さる6日に、食品業界女性経営者のネットワークの忘年会。西麻布、勘違いの歌舞伎ボンボンが事件を起こした場所近くにあるイタリアンのVinobleにて。隠れ家風で、ワインよし。
今回は、辛子のお話を聞く。創業百年近くなるというC社。おでんや豚まん(ちなみに551蓬莱の豚まんの辛子はこちらのもの)には、欠かせない辛子だが、なかなか奥深い。和辛子のツーンとくる辛さは、日本種独特のものだそうだ。今では、ほとんどがカナダ産だが、品種改良を重ねて、異なる気候風土で和辛子を生産しているという。
書けばとても長くなる話だけど、とにかくその道の深さというものを実感。辛子のあのツーンとくる成分は、揮発性ゆえ、とても保存が難しい。あの納豆についているような小袋でもかなりバリア性の高いものが使われていて、包装材のほうが高いんちゃうか、というくらいだそうである。
今年のヒット商品、「食べるラー油」も出されていて、辛子入りで爽やかなラー油。これでまた食欲増強。