青森のハーブ園に行ってきた。有名シェフや高級ホテルからも注文を受けているという、その筋では知る人ぞ知る、大西ハーブ園。百種類ものハーブがあるそうで、見たこともない、聞いたこともないハーブがたくさん植わっている。
北緯40°のハーブという名の通り、その冷涼な気候、また柔らかな日差しが、ハーブ栽培にぴったりと合っているそうだ。また、ホタテ(青森名産だ)の貝殻などをつかった堆肥、そして、何より良い空気、こういうところで育つハーブは幸せだ。写真は、チャードというハーブ。
ヨーロッパで動物福祉の概念をはじめて聞いて、まったく理解不可能だったけど、このハーブを見ていると、幸せな人生を送った農産物という意味もよくわかってくる。柔らかい葉ながらも、しっかりした味わいと香り。
折しも、すばらしい紅葉。そして、農園では、山で採ってきたというきのこたっぷりの、せんべい汁をいただく。ああー、しあわせ!おばさん福祉の一日であった。