くんだろうなあ。