自宅の近くに、鳥越おかず横丁という、寂れた商店街がある。このあたりは、帽子や靴下など昔で言う洋品の職人さんがたくさん住んでいたらしく、その昔は、おせやおせやの大にぎわいだったいう。今は、八百屋、魚屋、肉屋がぽつんぽつんとあるくらいで、私も港屋のかき氷か、いわたの大学芋くらいしか利用しない。
その横町に、最近小さい居酒屋がいくつかできていて、ここもその一つ。上を見上げれば、洗濯物が干してあるという世界・。営業時間も17時半から22時と控え目。自宅が店だから家賃もかからず、そこそこ売上が上がればいいのだろう。
こういう地域密着の店が、あちこちにできている。でも、今のところ、経営もオペレーションもど素人って感じのところが多数。この写真の店だって、ポストにチラシが入ってたけど、チラシを発見して、ちょっと行ってみようかなと思ったら、定休日だったし、そのタイミング、ちょっと教えてあげたい。
自宅の階下でで、いいんだけど、衛生面はちゃんとしているのか。それも心配になる。年寄りばかりになって、皆近くの店に集まるような時代になるだろう。そんなとき、こういうマイクロビジネスは悪くない。
でも、こういう素人経営者をサポートするしくみも必要だ。