なんで山形にいるかというと、東村山郡山辺町での飼料米フォーラムで、飼料米豚にエールを送る講演を頼まれたから。エールは送ったものの、補助金の話や米のための肥料をまた輸入することになるのではなんて、素朴な疑問も投げておいた。
補助金や直接支払いという制度は悪いことではない。でも、どの程度必要なのか、もっと議論があってもよい、と私は思う。
私たちが米を食べなくなった分、
生産調整が必要な水田に家畜の飼料となる稲を植えるという動き、全国で盛んだ。飼料の自給率25%というくらいだから、飼料の地産地消を進めることはいいことだ。が、まだまだ課題は多くありそうだ。
でも、今日は、山辺町の飼料米豚の名前を公募しており、名前の発表と名付け親の授与式も兼ねていた。名前は、「舞米豚」、なかなかかわいい名前。試食会もあって、早速、集まった百数名で頂く。
脂の甘みがあって、なかなかおいしい。
後継者不足の中、町内の豚農家、山形ピッグファームの専務(創業者の息子さん)が頑張っているのが、とても気持ちよかった、頑張って!