昨日は、国際箸学会の講演会で、「辻留」の辻義一さんのお話を伺った。北大路魯山人にもついて修行をしたという方で、とても話がおもしろい。「旬のものを使う」「素材を活かす」そして「おもいやりの心」が料理の基本だということ。また、「心小胆大」心は細やかに、そしてキモは、しっかり据えて、と、魯山人から教わったという言葉をお話されていた。いい言葉。といいつつ、私は、本を買って、しっかりサインをしてもらったという、相当のミーハー。
<<見せて頂いた奈良時代のさじばし 韓国と同じ、スプーンとセット>>
実は、私は、先代の辻嘉一さんの本は、全部持っているほどの、辻留ファン。器や盛り付けの話が、きれいな写真や絵入りで説かれていて、とても勉強になる。中公文庫あたりからも出ているので、おススメ。
料理屋さんの本なんだけど、日常の台所に、役立つことがいっぱい。余計な飾りがなくて、これぞプロっていう勢いが、感じられる。ああ、いつかは、辻留料理塾マダムへ。
京都もゆっくり行ってみたいなあ・・