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地方産品は、地域で楽しむことから

昨日は、「食の秋田」まるごと宣伝会に行って来た。国産回帰の流れの中、どこの自治体も一生懸命だ。こういう会に行くと、こんなにおいしいものがあるのになあ、といつも思うけど、物流や価格の面で、買い手とのマッチングが、うまく行きにくい。

皆、誠実で、涙がでる。昨日も、「ミズ」という山菜にできるこぶを集めた「ミズのこぶ」を頂いて帰ったけど、食べ方がわからない。帰り際、県の方に尋ねたら、茹でて、しょうゆ漬けにするということで、その通りにやってみて、はい、この通り。

片付けや打ち上げやらあるのに、あちこちに電話をして、尋ねて下さったよう。夜遅くに、電話をくれて、親切に教えて下さった。ほんと、東京人なら、この温かさがないよなあ・・と、ジーンとくる。

それにしても、一口目は、シャキッ、そして噛むと粘りが出る。後を引くおいしさ!また茎の方も、同様にして、塩と一緒につけてくれた山椒の実をちょっと合わせてみた。これもウマい、ウマい。春先に、山菜として、都内でも売っていて食べたことがあるけど、こっちの方が数段おいしい。

まだまだ、地方にはおもしろいものがある。でも、わざわざ東京に売りに出すよりも、地域でもっと盛り上げたら良い。宮崎のマンゴーみたいになったら、生産者はうれしいけど、宮崎県人は、誰も食べられない。というよりも、地域のものを食べて、美味しく、健康に。そこからが、ビジネスの始まりと思う。


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2008年07月31日 09:29に投稿されたエントリーのページです。

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