サミット開催まであと50日を切り、厳戒体制下のウィンザーホテル洞爺へ行って来た。私服警官がうろうろする館内、いろいろなことで手が回らないのだろう、サービスは??て感じだった。が、ミシェル・ブラス、さすが三ツ星には、ちょっと感激。ここの素晴らしい眺望とこのレストランのために、飛行機代払って来てもいいな、ってくらい。
アミューズ2種につづき、前菜、50種の野菜が使われているというサラダ、数えていたけど、途中わかならなくなって数えるのを止めてしまった。バニラのほのかな甘い香りとハーブがとってもいい。
アミューズ2種は、有名なコックームイエット。半熟玉子に少量のクリームとチーズ、そしてライ麦パンを一緒に添えて食べる、それから、スプーンにのっかったいろいろ、金属臭くていまいち、でもトマトのゼリーはトマトの濃度が絶妙。
この後、アワビに続き、フォアグラ好きにはたまらん、フォアグラがヘーゼルナッツのうすいチュイルー(おせんべいみたいみないなの)に挟まれている。柑橘系風味のソースがたまらんうまい。フォアグラ嫌いにはあまり食べられない、が、この組み合わせに、クラクラ。
その後地鶏胸肉のポシェ/グリル、チーズ、デザートと続き、お腹パンパン、あまり飲めないので、グラスワイン。ちょっと残念だったけど、次は、ワインに詳しい人を誘ってみたいもの。
ウィンザーホテルの魅力はFB(料理と飲み物)と、運営する窪山社長も言ってるが、確かに魅力的。サミット後には、話題の嵐山吉兆(関係ないらしいが一応親戚)も開業し、より魅力的になりそう。その魅力には、バブル期でなかったらできなかったハードウェアも貢献している。バブルの負の遺産、再生して、活用しているのは、並々ならぬ努力の賜物。