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家庭菜園に思う

うちのベランダに鉢植えゆずが、毎年数個だけ実をつける。感動!だけど、作物をつくるのは、難しいことを実感する。

世の中家庭菜園ブームのようで、表参道のビルの屋上で貸農園が事業になるという時代。(約1坪で月1万5千円)らしいが、ビルオーナーにとれば、ワンフロア増えたようなもので、なかなかいい収入だ。

先進国あげて、グリーンブームだ。ホワイトハウスのミシェル夫人の家庭菜園(最近、その土壌中に鉛成分が、通常よりも多く含まれていて、環境にうるさい団体から、やいのやいのと突かれているようだ)に取り組んでいる。
英国では、テスコが家庭菜園のためのサイトを作っているが、家庭菜園用に鶏(肉じゃなくて、生きた鶏)まで販売している。

楽しみとしての菜園はいいけど、しかし、自給率は上がっているようで上がっているでもなし、お米もいまいち調子が悪いみたい。
終戦記念日も近く、戦争時の話があちらこちらで聞こえる。白いご飯すらまともに食べられなかった時代は、つい60年ほど前だ。

家庭菜園までいかなくとも、もうちょっと食べものを大事にすべきだ。安売りもいいけど、つくった人の努力や天候に左右されやすい農産物の価格、改めて考えるべきだ。

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2009年08月06日 08:06に投稿されたエントリーのページです。

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