全国新規就農相談センターによる就農フェアが、浅草の産業貿易館で開催されていた。農事法人や地方自治体がブースを出して、新たに農業に就きたい人たちとのマッチングの場が提供されている。
びっくりしたのは、若い人の多いこと。しかも、女性一人で相談をしているという図も多い。この中で本気の人がどの程度いるのかわからないが、担い手不足の農業界、うまくマッチングがいかないものか。農水省の農業構造動態調査では、
全国の販売農家数は、175万戸、昨年からは3.5%の減少。その代り大規模化が少しではあるが進んでいる。農業従事者の数は、販売農家で298万6千人、うち60歳以上が79%以上を占め、なんと70歳以上が46.8%を占めている。もちろん、そのうち、農業収入が半分以上を占める主業農家では、半分以上が60歳未満であるが、農業者の高齢化は進むばかりの現状である。
食育を!とかなんとかいうなら、中学・高校生に1年くらい農業をやらせてもいいのでは??