昨日は、川崎市の柿生にある「柿の実幼稚園」で、先生方に食育の話をしてきた。園児1200名というマンモス幼稚園で、園の裏には山もあり、畑もあるという、素敵な幼稚園だ。昔から、野菜や果物を育てるという活動を保育のなかで実践されているという。そんなところに、今さら、私が、何を・・だけど、日本の食の危うい状況や情報を取捨選択できる人に育ててという話をしてきた。
で、今日は、スーパーに買い物に行ったら、折しも土用で、たくさんの蒲焼きが並んでいる。その脇に、ディスプレイとして、生きてるうなぎが木桶に入れられて、置かれている。3歳くらいの女の子を連れた若いおかあさん、娘に向かって「長い魚さんだね〜!」と。私は、心の中で「うなぎと教えろ〜!」叫んでたんだけど、売り場のおばさんが、「うなぎっていうのよ」と、声をかけてて、高鳴る心は収まった。
もう言葉がでるようになったら、うなぎって教えろよ、いや、母親はうなぎってことを知らなかったのか、よくわからないが、スーパーの売り場は、絶好の食育の場だと思う。なんだかんだいっても、都市生活を営む者は、スーパーで食べ物を選んで来なくちゃならない。親と一緒に買い物をしながら、学んでいくことも、たくさんあるはずだ。しかも、楽しいじゃない。
コメント (1)
ごぶさたしてます。ブログ拝読させていただきました。実は私、今を遡ること30数年前に「柿の実幼稚園」たんぽぽ組におりました。当時は木造平屋の建物で、園児は200人くらいだったと思います。園の横にある畑でサツマイモ堀りしたのを思い出しました。
投稿者: おおや | 2007年08月21日 11:22
日時: 2007年08月21日 11:22