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給付金、タクシーのおっちゃんの持論に感服す

今日は、ある会合で、某有名マルチタレント女優さんの話を聞く。その話もとてもおもしろかったのだけど、そこへ行く際に乗ったタクシーの運転手さんがおもしろかった。

おっちゃんは、話題の給付金、高額納税者にあげればいい、との持論を展開する。なぜか?

高額納税者が給付金をもらうこと(まあ賞金みたいなものだな)により、さらに励んで、稼いで、税金を収めるからだという。実は、日本の累進課税制度も高所得者にはかなり甘いものになっているのだけど、ここは、ぐっと抑えてあいづちをうち、さらに持論を進めてもらう。

すでに、高齢者、生活保護受給者などの弱者は、手厚い保護を受けている(もちろん十分ではないが)また、多くではないが、不正に金をもらっている人もいる。そこにではなく、高額納税者に向けて、報奨金ともういうべき給付金を渡す。

日本では、金持ちが社会貢献するのは、いろいろやり方があるが、結局は多額の税金を納めることだ。
寄付は、税制が多額の寄付をするようにできてないから、欧米諸国のような寄付はしない。また、金持ちというのは、妬みや嫉みもあり、社会に貢献しているのだけど、なぜかいい扱いをうけない。
おっちゃん曰く、ここで、金持ちを称賛し、もっと働いてもらって、税金を納めてもらうのだという論。


このとっぴょうしもない発想に、私はひれ伏してしまった。暴論だけど、テレビに出ている学識経験者と呼ばれる人たちをしても、誰もこんな発想はないはず。ちょっとびびったぜ。

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2008年11月13日 23:56に投稿されたエントリーのページです。

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