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グローバルダイニングという生き方

久しぶりに、グローバルダイニング。三宿のゼスト、ホームページを見ると大方20年にもなるという店。ハンバーガーを食べたいという息子と入ってみたら、なんとも懐かしい。
得意の元気なサービスは健在で、女の子のスタッフが、店を出てまで見送ってくれた。

一時は、メディアに出まくっていた同社と創業者のグローバルダイニング。大統領もやってきたという西麻布の権八に代表される店づくりと何より業績しだいで給料決まるという明確な実力主義が話題だった。昨年12月の決算短信では、

不採算店舗の閉店などで、60店舗となり、売上高は、新規出店などもあって、169億34百万円(前年同期比3.5%増)。そして、営業利益は減益(同10.3%減)、経常利益は3億56百万円(同27.7%減)とのことで、業績は決してよくない状況。

でも、創業者であり、現在も社長である長谷川氏は、評価に値する人と、私は思っている。というのは、グローバルダイニング出身者が、どんどん業界に出て、新しい飲食ビジネスを想像しているからだ。きっと、自らの会社を大きくするのではなく、そうやって、飲食業へ新しい芽を育てることに、面白みを感じているのではないかと想像している。

同じ業態をたくさんつくっても、陳腐化してしまうことは、百も承知。それなら、おもろい奴を育てよう。長谷川氏には、会ったことないけど、人を育てることにお金をかけない外食産業にあっては、魅力を感じる。

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2008年02月17日 21:36に投稿されたエントリーのページです。

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