昨夜は、飲食店専門にデザインを手がけているマノーバさんに、東中野に連れて行ってもらった。東中野の話題の店といえば、外食関係の人なら、わかるはず。
答えは、「橘内(きつない)」というワタミグループのFC、「地元商店街の小さな居酒屋」の1号店だ。ワタミの社員を独立させ、地域密着、それぞれ個性ある店をつくろうというもの。店名も、オーナーさんの名前からとっており、ワタミとは、まったく関係ないという表構え。
食材などのバックシステムは、ワタミだけど、オーナーは好き勝手やってよい、っていうのれん分けのような、ゆるいFC展開。どこも同じでマンネリ・飽和状態に悩む、外食チェーン企業には、興味津々というところ。
一人飲みができるように、サラダも普通サイズと一人前サイズの二通りがある。焼き鳥も1本から頼めるなど工夫があった。が、私たちがいた間、一人客は、だれも来なかった!
おひとり様を誘うには、おひとり様がたくさん並んでいる必要がある。おひとり様を誘うのは、メニューじゃなくて、店の雰囲気。一人で入るには、ちょっと二の足を踏む空間だった。
でも、そういう雰囲気は、すぐにできるものではない。時間をかけて、頑張ってほしい。そのためには、本体のバックアップが大事だ。また行ってみようっと。