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森を守るのは、とてつもない作業

台風が来るというのに、那須塩原にある森林の間伐作業をちょっとだけ体験してきた。友人の奥様の勤める会社が、CSR活動の一環、環境保護活動として、植林、森林を育成している。その活動に、誘ってもらったという訳。のこぎりを脇にさし、森の中に入って行く。入って行くというほどでなく、森の入り口近くに、すでに立ち枯れた木があり、それを切るというもの。といっても、樹齢は、30年近く、径が20cm近いものもある。プロの森師(という言葉があるのだろうか)に、切り方を教えてもらうが、なかなか力も入り、難しい。でも、見事、切れたとき、木が倒れて行く音と様は、めっちゃくちゃ気持ちいい。

私たちがやったのは、ほんの一部の作業。森をそれなりに育て、守って行くのは大変なことだ。福島の農家のおじさんの言葉を思い出した。山に入って、木の枝を切ってくる。それが大事なんだ、と。なにも、風呂の薪にするために、木の枝を切るのではない。何年も、何十年もかけて、守っていくことが大事なんだと。一代だけでなく、つないでいくことが、大事だということを改めて感じた。
そして、なんでも、すぐに簡単に手に入るものばかり追いかけてしまう私たち。もっと身近なものを利用することはできないのか。木質燃料は、なかなかのエネルギー。北欧で見たことがあるが、木屑を燃やして、暖房やお湯のエネルギーとしていた。と、そんなに簡単なことではないだろうが、もっと知恵を絞ることができないのかな。

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2007年07月15日 23:31に投稿されたエントリーのページです。

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