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外食企業の中食参入 その4

今週は、ewomanサーベイで「平日の夕食、自宅で調理する?」をテーマでキャスターを務めている。世間で言われるよりも、意外と、30代、40代の女性は、調理をしているような感触。金曜日まで、読者からの意見がどのように集まるか、楽しみ!

新宿伊勢丹デパ地下も来月には改装完了とのことだが、すでに惣菜売り場は、ピカピカになっている。なかでも、チャヤマクロビ、マザーズ、あえんと、ひときわ高価な惣菜コーナーができている。おお!根っこ(ちなみに夕張産長芋とのこと)がディスプレイされている、モスバーガーのあえん。土からこだわったというミネラル野菜をつかった惣菜は、夫には言えない値段。(今日の夫の昼ごはん代よりもはるかに高いはず)


こだわりの野菜や素材を使った惣菜ということで、それなりに価値を認める人には、重宝されるのだろう。件の長芋、ごぼう胡麻和え、玉子焼き、すずきのバルサミコなど4色セットで、609円。カップに入ったサラダは、735円(開業当初は、野菜だけで840円だったけど、ちょっと高かったのかな)。

自由が丘にあるAEN(レストラン)も結構な値段で、休日などはいつも満杯状態。ある程度、ブランドが確立しているがゆえに、デパ地下でも高い値段で売ることができるのだろう。外食企業が、中食に参入し、成功まで行き着くのはかなりの壁があるが、まったく別業態、別の価格、ターゲット、そして、モスバーガーとは、別会社での運営が、成長をおさめている秘訣なのかもしれない。シェフズヴイという野菜中心のレストランの営業権を引き受けたことが新しい開発力となってるのか、今後の動向が楽しみだ。

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2007年05月07日 20:10に投稿されたエントリーのページです。

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