今年は花粉に大いにやられてしまい、えらい目にあった。このブログの更新もままならず・・。ちょっとマシになってきたので、前から気になっていた「ステーキのけん」に出かけてみた。昨年度学食アワードに輝く若き社長率いるエムグラントフードサービス、居抜き物件を再生することメディア露出大。HPでみて、一番近いところは川口店、これはSC内店なので、鶴見の店にいくことにした。
FRの居抜きと思ったら、喫茶店だったのか、ステーキハウスだったのかの居抜き店。席は50席程度だから、それほど大きくない。売れ筋であろう、けんステーキやハンバーグ、それからおススメメニューの北海道産ハンバーグを食べてみる。すべてサラダバー、ご飯、スープ食べ放題のセット価格、安いのは950円から上はキリないが、1200~1400円くらいの客単価かなというところ。土曜の午後2時を回っているが来店する客はひっきりなし。
前の店のものなんでもそのまま利用している感じ。トイレももうちょっときれいに掃除せいよ、という感じで、そこそこ儲かったら、つぶせばいいくらいの気構えなんだろう。めちゃくちゃ低い投資で、最大パフォーマンスをあげて、ある程度の儲けがでたら、もうおしまいって感じが、ちょっとはかない。
ステーキFRにお仕着せのサラダバー、きっと一度行けば、もう行かない。おいしいものを食べてもらって喜んでもらおう、そういう飲食業の心意気をかけらも感じられなかった。
だからこそ、うまくいっているのだろう。心意気のさじ加減が、外食産業の儲けの肝なのかもしれない。