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2012年12月 アーカイブ

2012年12月03日

アジアにはチャンスがいっぱい!  バンディエラ吉田社長

 今年最後のフードビジネス経営論の講師を飾るのは、バンディエラ社長、エポック副社長の吉田さん、ファーストフードチェーンの商品開発や仕入れの超古株、私も長いことのおつきあい。ある大手企業のアジア進出の切り込み隊長のキャリアを、今度は、後に続く飲食企業の進出のサポートをする側に回って、あちこち走っている。

 ソウルから帰ったばかり、また夜からはバンコクへという忙しい合間をぬってきてもらった。日本の市場が縮小していくこと、そしてアジア市場の可能性、また、日本を「あこがれ」と思ってアジアの人は見てくれているという話など、学生にとっては、意外なことばかり。

 印象に残ったのは、がつがつ稼ぐなんてやらない、日本のいいところを、日本の文化をもっていくのだ、という話は、アジアのあちこちで現地の人たちと実際にいろいろぶつかり合いながらの経験から出て来た言葉と受け取った。

 最後は、就活に勝つ!裏のワザもご披露してくれて、大盛り上がり。吉田さん、ありがとうございました。また、打ち上げをやりましょう。イケメン社長が次々やってきてくれて、何より私が一番楽しかったわ〜。皆さん、ありがとうございました。

2012年12月06日

ルクセブルクフェア開催!

 いよいよルクセンブルクフェア@銀座三越がスタートした。9月にルクセンブルクへ行っている間、東京のルクセンブルク大使館の方からのメールで始まったこのイベント。うーん、短くて長い道のりだった。

 運営をお願いしたぶーみんVINUMさんは、今話題の裏銀座や新川で繁盛しているワイン居酒屋。社長はじめ若いスタッフの皆さんが、見たことも食べたこともないルクセンブルク料理を、夜も寝ないで試作を重ね再現してくれた。

 あちこちの話題の店から、この時期にルクセンブルクで食べるというボックスメンチェンという人がたのパン、シュトーレンボールやパテなどを作ってもらって物販もしている。なかでも注目は、ルクセンブルクの大人気パティシェリー、オバーワイスのチョコレート!小さく高いが、めちゃおいし〜〜。

 ディスプレイは、長年のおつきあいのスタイリストさんにお願いした。めちゃくちゃ忙しいところを無理してやってもらった。さすがに素敵!ありがとう、IMさん!
あとは、売って売って売りまくれ〜。頑張って、ぶーみん!

2012年12月10日

こだわり男子、孔雀男子、、女連れがおらん! 阪急メンズトーキョーの夜

 有楽町の阪急メンズトーキョー、007のスカイフォールをフィーチャーしてのイベント、早めに閉店して夜10時まで、カジノや各フロアでのドリンクサービス、また映画の中でジェームスボンドが来ているトムフォードのファッションショーとか、お楽しみ満載、ながら買い物もできるというもの。

 おされ気色悪い系の男子がたくさん集まっている。腰が細くて、短い丈のパンツ、もっと個性的な若い奴らもいるが、基本スーツを着たビジネスマンだ。しかし、やっぱりトムフォードのスーツだって、ダニエル・グレイグみたいな胸板がっつりの男っぽい男が着るからいいんだ。細っこい男子が来てもアオキのスーツとなんら変わらん。

こだわり男子、着飾る孔雀男子、もう別に珍しくもないけど、それにしても、多くが男子の二人連れで来ているではないか。こういうのは、私らの世代だと、無理しても女を連れてきたもんだ。どないなってんの?気色悪ぅ~。

 今日は、ゼミの男子学生、終わったらスカイフォール見に行くというから、誰と行くの?と聞いたら、男と、と答えが返ってきた。映画なんて、男同士で見ておもろいんか~?????

 ほんと、若い奴らは不思議である。

2012年12月28日

インドはうまい!

 もう今年も終わる~、というときにインド・ビハール州へ行ってきた。ビハールは、ブッダガヤなどお釈迦さまの遺跡も多いが、インドでも最も貧しい地域と言われている。古代文明発祥の地であるが、農業にしがみついていたら、皆において行かれてしまったという感じかな。なんとも皮肉だ。

 そんなところへ行っても、金持ちもいるし、ビジネスマンもいる。ホテルは日本のビジネスホテルよりちょっと高い値段を払えば、それなりに快適で清潔なところが結構ある。

 

 若くはないので、そんな冒険もせず、食事は、ホテルやレストラン。とすると、かなりウマ~い!なんといってもメニューが豊富である。小麦、米、豆を使いこなし、パンなどの形にする。イドリーという米粉の蒸しパン(発酵させているのかちょっと酸っぱい)や豆と米粉を溶いたものを鉄板でやくドーサはじめ、おもしろい、おもしろい。

 ご存じのとおりベジタリアンも多いので、肉を使わず、味がでるような工夫がされている。野菜や豆の旨み、油、そしてスパイスだ。

 インド料理にほれた~。日本にあるインド料理は、カレーとナン、ときにタンドリーチキン、あれは完全にさぼりやな。聞くところによれば、料理人につくのは、カーストでも上のレベルの人らしいのだ。きっと日本でインド料理やっているのは??じゃないかなと、あらぬ想像をしてしまう。

 しかし、ガンジス、インダス文明発祥の地、イギリスはじめヨーロッパ諸国の植民地になったこともある、インド食文化、これはあなどれん!

 

2012年12月29日

インドの民主主義

 私たちの行っていた期間、インド女性がレイプされ、結局シンガポールの病院まで移送されたがなくなってしまうという事件があった。新聞を見てもそんな記事ばかり。まだまだ女性は社会的にも抑圧された存在でもあるようで、そんな事件が絶えないようだ。


 犠牲者や女性の権利を求めて、インド門から議会へと続く広場(これがまた広くて長い)を若者たちが、デモをしていた。若い人が多い、東京で大学生を全部集めてもこれだけの数にはならないくらいの若者の数。思わず、人口ピラミッドが頭に浮かんだ。若い世代が多く、皆自分の意思を表示する、なんとも活力のある社会と見える。

 しかし、その反面、民主主義が強すぎて、都市の開発が進まないとも聞く。ニューデリーの中心地は、旧態然としている、もちろん、牛を追いやり、貧困層も追い出したそうであるが、なかなか、住民の主張が強いために、大きな変化をさせることが難しいともきく。

 というわけで、郊外が、どんどん発展している。グルガオンほか4つの衛星都市があるらしいが、その土地の価格はどんどん高騰していると、一緒にいった東大院生のS君が丁寧に教えてくれた。

 グルガオンは空港から近くて便利、ここに宿泊したが、とてもインドとは思えない雰囲気。マックもあれば、ドミノもある、こうやって、都市ができてくるんだと、実感。

2012年12月31日

日本外食企業のインド進出!

 外国企業のインドへの進出は、厳しい。先の記事のごとく、民主主義強いせいもあり、なかなか外資が進出するのは規制がある。あのウォルマートだって、てこづっていて、熱心なロビー活動をやってたらメディアで騒がれてしまったくらいだ。
 しかし、マクドナルド、ドミノ、KFCはしっかり、スターバックスは、タタ財閥のお嬢様と組んで来年には1号店開業の予定だ。日本の流通では、ローソンも名乗りを上げているが、ほんま、ここは難しいやろな。

 そのなかにあって、大阪の家族亭は、なぜか頑張っている、パートナーがよかったのか悪かったのか、Harajuku Delight というクレープ屋さんを商業施設内で運営している。中の上くらいの人たちが多く住む地域、市場のそばに新しくできたビル内で、クレープとチキンピタサンドみたいなのを販売中。

なぜか、メイドさん姿のインド人女性が、クレープを焼いてくれているが、うーーーん、なんともわからんです。それでも、こうやって先陣切って、頑張っている姿は、感激です。頑張れ、日本!

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