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外食企業の中食参入 その3

今年の連休は、新丸ビルや六本木ミッドタウンやら、都心が混みあっているらしい。そういうところを避けて、私は普段通りにやっている。
さて、シリーズ3回目。今日は定食で、国内のみならず、タイにも進出した大戸屋の例。神楽坂に2年前オープンした「おおとや厨房」に行ってみた。注文を受けてからおかずを調理し、温かいご飯を盛る、というスタイルなので、出来立てを食べられるから、利用する側には、とてもうれしい店。

オープンした当初は、スタッフがなれなくて、注文してから待つ時間が長かった。今では、昼食時の繁忙時は、ある程度つくりおきをしたりするようだが、やはり時間がかかるのは否めない。「大戸屋」と同じ食材、同じ調理オペレーションで動いているのだから、単に、食べるところがない大戸屋みたいなもの。ここは、もう一歩、”中食、弁当持ち帰り”という分野に踏み込んでほしいところ。このあたり、事業スタイルの確立ができないのか、新宿とこの神楽坂と、まだ2店舗にとどまっている理由なのかなあ。
外食と中食は、似ているようで、全く違うビジネスだ、という考えが必要な気がする。

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2007年05月01日 12:53に投稿されたエントリーのページです。

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