今日はある乳業メーカーのプレス発表にお邪魔した。チーズとの食べ合わせを提案、そして、食べ合わせの妙を味覚センサーで測定し「どや、うまいやろ!」という趣向である。
チーズと47都道府県の名産との組み合わせ、チーズとなにかで、フォアグラ、トリフ、キャビアの三大珍味が再現できるというもの。いろいろ食べさせられたけど、????
五味なんて、おいしいと感じる要素のほんのわずかなもの、香り・風味、そして見た目、これなくしては食は語れない。
しかも、その組み合わせに、文化はない!
結局自社製品をもてあそんで自己満足しているだけ。あほちゃうか。つまらん広告代理店にええようにされているんやろ、と想像がつく。
若い開発者が出て話したのはいい、そのこだわり。それがメーカーのウリだろう。それより小手先だけの遊びで製品を売ろうとする(そんなん売れるわけない)、その魂胆がおばさんには許せない。
本当に自社製品をおいしく食べてもらいたかったら、自分で頭と体を使いなさい!
なんでもアウトソーシングするなっ!ほんとモノをつくる、売るということ、もう少し真剣に考えて欲しいわ。