ラゾーナ川崎へ行ってきた。ここは、私の周りのモノグサ主婦仲間では、上位にランキングされているモール。スーパーと惣菜、生鮮の専門ゾーンがワンフロアにあり、加えてフードコートもあり。手抜き主婦にはうれしい限りのスペース。
平日の午後は、小さな子供連れの主婦が多く、最近のキレイな若いママグループに圧倒されつつ、ぐるぐる回ってきた。
さて、ご存知、コールド・ストーン・クリーマリー。何度も行列の長さに負けて食べ逃していたが、なんと行列ゼロ状態に遭遇!ランチを後回しにし、一番人気という「ストロベリーショートケーキセレナーデ」、サイズは Like it (普通サイズの呼び名、大きいのはLove it、さらに大きいのは、Gotta Have it! と呼ぶそうだ)を、まさしく、GATTA HAVE IT!
やっと手にしたコールドストーンクリーマリー。食べてみれば、なんてことない普通のアイス。商品よりも選ぶ楽しさ、見る楽しさ。そして時には、スタッフたちが歌も披露する。
「今からストロベリーショートケーキおつくりしまーす」といって、アイス、ストロベリーと材料の名前をいいながら、コールドストーンの上でアイスをミックス。そして、「はいどうぞ」と手渡しする、このプロセスが泣かせる。ミックスといってもチョコチョコっと混ぜるだけ、特にアイスクリームについてのこだわりのコメントなどもないのだけど、
「調理のプロセス」を明らかにする、そして「あなたのために」をアピール。このお客ゴコロをくすぐる要素だけで、味や素材なんてどうでもよくなってしまうから不思議。
コールドストーンクリーマリーを運営するのは、リヴァンプ。同様に行列のできるクリスピー・クリーム・ドーナツもリヴァンプがロッテとの共同で設立した会社。こちらも、ドーナツをつくる工程を見せて、大成功している。いずれもアメリカからの直輸入で彼ら独自のアイデアという訳ではないが、既存の外食企業とは、違う視点を持っているのは確か。
今度は、日本から一度撤退したバーガーキングを持ってくるらしいが、リヴァンプがどんな風に味つけするのか、とても楽しみにしている。