ドトールコーヒーと日本レストランシステムが経営統合するというニュースにびっくり!
日本レストランシステムは、つい先日、テレビ東京の「カンブリア宮殿」に会長が登場して、外食企業にして2割以上の高い利益率を誇る会社として紹介されていたばかり。一方、コーヒーチェーンの先駆けドトールは、創業以来の減益(12.9%減の46億)と不調、さらに、外資ファンドにかなり株を買われたり、雲行きが怪しそうだった。日本レストランシステムは、280億ほどの売上、ドトールはこの決算で663億(店舗数1470店)で、両社併せれば1千億強の規模となる。デニーズ(ここもセブンアイグループ内でいっしょになってしまったからもっと大きいだろう)くらいの規模だろうか。
最近、外食業界は、大きな規模での再編が続いている。それだけ、厳しさが増している状況ということなのだろう。「一杯のコーヒーで、ひとときのやすらぎを」と、低単価なコーヒーでひたすらチェーンを拡大してきた時代とは、大きく世の中も変ってきたということなのかな。