今週の電車の中吊り、週刊誌の見出しは、「外食産業で使われる中国産食材・・・」なんてのが目白押しだ。確かに、中国産食材なかりせば、外食産業は成り立たない。外食産業の使用食材に占める中国産の割合がどれくらいか、意外にもデータがない。肉類に関しては、国産、輸入の別があったりするが、加工食材については、探し当てるには、かなり難しそう。
外食産業で使われる中国産の加工品は、それなりに日本の息のかかった工場で生産しているものがほとんど。行ってみたら、その衛生管理のすごさは、国内のそのへんの工場以上だ。衛生監督担当の人(赤い服の人)が常に監視。1時間に一回くらい、シールのついたローラーで、衣服の上をコロコロする。帽子から髪の毛がはみ出してないか、などを、めっちゃコワい顔でチェック!見学者の私にだって、そういう目が飛んでくるし、ぐるぐるローラーもかけられる。厳しいっ!
中国の側にも多くの問題があるかもしれない。しかし、少なくとも、若い女工さんたちが、我々のたべるものを、一生懸命作業してくれていたりする。ばからしく、細かい作業もある。なんで、こんな作業して、日本人の食べ物作っているのか、私は、ちょっと申し訳ない思いになってしまうのだ。お百姓さんに感謝するように、中国の工場で働く女工さんにも感謝せないかんよ。