先週金曜日は、日本食糧新聞社主催の食品ヒット対象の授賞式へ出かけた。昨年度のヒット対象は、キリンの「フリー」に。ノンアルコールビールは、国内外問わず既にたくさん出ているけど、うまくタイミングを捉えたことも大きい。
注目すべきは、ロングセラー賞。井村屋あずきバー、いいちこ、日清お好み焼き粉(関西人の私としては、使ったことない)、と日本ハムシャウエッセンの4商品に。あずきバーは、この中でも一番古く、昭和47年発売と、めちゃくちゃロングセラーである。
何十年も売れ続けるのは、なかなか並大抵ではない。先日、飲んだ席で聞いた話なので定かではないが、サイゼリヤのドリアは、千回も商品の改良をやっているという。
これらの4商品もきっとそうだ。よりおいしくしないと、飽きられるのは必至。飽きないおいしさは、なかなかない。毎年毎年おいしくすることが長生きの秘訣。隠れた努力があるのだろう。