東京駅大丸、開店前から、きれいな店内がよく見える。デパ地下のスイーツ売り場が、八重洲改札のちょうど目の前。なんだか、ちょっこと汚かった大丸が、見違えた。
立地も良いし、お土産などによく売れるんだろうなあ。従来、食品の売上が約3割という、フード偏重のデパート。狙いは、もっと上の階でお金を使って欲しいらしい。
ただ、本当に人間はものぐさで、上の階に上がるのは、とってもめんどう。回遊性のある建物や施設ならいいけど、なかなか難しい。
神戸大丸は、百貨店の建物の周りにあった、石造りの建物の1Fに、高級ブランドをテナントとして入れて、旧居留地として街づくり、景観づくりにも貢献し、ビジネスも成功させた。その成功事例があって、上野松坂屋、銀座あたりも、その戦略を狙っているんだろうけど、もはや、モノなんかでは、ツレない時代。どういう店づくり、街づくりをするのかが、楽しみ。