最近出た外食チェーン創業者の本、スタバのHoward Schultzとサイゼリヤの正垣会長のもの、2冊ともなかなかおもしろい。
創業の熱い思いを形にしていく、そして継続し、それを誰かに継承していくのは至難のわざ。高度経済成長期に一時代を築いたファミレスやファーストフードも第2世代ではその輝きを失っているチェーンも多い。
スタバのおっちゃんは、すでに何冊か本も書いているけど、この本では、弱音の部分も見せてかわいい。正垣会長は、わが道を行くスタイルがとても素敵だ。
ゼロから大きな企業として事業を築き上げていくその情熱を、いかに継続していくか、特に、移り変わりの激しい食のマーケットでは、重い課題だ。