文化の日、長野県飯山市を訪れた。新潟の国境に近い豪雪地帯だ。ちょうどえびす講の日で、その昔は、食材を買い込み、冬への備えをするという日だったそうである。今や商店での安売りセールと化しているようである。
しかし、この千曲川・花の駅という道の駅でも、たくさんの地元の人たちが買い物に来ていた。野沢菜もひと束が200円程度。これを買って、おうちで漬けるのだろう。自然環境に基づく地域の食習慣が残っていることに感心した。
信州いいやま観光局の方に、近くの山里にご案内いただく。ほれ、この通り、美しい紅葉に棚田の風景。これぞ日本が誇れる風景だ。今の生活は、あまりに農業と生活が乖離してしまっている。