築地市場のセリ場、見学者の立ち入り禁止がニュースになってるけど、当然のこと。だいたい海外市場なんて、簡単に出入りできないのが世界の常識だ。
今秋、イタリアへ行ったとき、奈良の八百屋社長率いる突撃隊でローマ郊外市場を見に行こうとしたけど、大きなゲートでひっかかり、あえなく退散した経験がある。<<写真は夜明け前のローマ中央卸売市場>>
卸売市場の機能も、変わりつつあるが、やはり誰でもが入れるところであってはならないと思う。
価格形成のこともあるが、なんといっても食の安全。そんなところに、だれもがフリーで入れるなんて、このご時世ありえない。
それにしても、水産物のセリ場って汚い。何百万もするマグロが、地べたを引きずられていく様、食の安全!安全!と目を吊り上げる消費者が、あの映像を見て、黙っているのが不思議~。
それから、市場も観光を目指すなら、しっかりお金を落としてもらわないと。豊洲に移転したら、ってことも考えているのだろうけど、オランダ、アールスメアあたり、しっかり観光業としても確立している。
市場のあり方も、ますます多機能化が求められるのだろう。