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1億6千万人がみんな豊かになれるのか

 バングラディシュの経済は、GDP成長率で行くと5から6%の伸びを続けている。私たちがダッカに到着したときも、日本からJETROが50名ほどの視察団と一緒だった。円高だし、どこか効率よく投資できるところはないだろうか。NEXT11でもあるバングラディシュには熱い視線が注がれている。

 ミャンマーに近いチッタゴンは港もあり、繊維産業が盛んである。大きな工場もたくさんあるし、GAPもすでに進出済み。ユニクロもこのあたりも中国の次の生産地と決めたのだろう。

 安い人件費を求めて次々に工場も建つ、お金持ちも増えていく。経済も発展する。しかし、遅れてきてやってきたこれらの新興国は、富める人と貧しいままでとどまる人との格差があまりにも大きい。ましてや1億6千万人すべてが豊かになるとは考えにくい。


<<クルナ近郊 未亡人となった女性たち、農作業中のお昼>>

 日本は、なんとか全員で豊かになったが、ここに来て、持てるものと持てないものの格差、また年寄りと若者の世代間の格差が顕著になってきた。先進国として、なにかええ方法を指し示せないものだろうか。

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2012年03月10日 19:45に投稿されたエントリーのページです。

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