ゼミで新聞回し読みというのをやっている。気になった記事をもってきて感じたことや考えたことをディスカッションし合うというもの。といっても学生の関心事はあさっての方向だし、読みも浅い。若いしアホやししょうがないとあきらめているが、紙でも電子媒体でも世の中の出来事に関心持ってほしい。家でも新聞取ってないという学生が半数ほどだからビックリする。
今日はある学生が、地震怖いよ〜記事をもってきた。怖くて備えることをちゃんとやるならいいが、ほんと最近のメディアは、地震がくるぞ〜、危ないぞ〜、ばかり。アホか!
私は、3.11の予測もできんかった地震学者の言うことなんか信じないもんね。
反省もなく、危険をあおる。きっと地震業界は研究費バブルに沸いていることだろう。BSEの時も、環境ホルモンの時も...同じ。
先日、PCBの処理をしている方の話を聞いた。行政主導で多大な税金を使ってPCBを処理しているらしいが、処理終了までえらい長い道のりらしい。諸外国はさっさと焼却して処分してしまっているらしいが、日本はカネミ油症事件などあり、PCB=猛毒!の世論があるためか、その世論を利用してか、えらいお金とエネルギーをかけてやっているという。
これまたしかり。極端な例を出して世論を作り、税金が使われる構造。誰が悪いんか知らんけど、官僚と企業をたたくメディア、たたけばたたくほど、彼らは喜んでいるよ。