食品偽装の報道が続く中、ますますデリケートになる安全への関心。ぜいたくばかり言ってたら、いまにツケが回ってくる。
さておき、環境意識も高まり、オーガニックなものも売り場に並び始めている。オーガニックギルドというメーカーの集まりができて、いろいろなオーガニック商品が販売されている。オーガニック=おいしい、身体にいい、という図式ができあがっているけど、
本当にそうなのか、よくわからない。このあたりの学術的な研究ももっと必要だろう。
ヨーロッパでは、むしろ環境に比重がおかれ、オーガニックというよりもエコロジーという表現が使われることが多い。アメリカは、環境+健康、ウォルマートだって、グリーンストアを目指し、店づくりに取り組んでいる。日本のオーガニックも、その意義を理解して、地に足ついた普及を期待する。