先日、アラブ系メディア、アルジャジーラで、日本の食生活について報道されていると、BSニュースで伝えていた。内容は結構鋭い。日本人は、食生活が洋風化し、飽食で生活習慣病が非常に多い。健康のためにも、食べるのを減らして、飢餓に苦しむ国に回せばいいという内容。ほんと、その通り。日本だけでなく、先進国すべてに言えるけど、日本ほど、エネルギー使って、食料をかき集めている国はない。
毎日、食料品価格の高騰が伝えらているが、業界としてどうするか、って頭があまりなさそうに思う。
きっと上層部の人たちは、切実な問題ではないのだろう。
アメリカでは、食料品の価格が、4.5~5.5%上昇すると言われている。(これは1990年以来の上げ幅)71%の人が外食を減らし、48%の人が食料品を買い控えているという。(FMIの調べ)格差のもっとひどいこの国では、子に食べさせるために自分は食事を食べなかったりという、貧しい国の人たちのような暮らしを余儀なくされているという。日本も同様となる日は近そうに思う。
日本の消費者物価指数は、1.9 %の上昇とかいってたけど、実は仕入価格ではもっと上がっているし、
物流コストの上昇もそんなものでない。この裏の数字が表に表れない、いびつな構造が崩れたとき、どうなるんだろう。